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わたしの説明1(名前・生まれ・お仕事・学歴の自己紹介)
つまりは「自己紹介」なのだが、色々な人の自己紹介ページを読んでいると、やはり自己紹介にはある程度の形式があるような気がしてきたので、あえて、自己紹介ではなく、自分を説明するというコンセプトで書いてみることにする。
名前:楠麻里(くすまり)
現在は本名で仕事をしているのだが、2年ほど前までは芸名の「鈴木麻里(すずきまり)」で仕事をしていた。芸名とは言っても、それも元々は本名であったのだが、結婚によって楠家にお嫁入りした結果、本名は楠麻里になったものの、芸名をその時点で変更すると事務所が管理する書類やら何やらの変更作業が発生し、なんだか大変だなこりゃ、と思ったので、旧姓をそのまま芸名として使い続けることにした。
今は大手事務所を離れたので、それを機に何かを変えたくて本名と芸名を同じにしてみた。
実は本名は父親が姓名判断やら画数やら色々調べた上で考えてつけてくれた大切な名前ではあったのだが、自分で調べてみればそれほど運の良い画数の名前ではなかった。
そして驚くことに、楠麻里で画数などを調べてみると、びっくり仰天するくらいの強運の名前だったので、そこに引っ張られて変えた、というのも一つある。
見よ、この姓名判断の様子を。
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上記画像は下記のサイトで検索した。
無料で気軽に調べられる。
さてここまで名前の運が強いと、「ダメなことがあったら完全に自分の努力が足りないだけですよ、運はちゃんと与えてあるんですからね」と眼力強めで言われているような気持ちになりそれはそれで背水の陣のような圧も覚えるのだが、せっかくこんなにも良い画数の名前に偶然にも辿り着いたので、表に出して使っていくことにした。
あとはやはり、わざわざ仕事のサポートも内容も全てが順調で感謝しかなかったような環境を飛び出したのだから、ならば今こそ、とことん自分と向き合い、考え、自分として生きるとはどういうことなのかを問い続けながら、自分自身を取り戻したいと思っていたので、本名と芸名を同一にすることで、自分がそのままで在ることを大切にします宣言を自分に対して出したかったのだと思う。
名前についての話をしているだけで日が暮れそうなので、次に進む。
生まれ:1980年7月28日 満月の真夜中に秋田県秋田市の日赤病院で生まれる
ホロスコープ(西洋占星術)を調べていったら、面白いことがわかった。わたしの太陽と月が一直線に並んでいる。そこまでわかったらすぐに気がつきなさいよあなたは、と突っ込みたくなるのだが、しばらく気が付かなかった。はい、バックムーンの満月の真夜中に生まれました。
これは東北の田舎だけの話なのかはわからないのだが、「日赤」という単語イコール「大病院」なのであった。なぜそこで産むことになったのかは聞いたことがないのだが、そこそこ車でも駆けつけられて、入院して産めそうな総合病院がそこしかなかったのかもしれない。ちなみに母はわたしが生まれてからもしばらくは臨床検査技師の仕事をしていた。場所は色々変わったものの、比較的大きな病院勤めが長かった人で、もしかしたらそういう現場にいたからこその事前情報があっての選択だったのかもしれない。
しかし「日赤」の「大病院」ではあったのだが、わたしの臍の緒は、看護師さんによって下水管に流されてしまった。その流してしまった看護師さんが本当に申し訳なさそうに、臍の緒を入れる予定だった桐の箱だけを持って病室にきたそうだ。そんなわけでわたしは、自分の臍の緒を見たことがない。桐の箱は数年前の断捨離の時に思い切って処分した。その箱があったことは今でもちゃんと覚えているし、わたしの中にいくつか存在する「捨てることで思い出が濃くなった」という、「記憶の記録」の一つでもある。
お仕事:俳優・タレント・モデル・ナレーター
最近は女優とは言わないことが増えてきたように思う。わたしもそれに倣って俳優と書いた。舞台も映像も、ジャンルは問わずいただいた役を全て楽しんでお仕事させていただいてきた。詳しい職歴はCVとして簡単にまとめたものがあるので、貼り付けておく。興味のある方はご覧いただければ幸いです。
芸名が楠麻里になってからは、ファッションブランドのルックブックモデルや、美術館の音声ガイドを何回かさせていただいた。どれも心からやりたいと願っていた仕事だ。次の挑戦は、新しい人たちとも積極的に仕事で出会い、新しい場所で新しい学びを増やし、人生における魅力的で重要な人間関係が構築できるような働き方をしていきたい。
誰とどんな仕事をするのか。一つ一つを大切にしながら進んでいけたらと思っている。
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去年2024年の美術館音声ガイド担当は3館(うち1件は巡回展)
最終学歴:お茶の水女子大学の長い科名の博士後期課程を中退。
大学での専攻はピアノ演奏と音楽学。しかし必須科目に琴、バイオリン、イタリア歌曲、フランス歌曲、ドイツリート、日本歌曲、合唱およびオペラ実習など、ピアノ以外の実技的なことも山のようにあったので、微妙にそれぞれ齧って入るものの、琴とバイオリンに至ってはどうして単位が取れたのか出席だけはしっかりしたからなんだろうなというレベルであり、もう習い始めた小学生の方が絶対にマシというレベルなのである。なぜあの二つの楽器の科目があったのだろう。一応、日本と西洋の弦を使った楽器をやっとけよ、ということなのだろうか。ピアノも一応、叩いているけど弦なんだけどなあ。
そういう背景があるので、そのうち趣味の範囲でピアノを習いたいという方がもしいたら、レッスンを始めようかなともぼんやり思っているのだけれど、なんだかモジモジと進められないでいる。ピアノの先生って昔はとくに般若の形相が定番だったけれど、最近は怖くないらしいね。ちなみにわたしも全然怖くないよ。生徒さんは趣味で楽しみたい気持ちでレッスンを受けるのに、般若はお呼びじゃないからね。わたしも怒るような厳しいレッスンを誰かにするのはエナジーを消耗して自分が摩耗するので控えたい。
名前と生年月日と仕事内容と学歴の話で日が暮れました。
続きは次回。
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