週刊カスタマーサクセスVol.16(zoomのES &CS/パーソナルを終えて)
#気になるCSニュース
ZoomのCEOが考える"顧客幸福"と成長、
未来のビジョン
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3f13839ed35639b4ea7444cf85237157dd1af39?page=1
ZoomのCEOインタビューの中で、カスタマーサクセス(ここでは、カスタマーハピネス)について
紹介されていました。
Zoomは、「よりよいビデオ会議製品を作る」というビジョンのもと、
2011年に創業されたそうなのですが、
この1年コロナウィルスがきっかけで、誰もが知るサービスになりました。
私も当たり前のようにzoomを利用するようになりましたが、
この企業の裏側まで思いを馳せたことはなかったなぁと。
確かに、急成長する、ということは、
会社の業績面で見れば良いことかもしれません。
しかし、その裏には
・急激に成長するサービスを支える社員がいること
・一気に世界中の市場、顧客の目にさらされるプレッシャー
そんな側面もあるのです。
CEOのYuan氏は、
過去のインタビューの中で、従業員体験とカスタマーハピネスについて下記のように述べていたそうです。
「もし従業員が幸せを感じていなければ、顧客もそれを感じ取り、幸福感を感じることはできないだろう。CEOである私の最優先事項は、従業員に幸福感を持たせ、彼らがその幸福感を顧客にも届けられるようにすることだ。それがZoomの社内における最優先事項だ」
もともとですが会社を立ち上げてからもなおさら、
従業員の幸せと、顧客満足の話題は、私の強烈な関心分野なので
このご回答には、心を動かされましたね。
Yuan 氏は、企業文化が最も大切とおっしゃっています。
今回のパンデミックが後押ししたzoomの急成長も、
企業文化の投資がなければ、難しかったと。
企業文化、そしてcare というコアバリュー。
私たちの企業文化は、「幸福感を感じてもらう」という一言で言い表せます。CEOとしての私の最優先事項は、従業員が幸福感を感じられるようにすることです。そして力を合わせて、企業として顧客を幸せにするのです。それが私たちの企業文化です。
私たちが大事にしている価値観は「大切にすること(care)」の一言に尽きます。これは自分たちだけでなく、コミュニティを、顧客を、会社を、チームメイトを大切にするということです。
その土台があった上で、カスタマーにサクセスやハピネスを届けられるのですね。
顧客に対しては、顧客視点、そして新しいユーザーの信頼を勝ち取ること。
創業時には、企業や、政府機関を想定していたところから、
この1年で一気に、一般ユーザーに広がっていきました。
だからこその、丁寧さ。透明さ。
はじめてビデオ会議を使う、
といったところも想定しての丁寧なコミュニケーションを心がけたそうです。
なぜ何かを変更するのか、なぜ顧客はプランをアップグレードしなければならないのか、
なぜ、次のバージョンになぜアップグレードする必要があるのかといった情報を、
あらゆることをオープンにし、顧客と共有していく姿勢は、
わたしたちも実感しているところです。
そして、彼らにはまだ、野心的な夢がある。
誰かとビデオ通話をしている場面。相手とハグをすることもできて、相手との親密さも感じられる。
そんな未来を目指してるのだそうです。
お題目でなく、従業員ハピネスと顧客中心を文化に据えている企業は、
本当に驚くほどのことを成し遂げてくれるので、わたしは1ユーザーとして今後のzoomの進化も、楽しみでなりません!
#日常をCSめがねで眺めてみたら:トレーニングジムについての所感
6月から、パーソナルトレーニングジムに通っていたのですが、当初契約していたプランの期間が終わり、その後どうするか?
考える局面になりました。
わたしとしては、ベリーダンスのshowまでに痩せなくては・・
というひとつの目標に向けた、無理め納期に向けた急激なダイエットは終わったけど
筋トレじたいは習慣化したかったのと
また半年後に訪れる結婚式という次なる大きな節目のために、
今度は緩やかに、しかし確実に痩せたいので、
メンテナンスコースも続けていくことにしました!
メンテコースは、メインプランを受けたユーザーのみ受けられる
いわばリバウンド防止のコースです。
伴走者がいることは本当に良かったです!
今回は、改めて、パーソナルで良かった点を
顧客対応、サクセス視点で2つお伝えします。
1)決められた顧客対応を、1度も欠かすことなく続けてくれたこと
筋トレと合わせて、LINEでのフォローをしていただくものでした。
食事を送るとアドバイスをくださるというものなのですが
それと合わせて
▼前日確認
「明日は、19:00からトレーニングですね!お待ちしてますね!
雨の模様ですが、ジムは爽やかにしておきます!」
▼事後フォロー
「今日はお疲れ様でした。いいトレーニングができましたね!特に・・・」
この2つを確実に実施してくれました。
プラン期間、合計24回のトレーニングをしましたが、一度も欠かすことがなかったです。
これは、トレーナーのホスピタリティーなのか、
会社の方針なのかどちらかわかりません。
決められたことを確実にやり続けてくださるって、すごい信頼に繋がることを実感。
機能面としても、わたし自身うっかり予定を忘れていることがあるので、
このLINEリマインドが役に立っていました。
役立った、ということもさることながら、信頼につながった。
簡単なようで意外と難しく、だけど顧客の信頼獲得には、コツコツした対応は、かなり大事なのではないかと思いました。
2)トレーナー自身も、挑戦する姿勢を見せてくれたこと
わたし自身、無理めな納期があったので、
結構きついスケジュールで、
得意でもないトレーニングを週2−3
そして食事制限や、禁酒など、頑張って走り抜けた感じがあります。
もちろん、コーチがついてくれるだけでありがたかったのですが、
そのコーチ自身も、ご自身の課題に挑戦していたことが、同志っぽくなって良かったです。
そのトレーナーさんは、はじめてボディビルダーとして、大会にチャレンジすると言っていて
厳しい食事制限や個人レッスンなどをこなしていました。
お弁当を見せてくれて、自分もこんなに頑張ってるんですよ。と共有してくれたり。
自分自身も食事我慢しながら、
他人のトレーニングの面倒見る仕事って、きついのではないかなと思ったのですが
この人も頑張ってるんだから!と思わせられました。
逆に自分のトレーニングコーチングしてくれてる人が、
「昨日は会食で、ワイン飲んで中華食べて〜」とかいう話されたら嫌ですもんね。
誰かの目標達成に寄り添う時。
目標こそ、違うかもしれないけれど、向かっているエネルギーは同じだよと、
伝えてくれるのとそうでないのは大きな違いだなあと思いました。