ドラム式洗濯機を使い始めたよ
昨年末に洗濯機を買い替えた。
初めて乾燥機付きドラム式洗濯機を使っている。
最初に戸惑ったのは洗剤が縦型の洗濯機には使えるがドラム式洗濯機には使えない種類があるということ。ドラム式洗濯機を買ってみるまで知らなかった。
洗濯機の取扱説明書にもきちんと明記されている。
特にこれまで愛用してきた石鹸系の洗剤はドラム式洗濯機には使えなくなってしまった。
粉石鹸タイプを愛用してきたのだが、その理由は抜群の汚れ落ちと価格の安さだ。
香りも不自然な香料を大量に添加したようなものではなく、なるべく香り残りの少なく、なおかつ洗浄力最優先のものにしていた。
さてドラム式洗濯機導入の最初のミッションはつまり洗剤選びである。
注意深く調べてみれば、ドラム式洗濯機にも使えます、という但し書きがある洗剤がちらほらと目につく。
しかしそれほど種類は多くはない。
この中からきつい香料ではなくきちんと汚れが落ちるものはあるのだろうかと不安に思っていたところ、無印良品の液体洗剤にたどり着いた。
衣類用洗剤の濃縮タイプ500ml。詰め替え用もある。
濃縮タイプの洗剤は使い慣れていないため、最初はこの量でこの値段かあと不安にも思ったのだが、使い始めてみれば、濃縮タイプの良さになぜ今まで気が付かなかったのかと、最初の不安はどこかへ消え去った。
濃縮タイプなので、一度の洗濯に必要な洗剤の量は我が家だと大体10ml。洗濯物が多い日でも15mlで済む。割と遠慮なく毛足の長いシーツやかけ布団カバーなどの大物もじゃんじゃん洗っていた状態で、この商品1本を大体5週間くらいで使い切るペースだった。
それくらい日持ちする量がコンパクトに収納できる。濃縮タイプのメリットは収納スペースを洗剤に占領されないことだ。
さらにこの洗剤はほぼ無香料。液体なのでこれまで使ってきた粉石鹸の時のような洗剤の溶け残りの心配もない。
ただ、やはりどうしても洗浄力という点では粉石鹸には負けてしまう。これは成分が違うので致し方がない。以前は部分的にひどい汚れすらも手洗いせずとも粉石鹸の洗浄力のおかげで洗濯機だけで解決できていたのだが、ドラム式になってからは白いシャツの襟袖汚れなどは事前に手洗いしている。
他の洗剤だと気になっていたのがセブンイレブンのプライベートブランドの液体洗剤だったのだが、無印良品の洗剤のコンパクトぶりと使いやすさに全く不満がないので、しばらくはこの洗剤一択だと思われる。
パッケージがシンプルなのも良い。
毎日目にするものは、やはりストレスが蓄積しやすい部分でもあるので、赤青紫黄色のようなケバケバしたパッケージを例え棚の中に収納していたとしても目にして手にするのを積み重ねると、情報量の多さに疲労するのだ。
広告宣伝の荒波は常に私たちの生活を追いかけてきて、情報の渦に絡め取っていつの間にk判断力を鈍らせるように脳をぼんやりさせてくるものだ。
小さなことからよくよく注意しなければならない。
無印良品の洗剤のパッケージシールすらも私としては剥がしてもいいかなと思うのだが、夫がもしも私がいない時に1人で洗濯機を回すことに挑戦して見たくなったら、困るだろうなと思ったので、当分はこのままにしておくが、今のところ彼が洗濯機を使ってみようとした様子を見たことがないので、パッケージシールが剥がされるのも時間の問題かなとも思う。