【英国:全文翻訳】英国MI6リチャード・ムーア長官による国際戦略研究所でのCのスピーチ
11月30日に007という映画でもよく知られる諜報機関のMI6のトップ、リチャード・ムーア長官が、国際戦略研究所(IISS)講演を行いました。同組織の長官が公で語ることは、きわめて珍しいことです。
このスピーチの中で、4大優先順位について語っています。
中国、ロシア、イラン、国際テロリズム。
当サイトでは、このスピーチを忠実に全文翻訳しました。
こちらで全訳をご紹介します。
また動画では、中国について語られて部分に字幕をつけました。
ムーア長官は、今後はオープンに活動をしたうえで、人材確保を強化するということも語っています。
翻訳:樺島万里子 (海外ニュース翻訳情報局)
翻訳文については無断転載はお断りします。
転載をご希望の方は、こちらまでお問い合わせください。
動画はこちら
https://youtu.be/5nNIFkXw5Ag
翻訳文全文はこちらからです。
(大変な作業でしたので申し訳ありませんが有料になります)
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国際戦略研究所でのCのスピーチ
秘密情報部(MI6)長官のリチャード・ムーアが、デジタル時代のヒューマン・インテリジェンスについて語った。
外交・コモンウェルス・開発局
シークレット・インテリジェンス・サービス、リチャード・ムーアCMG
2021年11月30日
場所 国際戦略研究所(IISS)
配信 2021年11月30日(講演内容を忠実に再現した講演録)
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おはようございます。SIS(通称MI6)の長官として初めて公の場でスピーチできることを、大変うれしく思っています。
私が最初にMI 6に参加した1980年以来、我々は長い道のりを歩んできました。ジョンが述べたように、 「C」 の正体はまだ秘密でした。
しかし、この職に就いている人が公の場でスピーチをすることは、まだ珍しいことです。この点については、2つの理由から慎重に変えていきたいと考えています。
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