【記事補足資料5/26】アメリカ生化学・分子生物学会 の抗議文

※　こちらの記事は、海外ニュース翻訳情報局の【【米国】ノーベル賞受賞者など著名な科学者がコロナウイルス助成金の終了を非難】の記事の補足資料です。

フランシス・Ｓ・コリンズ所長
国立衛生研究所
9000 Rockville Pike
Bethesda, MD 20892
2020年5月20日

フランシス・コリンズ所長

米国の生物医学研究企業の数万人のメンバーを代表し、以下とおり署名した科学機関である我々は、米国国立衛生研究所がエコヘルス・アリアランスによるコロナウイルス研究のための査読付き研究助成金を撤回したことに危機感を抱いています。この決定は、単に直観で判断できるものではありません。COVID-19の原因となるウイルスをよりよく理解し、それを救う薬剤を特定することが急務です。しかし、科学を政治化してます。もし我々がこの惨劇を食い止めるためには、国民が専門家を進らして、集団行動をとることが必須です。

アメリカの生物医学研究事業の基礎は、次の2つの原則に基づいています。
連携と堅固な査読プロセスが必要です。
この両方をしっかりと守っていかなければなりません。エコヘルス・アライアンスに対するNIHの助成金が突然取り消されたことは、主に2つの理由で我々を悩ませています。

第一に、今回の決定は、COVID-19ウイルスの起源についての説に反応したものと思われます。これについては諜報機関自体が公に否定しています。エコヘルス・アリアランスは一時、中国の武漢にある研究室と共同研究を行っていましたが、