はやしまりこ

広告代理店のコピーライターを経てキャリアコンサルタントの資格を取りました、細々と書くこ…

はやしまりこ

広告代理店のコピーライターを経てキャリアコンサルタントの資格を取りました、細々と書くことを重ねながら、シェア型本屋の店主をしています。小さい頃から本を読むことと作文が大好きでした。好きなことは大人になっても変わらないんだな。そういえば、庭いじりも子どもの頃から好き。

最近の記事

「研究者の書斎」棚主の情熱が伝わらないとやっぱり売れない気がする

統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべく 神保町のシェア型本屋『猫の本棚』に棚を借りております。 snsで『猫の本棚』の投稿を見るたびに、 新しい展開があって驚かされます。 店主の創意工夫がすごい、 というか、まめな人なんだな。 私は2023後半は読書量が減り 棚にかける情熱も中だるみ。 そういう時は、本の売れ行きも鈍るものです。 棚主のやる気、空気感で伝わるのか? で、23年も終了間際に本の入れ替えをしました。 『猫の本棚』の前に、山の上ホテルに行って

    • 「研究者の書斎」7ヶ月ぶりに棚の更新。 売れそうな本が、売れない不思議。

      統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべく 神保町のシェア型本屋『猫の本棚』に棚を借りております。 私の棚/123番『研究者の書斎』 前回の補充から7ヶ月も経っておりました。 そして「誰かが好きそう」と思った本が残り、 「これはチャレンジだな」と思う本が旅立っていました。 本当に、わからないものです。 今回のテーマは「脳」にしました。 父の専門は統計学でしたが、 蔵書には「脳」にまつわる本が多くありました。 学者であった父は、老いに伴い 「思考力が衰えるか

      • 「研究者の書斎」7ヶ月経過。本の売れ筋は、いまだ分かりません。

        統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべく神保町のシェア型本屋『猫の本棚』に棚を借りて7ヶ月。私の棚/123番『研究者の書斎』は、ボチボチやってます。 この夏は、案の定、私も流行り病にやられてしまい、3ヶ月ぶりに棚を更新しました。その間、店主の交流の広さもあり、沢山の著名人が棚をオープンして『猫の本棚』は大盛況でした。かくも有名人に囲まれると、私の棚は注目されないだろうなぁと思いましたが、意外に減っていてありがたいです。 さて、店主の樋口さん&水野さんが映画

        • 「研究者の書斎」から。意外なご縁もあり、とりあえず売れています。

          統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべくシェア型本屋猫の本棚に棚を借りて5ヶ月。偶然に猫の本棚を訪れた経済誌の編集者の方が「研究者の書斎」に目を止めてくださるという出来事が!しかもツイートまでして下さいました。「すぐさまお礼を」と思ったのですが、Twitterに不慣れでツイートを発見できず。猫の本棚オーナーから教えていただき、ようやくつながれました。嬉しいご縁もあるのがシェア型本屋の面白さですね。 さて、5月は忙しくて本を入れ替えられませんでしたが、6月はい

        「研究者の書斎」棚主の情熱が伝わらないとやっぱり売れない気がする

          「研究者の書斎」のヒントを探しに(追悼 立花隆の書棚展)に行ってみた。

          4月の初め、私が父(統計学者・経済学者)の蔵書整理中だと聞きつけた先輩から「追悼 立花隆の書棚展」のお知らせをいただきました。 行かれた方はいらっしゃるでしょうか?この展覧会は、立花隆さんの書棚の写真を見ることがきます。愛用の筆記用具などもありましたが、基本は書棚の写真です。壮大な書棚の再現から、世界中から「知」を求めていた様子が分かります。一度もお会いしたことがない立花さんですが、お人柄を垣間見られたようで、隅々まで興味深く拝見しました。残された人はこの書棚を処分するのは

          「研究者の書斎」のヒントを探しに(追悼 立花隆の書棚展)に行ってみた。

          「研究者の書斎」、3ヶ月経過。意外にポツポツ売れています。

          統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべくシェア型本屋「猫の本棚」に棚を借りて3ヶ月目となりました。前月教えていただいたオーナーさんのアドバイスを素直に受け止め、父のお弟子さん(とはいえ1名)に恐る恐るお声がけしてみました。ありがたいことに、ご連絡して早々、本棚にてお買い上げいただきました。後日「本の書き込みに林先生らしさが感じ取られ、あたかも先生にお会いしたようだ」とメールを頂戴しました。私にとってこの棚は、お別れと出会いにつながるご縁の場。その意図が伝わった

          「研究者の書斎」、3ヶ月経過。意外にポツポツ売れています。

          「研究者の書斎」から、2冊売れたそうです。とりあえずホッとしました。

          統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべくシェア型本屋「猫の本棚」に棚を借りて一ヶ月。カルチャー系の古本屋さんで、父の本が売れるわけもないな〜と思いつつ、自分の趣味だし、ま、いいかと思っていましたが、2冊お買い上げいただいたそうです。やっぱり嬉しかったです。 売れ筋について、オーナーの水野さんと樋口さんに伺いました。 ①「猫の本棚」はカルチャー系の本を好む方が多い ②父のお弟子さんにお声がけしてみる ③Twitterを利用してみる などを教えていただきました。

          「研究者の書斎」から、2冊売れたそうです。とりあえずホッとしました。

          神保町・シェア型本屋「猫の本棚」にて 『研究者の書斎』をOPENしました。

          きっかけは「父の蔵書を紙ゴミにしたくない」との願い。 統計学と経済学の研究者であった父は、たくさんの本を遺していきました。 父の本を身のある形で手放す方法はないか?考えていたところ、知人がシェア型本屋「猫の本棚」を神保町に開いた話を聞きました。これも、導きかもなあ・・。自分の気持ちの整理にもいいかもなあ・・と思ったのです。 本棚番号123「研究者の書斎」のコンセプト 父の持論はざっくり言えば「理系と文系を分けるのはナンセンス。知識と知識がつながり合い知恵(発想)が生まれる

          神保町・シェア型本屋「猫の本棚」にて 『研究者の書斎』をOPENしました。

          2週間でできた、介護施設探し

          施設探しの始まりは、父が浴槽で溺れたこと 父は94歳。もともと足腰もおぼつかなかったのですが、コロナの外出自粛の影響で筋力が一気に衰弱しました。 自立生活も限界だと思い「お風呂だけでもデイケアで」と説得し、翌週から開始する矢先、浴槽で溺れました。幸い、母がすぐに発見して救急車を呼んで命は助かりましたが、先生の宣告は 「94歳で2週間入院したら、寝たきりになります。ここは救急病院なので、誤嚥性肺炎が治ったら退院してもらわなくてはなりません。自宅で介護しますか?施設にいきます

          2週間でできた、介護施設探し