「研究者の書斎」から、2冊売れたそうです。とりあえずホッとしました。
統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべくシェア型本屋「猫の本棚」に棚を借りて一ヶ月。カルチャー系の古本屋さんで、父の本が売れるわけもないな〜と思いつつ、自分の趣味だし、ま、いいかと思っていましたが、2冊お買い上げいただいたそうです。やっぱり嬉しかったです。
売れ筋について、オーナーの水野さんと樋口さんに伺いました。
①「猫の本棚」はカルチャー系の本を好む方が多い
②父のお弟子さんにお声がけしてみる
③Twitterを利用してみる
などを教えていただきました。できることから、やってみます。
4月以降、本棚の中を思い切って入れ替えてみます。
さて、3月は「新スタートを切る人に良さそうな本」にしました。今月は下記のような本を加えました。オーナーにご指導いただく前に本を選んでしまったので、カルチャー系の本はない・・一部をご紹介いたします。
質問する。問い返す。主体的に学ぶという事(岩波ジュニア新書)
主に教育分野に関わる記者・名古谷隆彦さんの本で「問いかけの大切さ」を伝えてくれます。子育ての参考になります。『AIで自動運転が実用化された場合、車が事故を起こすとします。最悪のケースとして、運転者と歩行者のどちらかしか助けられないとしたら、あなたはどちらを優先するプログラムを組むのか?』という問いは、考えさせられました。
高校生からのゲーム理論(ちくまプリマー新書)
経済学・者松井彰彦さんの本。私は全くゲームをしないので分かるかな?と読み始めたら、ゲーム理論(確率)に関わる話。PKはどちらに蹴るべきかとか、身近なテーマが多いですよ。
考える力をつける本(講談社α文庫)
失敗学・創造学の畑村洋太郎教授の本。会社員だった頃に読んでおけばよかった。
閃く脳の作り方・飛躍を起こすのに必要な11のこと(飛鳥新社)
はやぶさのプロダクトマネージャーだった川口淳一郎教授の本。世界初の技術を作りたい!そんな熱い思いが詰まっています。『人生は思ったより短い、毎日を人生最後の日だと思え』とのアドバイスは身にしみます。
情報を「知恵」に変えるトレーニング(海竜社)
経営コンサル・小宮一慶さんの著書だけあり、ビジネスの実践書という感じ。私は企業経営の知識が微弱のまま会社員生活を終えましたが、昨今は、この内容くらいは知っていないと会社で生き残れないかもしれません。