Qアノンが出来た時の話
なんだかQの話を美化している人が多くてびっくり。
日本人でQの話がでてきた当初を、あまりご存じ無い人が多いので書きます。
Qにでてくるディープステイトとかって、そもそも4ch、8chan、8kunに出ていたネタで,陰謀論サイトにあったんですよ。
みんなそんなに真に受けていなかった。
ケムトレイルとか爬虫類人間とかと一緒w
けど、もともと陰謀論者のトランプとロジャー・ストーンが選挙選で民主党やヒラリーに対するネゲティブキャンペーンで使うようになってから、いつのまにか真に受ける人がでてきたんですよ。
ウイキリークスとかも同様ですね。
それをロシアが使って選挙選で妨害していた。
そして、それを米国のある宗教系の日系人の人たちが日本向けに発信していた。
私も当時随分信じてしまいましたから。
ヒラリーはこの陰謀論で、いつ逮捕されるかっていう感じだったけど、トランプ政権になっても、いくら調べても何にもでてこないし、全く逮捕されてない。
ソロスも、下院がソロスの不正を議題に出したにもかかわらず、調べても不正なことはでてこなかった。当然、ソロスも逮捕されていません。
私もソロスは随分調べました。発信、組織、寄付金を調べたけどQの主張は全くの出鱈目でした。
寧ろこういうことを煽った人やサイトが、ユダヤ人に対する差別だとしてADL(名誉毀損防止同盟)から訴えられています。
米国内だけではなくイスラエルでも、こういう陰謀論はこれはユダヤ人に対する差別の一つだと大きく問題視していました。
それどころか、トランプ陣営の選挙アドバイザーのロジャー・ストーンが、自白し逮捕され、実刑をくらっています。
でも、トランプは、自分の盟友であるストーンに恩赦を与えたんですよね。しかもね、トランプは、大統領特権の恩赦乱用をさけるための司法省の恩赦法務官室の推薦の手続きもやらずにね。
これについては、独立しているはずの司法への介入は「前例のない腐敗」(ロムニー上院議員)と共和党からも批判が出ました。
ロジャーストーンについては本人出演でネットフリックスのドキュメンタリーの中でも告白していますので御興味のある方はみてみてください。
ネットのこういう陰謀論で、選挙がうごくという事の方が問題だと思います。
FBIは、Qアノン系の陰謀論をテロとして警戒するべきだと結論をだしましたけど、トランプは何もしませんでした。
色々なものを御覧になって柔軟な方は、ドツボにはまらないと思いますけど、結構マジにハマっている人が多そうなので書きました。
何方にしても、司法に基づいて、正攻法でやるべきだろうと考えています。指導者が司法を無視したポピュリズムの政府こそ恐ろしいです。
これはQのものです。気を付けてください。⇓
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