ニカブ集団の中身は絶世の美女達だった
スイスで7日に実施された国民投票で、公共の場で顔を覆い隠す服装を禁止する法案が賛成51.2%、反対48.8%の僅差で可決されました。禁止対象にはムスリム(イスラム教徒)女性が着用するブルカやニカブなども含まれるとのこと。(BBCニュース)
世界中がコロナ禍で顔が隠れるからそんなに変わらないではないかという意見もあるかもしれませんが、実際、ニカブやブルカの人を見ると、どんな人が中身が見えないだけに少し不安になる気持ちもわかるので、スイスのこの国民投票の結果もわからなくもないです。
でも、私がコレを着てみたいかどうかというと、着てみたいと思っています。特に日差しが強い時期とかになると、日焼を防ぐためブルカかニカブを着れたらいいなあと思いますね。
これらの装いは、宗教的なものらしいので、軽い気持ちでこういう観点でいうことは非常に失礼なことかもしれませんけど。
しかし、一般的にこういう装いをした集団に遭遇し、囲まれるとやはり少し緊張します。
一度だけそういう経験がありました。
4年ほど前、ロンドンに行った時のことです。
あの有名な老舗のハロッズでそういうことがありました。
お土産を探すつもりでハロッズをウロウロしていたんですね。
そのときブラブラと歩いていたら、ニカブを着た女性の集団と遭遇したんです。
どういうわけか、その日は彼女たちとよくすれ違っていて、すれ違うたびにいい匂いがしました。その匂いだけでも金持ちなんだろうなあと思ったものです。
(半端ない金持ちは本当にいい匂いがするんですよ。そういう匂いでした)
持ち物もいかにもというブランド品を手にし、もしかしてUAEの王族の奥様集団なのではないか?と思ったぐらい。
それ以外は、彼女たちはずっと終始無言だったので、女性という以外にはまったくわからず、こういう人たちがいるんだなあぐらいに思っていました。
そうしているうちにトイレに行きたくなって、お店の人に聞いてトイレを探したわけです。
そして見つけました。漠然と歩いていたから、何階だったか忘れたけど、確か宝石とか売っている階だったと思います。
「おお~!」
ひときわゴージャスなコーナーがあって、それがトイレらしいというのが分かりました。
扉を開けたら、ゴージャスなソファとかが置いてあって、まるでホテルの一室のような感じ。
そして、なんとそこにはなんとさっき何度かすれ違った、ニブカの女性の集団がいたんです。
「この人たちの後か、結構待つかも。。」とすぐにトイレに入りたかった私はちょっと思いました。
そう頭によぎると、なんと彼女達は私の目の前でおもむろに、頭のニブカと黒いアバヤと呼ばれる黒いロングワンピースを脱ぎ始めたんですよ。
つまり下着姿になったのです。
「ほう、この人たちはトイレに入る時には脱ぐんだなぁ」と思ったのもつかの間、思わず息をのんでしまいました。
なんとその黒い布から現れたのは、物凄い美女たちでした。
まあ、例えると若い頃のエリザベス・テーラーの集団のような感じ。
ほんとびっくりしました。
彼女たちはいい人たちで、私に気づくと、「お先にどうぞ」とトイレを譲ってくれました。それで私は先に用を足すことができたわけですが。
用をたして、譲ってくれた人にお礼をいったんだけど、彼女たちはトイレに入らず、楽しそうに井戸端会議をしていました。
デパートのショッピングの時とはうって変わって姦しいのなんのって。
この様子は、大阪のおばちゃんたちとそんなにかわらないなぁ~と微笑ましく思いました。
しかし、ニカブの下にあんな美女たちが隠れていたとは!
もしかしたら、美女を隠すためにあの布があるのではないかと思ったぐらい。
イスラム教でも色々装いがあります。
ちょっと調べましたのでイスラム教の女性たちの衣装についてはこちらをご覧ください。
国よっても大分違いますね。
こちらの「すすめ!中東探検隊」にもっと説明されていますので、ご興味のアル方はどうぞ。
ピューリサーチセンターのこちらの表もわかりやすいですね。
ムスリム女性にとって公衆の場でふさわしい服装は?
国別調査
上記表の説明(左から)
ブルカ、ニカブ、チャドル、アルアミラ、ヒジャーブ、なし