見出し画像

タイのお寺 バンコク以外もご紹介 #8 純白と黄金と 2つのお寺@ナーン

タイトルの写真は、ナーンの街灯、
ナーン川でのボートレースの舟なんです。
すてきだなあ、と思って見上げました。草が伸びてるのはご愛嬌(😆)

実は街によって街灯デザインが個性的なことに、ナーン訪問後、気づきました。
バンコク東北部のカンチャナブリではので、、クウェー川鉄道で有名な泰緬鉄道沿線では、汽車の形を見かけました〈写真、ちゃんと撮れなかった・・・・〉
エラワン国立公園では、三頭の象「エラワン」、ヒンドゥー教の神の乗り物とされる巨大な象で、各地でその姿を見ることができます。
街灯写真のコレクションができたら、発表したいと思います。乞うご期待!

実はこの2つをまとめて書こうとしたら、すでに先行ページがありました(当たり前だけど)
ということは、私、書く必要がないって事?
ま、せっかく撮った写真をアップさせてください。

1)Wat Ming Muang  วัดมิ่งเมือง まばゆいぐらいの白いお寺


お、いきなり白象が!
路地に入った途端に目に入る真っ白!思わず足を止めて見上げた
ヒンドゥーっぽい、お堂のてっぺんには四面仏
ご本尊は金色
銀の鎖のすだれが幻想的な雰囲気を醸し出します、おそるおそる入らせていただきました
白というより銀に近い輝き、4人がかりで支えています、ああ、仏教知識の乏しさを感じる、表現力の無さ・・・鬼と言っていいのかなあ?
わあ、ボートも白!
ボートの舳先には花が飾られています、船体の模様も美しいです
鼓楼の屋根にも小さな龍がたくさん,階段の手すりは大きなトカゲのよう、顔は獅子?写真が切れてる・・・
このトロリーバスは、市内観光用、デザインが素晴らしくかっこいい!30バーツでお寺を2つ回ってくれます。出発時間は決まっていますが、グループでチャーターすることもできるそうです。

以下本文

ナーンの町の路地を歩いていると、目に飛び込んだのは真っ白な太鼓のある楼閣
え!?
見上げると、いくつもの龍を載せたつややかな純白の屋根、真っ青な空に映えて目に痛いほど。
『地球の歩き方』には「廃寺とされていたが、1980年代に建て直された。白一色に統一された外観には精緻な装飾が施されていて・・・」とある。
さらに「チェーンライのワット・ローン・クンを連想させる」。
チェーンライは行ってみたい町の1つ。接点があることがなんか嬉しい。
こじんまりとした境内。

真っ白すぎて、裸足の足の裏が焼けそうに熱い。
本堂の前に、鎖を垂らしたすだれのような物がぶら下がっていて(鳥よけ?)ためらいながら足を踏み入れた。
脇侍を従えた仏様はまばゆい金色だ。
そして、外部とは打って変わって色鮮やかに装飾されていて
内部には、色鮮やかな壁画が描かれている。
風に揺れる風鐸がすずしげな音を、人気のない境内に響かせていた。

観光地図、と思いきや、AEDと消火器の在り処を示しておりました。
うん、文化財には消火器必須。


2)Wat・Sri・Phanonシーパントン วัดศรีพันต้น どこまでも金色✨

わずか500メートル先には、全身黄金のお寺がある。
この両極端に驚く。
こちらの本堂内部にも、ナーンの歴史が描かれている。

「14世紀にタイ北部に栄えたラーンナー・タイ王国は、
16世紀後半、ビルマに支配され他時代には、住民も奴隷として連れ去られ、町は荒廃した」とある。(『地球の歩き方』より)
ナーン国立博物館に行けば、少しは理解できたのだろうが、あいにく火曜は休館日で入ることができなかった。

先に取り上げたワット・プーミン、上記のワット・ミンムアンも同様に当時の風俗がよくわかる壁画が描かれていて、細かく見るととても興味深い。
本堂の左右には、ナーガが雄々しい姿を見せている。

バンコクと北部とは、お寺の様式にも違いがあり、しっかり勉強するととても面白いだろうな。
東南アジアとひとくくりにされる地域が、国土を争い、その中で文化や風俗が混ざり合い、それでも自分たちの歴史を大切に伝えてきたんだなあ。

ナーンのお寺はどこもほどよい広さで、しかも無料で拝観できる。
バンコクではそうはいかない。拝観料を現金で用意して出かけていった私は拍子抜けした。
うらやましいナーン、だけに。


迫力たっぷり!赤、黄、青、青が目を惹きます


見事なシンメトリー


大中小と並ぶ無数の龍



ここにも舟が
上の方には象と法輪、門を守るのは下半身は魚の姿をした神?
黄金の盛り上がりがすごい 
魚が随所に、さすが川の街
魚にまたがる神
こちらは、片手でささえている、迦楼羅のようなお顔も見える、みんなお顔も衣装も違う。片手には武器が握られ眼光鋭くあたりを見回しているようだ。
ワット・ミン・ムアンのは両手で支えているから、襲われたらどうしようもないんじゃ、とつまらぬ事を考えた。

素人のスマホ写真なので、何に焦点を当てようとしているのかわからず
やみくもに写した物ですみません。でも改めてよーく見ると、柱一本にもすごい技と多くのストーリーが込められていることがよくわかる。

美術品のようなお寺が、タイ全土には3万ヶ所以上あるという。
1つでも多くのお寺を拝観できたらいいなあ。

とりとめもない雑文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!