おかねじゃなくて、個人情報をためておくから情報銀行ってこと?
預けた情報量にあわせて対価を受け取ることができるとのこと。。。そしてその人の 趣味嗜好に合わせて適正な情報を提案するとあります。
これからは、私たちはまたは次世代は、どうやって「趣味嗜好」を作っていくのか・・・?ということは考えていないのかしら。ちょっと疑問です。
テクノロジーのおかげで便利な世の中になり、わからないことも単語を知っていることで検索すればどんな情報も結構平たく手に入ります。でも、その単語、キーワードを発見することができなければ、その人はずっとその世の中に発信されているニュースや適正な情報の範囲の中で見識が高まっていくだけのように感じます。
「趣味嗜好」というのは、偶然の出会いや発見、トラブルや幸せなどの経験から作られるものなのかなと思うので、若いうちから「趣味嗜好」に合わせてシェアされた情報は、世の中の「趣味嗜好」と近しいものになるのではないだろうか・・・。とちょっと怖くなりました。
でも、きっと、提案される情報の中には、自分の知らなかった発見もあって、未来の「趣味嗜好」を作る情報も含まれているのだと信じたいものです。それから、いろんな情報をうまく受け止めつつ、自分の軸で情報を「つかみにいく」姿勢も忘れたくないものです。
”情報銀行とは、個人のデータを管理するとともに、個人の許可に基づいて企業などに貸し出す仕組みのこと。”
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclnft/news/17/07/14/00502/