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メークロン鉄道市場
まず注意。
汽車は一日4往復だけ。その時間を逃すと、ただのマーケットです。
バンコク近郊ということで大人気の、鉄道市場へ行きました!
5年前は、ココナッツシュガーの工場と水上マーケットとの半日ツアーで行きました。メークロンは車窓観光。そろそろ来ますよ!と何台も並ぶバスから一瞬だけ汽車が見えた。思い出話はさておき、
だから、バンコクから近いと思っていたのに、とんでもない
地図で見ると2つの県を通り越さなければならない。
と言うことで、私たち日本語パートナーズのルールとして許可をいただかなければならない。
そして、与えられた休暇の1日分をこれで消費することとなった。
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それはさておき、
今回はレンタカーで行くというアドベンチャー
しかも、ドライバーはa Chinese Friend who came to Thailand for the 1st.time.
彼とはなが~い付き合いで、最初にあったときは16歳の高校生と
母親よりも年の離れた日本語の先生。
中国江西省南昌市での日本語ボランティアが、私が日本語教師になりたいと思った原点。
国語と日本語別物じゃん!テ形のルールって何?と自分で考えた。
人好きのする優しい少年で、日本語が大好き、
中国へ行くたび会ってくれて、親子関係を温めてきた(笑)
今では大学の哲学の先生をしている彼が
友人たちと一緒にタイへ行くことになったので、会いませんかと微信を送ってきた。
そして、驚いたことにレンタカーで登場した。
トヨタのレンタカーで。どこまで日本が好きなんだ、こいつ。
さらに「これまで、中国で一番交通マナーが危険だと言われる南昌で
マニュアル車を運転してきたから、バンコクなんて楽勝だと思ったけれど、
この街、めちゃ怖い!信号守らんし、突然人やバイクが飛び出してくるし、マナーがひどすぎる(怒)!」
でも、メークロンは郊外なので、道は運しやすいと思うとおっしゃる。
ペーパードライバーの私はおとなしく助手席に座らせていただき、車窓を堪能した。
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安全運転安全運転、お題目のように唱えながら、チャオプラヤー川を渡り
ナコーンパトムを通り抜け、立派なお寺を横目に見ながら休みも取らず、
2時間あまりで、メークロンに到着した。
うまい具合にショッピングモールに駐車でき、いざ、鉄道市場へ!
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しかしながら、汽車は出て行ったところで次の入線を待つしかない。
人はすでにたくさん。買い物したりぶらぶらしたり、なんとなく楽しそう。
そして、線路きわきわの商品もさることながら
隣の市場の海産物の種類の豊富さと新鮮さには驚いた!
ああ、刺身で食べたいイカやら何やら、ゆでてしゃぶりつきたい蟹やらなんやら
空腹をショッピングモールのタイスキでなだめ、再び鉄道に戻ると
人が数倍にも増えていた。
そしてついに、その瞬間が!!
汽笛の音、汽車の近づく音、テントをたたみ、商品を引っ込める人、
それを追いかけるように入ってくる黒い汽車、乗客とのハイタッチ、拍手、
写真を互いに撮り撮られ、オレンジ色の衣のお坊さんが嬉しそうに
手持ちのペットボトルの水を沿線の客に車内から振りかけている、
そして、列車が通過した瞬間、テントを広げ商品を出して
何事もなかったかのようにカフェの椅子が線路上に置かれる。
汽車は川岸の線路の終点まで行ってしばらく休憩。
追いかけるように汽車の後をついて行く人たちを見送って
私たちはバンコクへ戻ることにした。
動画はうまく貼れなかったけれど、ネットにはここの写真はあふれてるから、まあいいや。自分の記憶にとどめておこう。
面白かったね、ありがとう!
今年の初め、コロナでずっと行けなかった南昌で6年ぶりに会ったとき
南昌からはバンコク直行便が出ているので、遊びにおいでよと言ってみたものの、数ヶ月後に現実になるなんてね。
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我が窓をつらぬき走るバイパスはタイの端までつながると知る
次に会うのはいつ、どこでだろう。アパートの近くまで送ってもらい、コンビニで飲み物買ってあげて、
あっさり別れたけれど、ハグぐらいしたかったな。