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子どもの自らの行動を批判する何もしない大人たち

プラスチックごみを少しでも減らそうと、学校給食の紙パック牛乳に付いているストローの廃止を呼びかける署名を集めていた東京都練馬区の小学校3年生、堀越えりかさん(9つ)が9日、練馬区役所を訪れ、前川燿男あきお区長と堀和夫教育長に約3万人分の署名を提出した。

東京新聞

こういう活動で子供が声をあげると、なぜだか一部の大人から「誰がバックにいるのか?」とか「左翼がやらせているんだろう」とかいう話がでる。

私はこういう論調は嫌い。

そもそも、学校教育では環境問題について学んだり、社会の問題について考えたりするもの。

社会問題について、子供たちが自分たちの頭で考えて行動することは素晴らしいことだと素直に大人たちは思えないのかな?
私は何もしない大人が批判するのは僻みに聞こえてしょうがない。

こういうことは子供でも、大人たちに指示されなくてもやるだろうし、やっている事自体、別に悪いことではない。

一部の大人たちがよってたかって単なる想像で、子供たちが行動することにケチをつけてくる。そのことがいかに不毛なのかと考えてことがあるんだろうか。

子供達だって社会の一員だし、社会問題を考えるのは当たり前のことでしょうに。

バックが左翼?だから問題?

右翼の人たちが、子供たちの行動の手助けをしたのが左翼団体だと決めつけているらしい。

だけど仮にそうだとして、そのことが問題だというなら、なぜ、右翼からこういった環境問題に目を向け、子どもたちの行動を手助けするようなことはやらなかったのか?
何も子供たちの意見を聞いてないのじゃないか?と言いたい。

結局、自分たちは何もやっていないじゃないか?

私がこういう批判を見るたびに感じるのは、「子供は何も考えるな」「子供は何もするな」という大人たちの無意識の意識。

そしてそれこそが、何も言えない社会をつくっているということに気づいてないのかなと思う。

そりゃ、大人の助けなしではここまでできないだろうけど、無理やりやらせているわけではないだろう。

もし、無理やり強制的にやらせていたとしたら、そこは児童虐待という別の大人たちの問題じゃないかな?

「子どもたちが問題意識を持って行動する」というそもそもの行動を穿ったみかたをする大人たちのなんとさもしいこと。

寧ろ大人としては、社会問題について、自分で考えて行動したことに関しては褒めるべきだ。

そうやっていつでも子供の芽を潰していく社会が何も言えない、何もしない、大人を作り、社会を作っているじゃないかと感じる。

と色々書きましたが、子供のたちの行動は別として、私は個人的に紙のストローは嫌いだから何かいい方法はないかな?と思っています。


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