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noteコンテストグランプリ受賞と,今年2度目の賞金10万円

本日,メルカリとnoteで開催されていた「#メルカリで見つけたもの」投稿コンテストの結果が発表され,ありがたくも私の初めての投稿となった作品「虹色のきものをさがして」がグランプリを戴きました。

実は昔から作文が大好きで,大人になってからも公募を見つけてはちょいちょい参加していた私。いつものように公募サイトを見ていたら見つけたこのコンテストに目を奪われました。メルカリと聞いたら思い出すのはこの七五三のこと。noteは存在はもちろん知っていたし,好きなクリエーターさんも何人もいらっしゃるけれども,自分で登録するというところまではいっていませんでした。何故なら,一応自分のブログを持っていたから。

上の子が小学校に,下の子が幼稚園に上がったタイミングでハンドメイドのブログを始め,作品を作ったらブログにあげて,というのを何年かやっていました。今年で6年目になります(しばらく更新していないけれども)。
当然虹色の着物のことは逐一このブログにあげていて,七五三をハンドメイドしたいというニーズのある方にほぼ最初くらいに目を通していただけるくらいの規模でしたが,それでもニッチな育児ブログからは脱することができず。しかもこの七五三で燃え尽き症候群になってしまった私は10年ぶりくらいに外に仕事を求めることになりました。実はこの着物を作り始めたのは今からちょうど2年前。なので,私の実際の身の回りの人たちにとっては「いまさら?」な話題でもあります。
でも,結構頑張ったこの七五三。色々な人に見てもらいたいと思ったこともあり,ハンドメイドのコンテストに出したこともありましたが受賞まではなかなか,という感じで,やっぱり所詮は素人のハンドメイドで,誰かの心に響くところまではいかないんだなぁとガッカリし,もうネタにするのには正直厳しいかなと思っていました。
でも,メルカリをこういう風に使ってる人もあまりいないのでは?と思い,そういった観点からこの七五三を振り返り,最後の思い出にするつもりで書いたのがこの作品でした。
実際にはもっともっといっぱいメルカリで買った商品は使っていて,例えば半衿には刺繍をする時間がなかったので本人に刺繍のレースを選ばせて縫い付けたり,筥迫のビラ簪だけを買ったりなどなど。

7歳用の着付け用具一式もメルカリでした。半襦袢やら帯板,腰ひもなどの細かいものなんかも何でも揃ったのでありがたかったです。本当にメルカリさまさまです。

そして,ここからは実際に初めて投稿してからの話。
何とか書き終えてふーっと一息ついたのもつかの間,いつの間にかスキがどんどん増えて「え,note優しい!」と驚いていましたが,そのうちに「今日の注目記事に選ばれました!」「あなたの記事が話題です!」「1週間でもっともスキを集めた記事になりました!」と次々に通知がやってきて,気が付くと「○○さん他62名が虹色のきものをさがしてにスキしました!」と数がとんでもないことになってきました。
正直,ズブの新参者である私を温かく迎え入れてくださっているnoteのプラットフォームのフラットさに驚きつつも,あまりに反応が凄くて怖くなり,一度消してしまおうかと血迷ったほどです。
でもこうなると「どう思われているのか」を知りたくなるのが本能で,うっかり検索すると(いわゆる初めてのエゴサ)はてなブックマークにも載せてもらったいたことが分かり,そこで沢山のコメントに触れることになります。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/marikko_handmade/n/n698f9263a2cf

ええええええええええええええ

というのが一番最初の気持ちでした。(気持ちとは。)
そこに集まった感想にはネガティブなものは本当になくて,とにかく皆さん…優しすぎるんです。このおかあさんが欲しいとか言われてる!ハンドメイドに傾倒ばかりして掃除とか疎かにしちゃう私が!
個人的には「日本昔話かと思った」というのが最上の誉め言葉でした…ありがとうございます…

正直,意外と根が小心者なので,「買わないまでも,着物1つレンタルしてあげないで作って済ませるなんて子どもが可哀そうすぎる」とか「絶対ドレスとか着たい年齢なのにケチな母親」とかネガティブな意見が出ると思っていたんです。
(もちろんそう思われる方はいると思います)
でも,一応私が大切にしてきた「本人の意見を尊重する」というところをとても好意的に受け取ってくださっている方ばかりで,そう言いつつもその後ろに透けている「実はこのお母さんが一番楽しんでいる」ということにたくさんの方が気付いてくださっていて,思いって伝わるんだなぁとホッとしました。

そのあとにもいくつか記事を書いたりしましたが,「虹色の~」の時のようなスピードはまったくなく,完全に流れに乗っていたんだなぁと気付く次第でした。夢のようなビギナーズラックでした。

メールでコンテストの事務局のかたからグランプリのご連絡を戴いたときには本当にびっくりして,そんなことある??としか思えませんでした。でも,あの頑張った日々がきちんと報われたようでホッとしました。しかも賞金が10万円。
お母さん,作文で10万円もらったんだけど
と子どもたちに伝えました。子どもたちの反応は
え?また?

そうなんです,実は今年はかなり調子が良く,年の初めに他のエッセイで最優秀賞を戴いていて,その時に戴いた賞品も10万円分(こちらは旅行券)でした。

今回頂くこの10万円で,いつも後回しにしてばかりで買い換えそびれていたこの8年物の4GBのPC(もちろんwindows10)を新調しようと思っています。そう思い始めたら急に動作が早くなるのも電化製品あるあるなんですけれども。
そしてまた新たに,繋ぎ留めておきたい今のこの瞬間を,そして忘れたくない過去の思い出も,たくさん残せる場所にしたいと思っています。いつか子どもたちが読んで,「意外と自分って大切にされていたんだな」とか「何も考えていなさそうなお気楽な母だけど,意外と考えていたんだな」(考えてるかな…)ということが分かれば素敵だな,と考えたりしています。

最後に,この度は素敵な賞を頂戴できましたことを心からお礼申し上げます。note株式会社の皆さま,株式会社メルカリの皆さま,そしてお読みいただいた皆さま,本当にありがとうございました。

#メルカリで見つけたもの #コンテスト #グランプリ  

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