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自分と向き合うところから始まった —SBC参加1ヶ月の気づき

こんにちは、くわばらまりこです。11月から参加しているSBCでのチャレンジも、気づけば1ヶ月が経過しました。
この1ヶ月で、たくさんの学びや気づきがありました。最初のワークは、自己理解から始まりました。「私の理想は何だろう?」そんな基本的なところから、自分自身と向き合うことが求められました。


私の原体験と北極星

17年のサラリーマン生活を経て、私は「こども哲学」という営みに出会い、子どもの発想に魅せられることで、パラダイムが変わりました。いざ子どもたちと関わろうとすると、彼らのことを何も知らないことに気づき、それがきっかけで「モンテッソーリ教育」を学ぶようになりました。学べば学ぶほど、子どもたちが本来持つ学ぶ意欲を守り、育むことで平和な社会を共に築いていこうという決意が固まりました。

こうして私が目指す「北極星」は、「仕事を通して未来を担う子どもたちの力になること」になりました。


私のスキル・経験と向き合う

ビジネスの本質は「価値提供」です。価値を提供するためには、自分のスキルや経験を活かすことが近道だと考え、一つ一つ棚卸しをしていきました。棚卸しをしていく中で、「モンテッソーリ教育」が私の軸となっていること、そしてその学びが子どもの頃の古民家での体験と結びついていることに確信を持つことができました。


ターゲットは誰か

私の体験から、古民家での学びを提供したい相手は「小学生」と定めました。モンテッソーリ教育では、自分で考え、友だちと協働して学ぶことが重視される時期です。そのため、サービスを提供する上でのターゲットを「小学生のママたち」と考えることにしました。


ターゲットの悩みと向き合う

では、「小学生のママたち」はどんなことに悩んでいるのでしょうか?
色々と考えている中で、一つの実体験を思い出しました。

現在1年生になる姪が、夏休みに父のスマホを借りてYouTubeを見ていました。約束の時間を超えて視聴を続け、注意したところ、彼女は怒り出しました。その時の表情に驚き、彼女が普段とは違う反応を見せたことに戸惑いました。手しごとが好きで、スマホを借りる際は普段しっかり約束を守っていた彼女が、何気ないタイミングで「イライラ」していたのです。

このエピソードを妹に話すと、母親としてスマホと子どもたちの関係性に悩んでいることがわかりました。最近、「暇だ」と言ってちょっとした「待ち時間」にスマホを使おうとすることに不安を感じていると、妹が話してくれました。アナログな生活では待つことを楽しむことができたのに、今ではその時間がスマホに取って代わられてしまうことに不安を感じているとのことです。
スマホを使わずに過ごす方法を子どもたちにも体験させたいという思いが強くなりました。「待つ」ことの楽しさを改めて体験させることが、この悩みの解消に繋がるのではないかと感じ、「古民家」がその場所として理想的だと思いました。

「子どものスマホ依存を解消したい」という悩みこそ、私が向き合うべきターゲットの課題だと確信しました。


サービスの輪郭が見えてきた

小学生の「スマホ」依存を改善する、古民家での宿泊プログラム これが私が立ち上げるサービスの軸となります。
周辺情報を調べてみると、小学生の3分の1以上がスマホを所有していて、その6割は親にスマホを取り上げられた経験があるというデータがありました。スマホを取り上げた親の4割は、その後子どもとの関係性が悪化したと感じているといいます。とても深刻な悩みであることがどんどん明らかになっていきました。
SBCでは、周辺情報を徹底的に洗い出すワークもありました。日本だけでなく、世界中の「デジタルデトックス情報」や、「自然体験アクティビティ」の情報を調べまくりました。
こうやって、徐々にサービスの輪郭が見えてきました。


このように、スマホ依存に対する不安に向き合いながら、私は次にSBCのワークの一つとして「段ボールプレゼンブック」を作成しました。これは、自分のアイデアを具体化し、周りの人々にわかりやすく伝えるための大切なステップでした。
次回の記事では、この段ボールプレゼンブックがどのように役立ったか、そしてその制作過程を通じて得た学びについてお伝えします。


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