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#6 違和感は見て見ぬふりすべきではないと思った話

ずいぶんお久しぶりの投稿になってしまいました。
「毎日投稿するぞー!」と思っていたのですが、やっぱり書きたいと思った時に書くスタイルに変更しようと思います。笑

実はしばらく投稿していない間にいろんなことがありました。
なんと、内定をいただいた会社を1週間で辞めました。笑

自分でもびっくりです。
私は今まで1度転職を経験して、経験した会社としては2社の経験があります。

そのどちらも4年3ヶ月と5年6ヶ月で、結構長めです。
私の性格的に、仕事以外でもちょっとしんどいな~嫌だな~と思っていても、なかなかやめる勇気が持てず、なあなあでしばらく続けてしまう傾向があります。

その私が、今回は「あ、もう辞めよう。辞めるなら早いほうがいい。」と思い、退職に至りました。

この経験を元に学んだことがあったので、記事に残したいと思います。

入社前に発生した会社に対する不信感

実は、内定後から入社までの会社とのやり取りの中で何度か「ん?」と思うことがありました。

1度のことであれば許容できました。
ですが、同じ間違いが何度もあったり、別の問題やコミュニケーションがうまく取れなかったりとが続いていたため、正直「この会社大丈夫かな?」と思いながら、そのまま入社に至りました。

不信感を抱きながらも入社してしまった理由は3つあります。

  • 条件が良かった

  • 最初から長く勤めるつもりがなかった

  • 周りに「この仕事をやる」と言ってしまっていた

それでも入社してしまった理由①:条件が良かった

まず、入社してしまった理由1つ目が、「条件が良かった」です。

私は現在地方に住んでおり、今回の転職を機に状況したいという思いがありました。
東京は家賃が高いので、家賃補助が出るところで働けたらいいな~と思っていたのですが、この会社は家賃補助も社宅もあり、総合職であれば引っ越し費用や帰省費用も出してくれる会社でした。

また、副業もしたいという思いがあったのですが、副業OKということもあり、その条件もクリアされていたのです。

それに完全に目がくらんでしまっていました。笑

事務があまりイケてなくても、その分自分がしっかり気をつけていればいいや、という思いと、スキルをちゃんと身につけられる環境であればいいや、という思いで、その不信感や会社に対する違和感に蓋をしました。

それでも入社してしまった理由②:最初から長く勤めるつもりがなかった

2つ目の理由として、「最初から長く勤めるつもりがなかった」があります。
なぜなら、私は将来フリーランスとして活動したいと考えていたからです。

ここで、私が転職した職種を明かしますね。
「ピラティスインストラクター」です。
それまではずっと事務職で働いていました。

ですが、趣味でやっているダンスをもっと上達させたい、体のこと勉強してみたいという理由から、ヨガの資格「RYT200」を取得し、実際2年ほど週末にヨガインストラクターとしてレッスンをしていました。

副業でヨガインストラクターをやってみて思ったのが、私が真面目過ぎるのかもしれませんが、「片手間ではできないな」ということです。

やはりフルタイムの本業をやりつつ、趣味のダンスも真剣に取り組んで、となると、両立がものすごく大変でした。

なので、やるなら本業でしっかり取り組みたいと思いました。

そして今回、転職をしようと思ったときに、今まで十分事務職は経験したという思いがあり、せっかく転職するなら、本業で取り組みたいと思ったインストラクターの仕事にしようと思ったのです。

それだけなら正社員の会社員インストラクターで全然良いのでは?
と思いますが、私はダンスでもお仕事ができるようになりたいという夢があります。

その夢も実現させるには正社員よりもフリーランスの働き方が良いのではと思いました。
あと、今までの会社員生活で、会社に縛られる働き方にちょっと嫌気がさしていたというのもあります。

ちょっと長くなってしまいましたが、上記のような理由から、将来はフリーで仕事をしていきたいと思っていた、そのためにまずは下積みとして会社員インストラクターとしてどこかに所属しようと思い、内定をいただいた会社に入社を決めました。

最初から長く勤めるつもりがなかったので、経験を積める場所であればそれ以外の部分は我慢使用という気持ちでした。

(ちなみに、ヨガではなくピラティスインストラクターに転職を決めた理由は、ヨガは正社員で働けるところはどこもホットヨガばかりで常温のヨガスタジオはなかったからということと、ピラティスもマットの資格は持っており、一度ピラティスの経験も積みたいと思っていたからです。)

それでも入社してしまった理由③:周りに「この仕事をやる」と言ってしまっていた

最後の理由は、周りの人に「この仕事をやる」と言ってしまっており、今更引き下がれない、と思ったからです。

これは、宣言して自分を追い込むためでもあったのですが、ちょっと違う意味で追い込まれてしまいました。笑

東京でピラティスインストラクターとして6月から働く!と言っていたので、そこを辞退してまた探し始めるのも、上京が先延ばしになるので避けたかった。

なにせ、私が今住んでいるところが前職の職場から徒歩8分くらいのところなのです。笑

前職の人と遭遇する可能性もあり、ヒヤヒヤしながら生活しています。笑

いわゆる、自分の見栄のために、そのまま入社をしてしまいました。

入社後も続く不信感や違和感、この会社で働くビジョンが見えなくなり退職を決意

結局、不信感を抱えたまま入社したわけですが、最初の1ヶ月間の東京研修でさらに不信感や違和感を感じる出来事が続きました。

なかなか過酷な状況下での東京研修だったのですが(詳しいことは省きます)、研修もただ1つのレッスンのキューイングを丸覚えさせられるという形の研修、講師の方は他の業務も忙しいのもあるのかもしれませんが、研修資料を事前に把握できていないようで、そのとき初めて資料を読んだ、というような表情や雰囲気で資料を読む、解剖学的なことはあまり教えてもらえない、というような研修内容でした。

私はただ覚えるロボットにならないといけないのかな。

講師の方は普通研修資料の内容をきちんと把握しているはずなのでは?
教えるつもりがないのかな?

おしゃれであればOKという考え方。
でも、おしゃれさよりも本質のほうが大事なのでは?
会社のビジョンや方向性に共感できない・・・。

こんなことを考えるようになり、また過酷な研修中の環境もあり、ストレスで同期が急に倒れて救急車に運ばれたり、急に泣き出したり、本当にいろんなことがありました。

私もいっぱい泣きました。
何なら毎日泣いてました。もういい年なのに・・・。笑

ついにあるとき、たまたま親とやり取りしていた時に、抑えきれなくて泣きながら電話で感情を吐き出しました。
きっと限界だったのだと思います。

この1ヶ月を耐えれば、いろんな意味で成長できると思って、これもなかなかできない経験だ、と思ったのですが、この経験は果たして必要な経験なのだろうか。

多分この研修が終わってからも、この会社にいるだけではスキルアップできないかもしれない(覚えるスキルは身につくかもしれないが)、
そして何より、この会社のインストラクターになりたいと思えなくなってしまった。

そう冷静に思った結果、親からもすぐに退職願出して戻ってきなさい、と言われたこともあり、次の日に講師の方に退職願を提出、地元に戻ってきました。

違和感は自分へのメッセージだったんだと気づいた

この経験をもとに思ったのは、やっぱり最初に自分が感じていた違和感には従った方がいいんだな、ということです。

きっと違和感を無視して進んでいなければ、こんな結末にはならなかったと思います。

違和感は「あなたが行く道はそっちじゃないよ」という神様からのメッセージだったのかなと今は思います。

だから、そのまま無視して進んだ私に、さらに違和感や不信感を感じさせる出来事が次々に起こったのではないか。

そう考えると、もっと自分の感じる気持ちを大事にしよう、感情や直感に従って生きようという気持ちになりました。

そして、経験を積むにしても、どうせ経験を積むなら「ここで経験を積みたい!」と思えるところでやろう、とも思いました。(当たり前ですよね・・・笑)

条件で見るのではなく、その会社や組織に惚れて弟子入りしたい。
じゃないと、その会社にも失礼だし、最初から踏み台になんて・・・
めっちゃ偉そうやな自分、ってなりました。汗

そして、自分にも失礼だなと。
とりあえずここに入ってがんばれ、違和感あっても修行なんだから我慢してがんばれ、みたいな。

我慢したり頑張ることも時には必要かと思いますが、苦しみながらではなく、楽しみながら頑張れるものでないと、正直苦しいだけです。

今はもっと軽い感じで取り組む方がうまくいく時代なのではないかなと思います。

今私は、別の会社で事務職として無期雇用派遣で働いています。

正直すごく楽しいです。
いい職場に巡り会えて、優しい職場の方に恵まれて幸せです。

まずは生きていくため、やりたいことをやるための土台を作って、そこから自分が生きたい生き方、方向へスモールステップで進んでいきたいなと思っています。










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