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共感を呼ぶ発信とは?社会起業家として模索する日々

こんにちは、くわばらまりこです。今回は、社会起業家として新たな挑戦を始めた私が、SNSでの発信に感じる苦手意識や、それを克服するための試行錯誤の実況中継です。


教室運営から「古民家留学」へ

これまで私は、教室運営を口コミメインで続けてきました。ありがたいことに、それだけでも生徒や保護者の皆さまと深いつながりを築くことができていました。ウェブサイトはかろうじて集客に寄与しているものの、SNSでの発信や広報活動にはあまり力を入れていませんでした。ローカルビジネスとしてはそれで成立していたのです。

しかし、次の挑戦として「古民家留学」という新しいプロジェクトを始めるにあたり、このままではいけないと感じました。地域を越えて多くの人にこの取り組みを知ってもらうためには、ウェブやSNSを使った発信が必要不可欠だと思ったのです。

この苦手意識を克服するには、外の力を借りる必要があると感じて、満を持して社会起業スクールSBCにジョインしたのが昨年11月。自己を見つめるフェイズのワークはサクサク進みました。

そして現在。
2月から個人のInstagramを開設する準備で、もがいている状況です。


学ぶ=真似る が難しい

今は、ベンチマークするアカウントを決めて、それをトレースすることにチャレンジしています。これが、想像以上に難しかったのです。

例えば、「サムネイルはこのアカウントが素敵だな」「このアカウントの内容は分かりやすいな」と思って勝手に組み合わせてしまったり……トレースしているつもりで、無知な自分のオリジナリティを加えてしまっているのです。それも、無意識に。

「学ぶ」は「真似る」から始まるとはよく言いますが、年齢を重ねて経験を積んだ分、謎のバイアスが学びにブレーキをかけているのではないかと感じるようになりました。

子どもたちに目を向けてみると、純粋に図鑑を見ながら好きな動物を忠実にトレースして描く姿があり、自分と対比して愕然としました。時間をかけて自分に染みついてきた癖を修正するのは、簡単なことではありません。

現在、SBCの中で客観的なアドバイスをいただき、私自身の思い込みをひとつずつ崩しながら試行錯誤しています。なかなか苦しいフェイズです。


私らしい発信を探して

今も私は、発信についての苦手意識を完全には払拭できていません。それでも、チャレンジを続ける中で少しずつ気づいてきたことがあります。それは、「自分らしい発信は、誰かを無理に巻き込むことではなく、自分が本当に伝えたいことを正直に語ることから始まる」ということです。そして、一旦自分のオリジナリティは封印して、忠実にトレースしてみる勇気を持つことです。

SNSやウェブマーケティングの世界は、まだまだ私にとって未知の領域です。ですが、自分のペースで試行錯誤を続けることで、新しいつながりや可能性が生まれると信じています。そして、いずれ私の自然な呼びかけが誰かの心に届き、つながりを作れる日を楽しみにしています。



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