2022.6.7 少しの晴れ間。お休みの日。 「SPY×FAMILY」という漫画は （架空の）東西に分かれてしまった国家？の 冷戦を終わらせる または、両国が戦争に発展しないよう活動するスパイ（とか殺し屋とか）の 「ファミリーコメディ」。 『思い知らせる』という行為に、どんな意味があるのか。 と言うのを最近ずっと考えている。 ①ロシアの脅威を思い知らせるためのウクライナのブチャをはじめとするの虐殺。 ②「自分は弾けている」と言い張る、 または、思っている子供（大
2022.4.5 映画『ドライブ・マイ・カー』について、 4/3の日記からの続き。 《非言語コミュニケーション》というものに興味があり、 だからヴァイオリンを弾いていると言っても過言ではない。 この8年間くらい、 毎年毎年、その興味は少し広がっては、また迷い 考えて感じては自分でまとめ、それをアウトプットし。 またそこからフィードバックを得て、考える。 いろいろな出会いと感覚を運んでくれる。 言語に頼らないコミュニケーションというものは 物事を二元化しない。 言
2022.3.11 3/11の金曜日。お教室の日。 11年前はこのお部屋から生徒さんと逃げたなぁ。 チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレのレッスンをした。 ウクライナ地方を旅したとき この民謡のメロディをチャイコフスキーが気に入って。 生徒さんと、戦争について話す。 「その人」が見える瞬間でもある。 ＊＊＊＊ 今日、フランスのニュースで取り上げられていた。 今、ウクライナの民泊は予約がどんどん埋まっているそう。 もちろん、実際泊まるわけではなく。 直接、
2022.3.9 ニュースをちゃんと見ている。 できるだけ、ワールドニュースをみる。 (ロシアTVもみる) 戦争というものがどうなっていくのか。 見ておく必要があると思うから。 ウクライナをすぐに助けたい。 助けたいけど、自国に火の粉が来るのは避けたい。 究極を言ってしまうと、 ウクライナを、今すぐに助けるならば、 世界の豊かな国々の人々が、 豊かな生活をどれだけ手放せるか、 なのだと思う。 車は乗らないとか？ 小麦使ったもの食べないとか？ お風呂を薪で炊くとか？
2022.3.3 今日は夫と一緒の本番がキャンセルになったので、 一緒に山登りへ。 西吾野駅〜関八洲見晴台〜顔振峠〜吾野駅と11キロ。 顔振峠。 ここに来るといつも天国？と思う。 桃源郷。 ここの摩利支天のお賽銭は楽しい。 お金を入れると、チリーンと音が鳴る。 女神さまに届いたんだと思う。 『摩利支天は陽炎の女神。 陽炎は実体がないから 焼けず、濡らせず、傷つかない。 陰形の身で常に日天の前に疾行し 自在の通力を有す。 摩利支天を信仰する者にも同様の効果があると
2022.2.28 昨日観たキアロスタミの映画で 「死んで初めて生きているありがたさがわかる。 もし墓に入ったものが生きかえってくるなら、 その人は、より良く生きるようになる」 私、人生1回目だから、いろいろうまくいかなくて当たり前か。 2022.3.1 夫と話していると、 ふと私が、私自身でも意識していなかった本心を ポロッと口に出す時がある。 「この国は、表層を整えることしか、表に出して意見できない。 だから、ある程度まで整えるしかできない。 でも、表に出さずに
2022.2.26 小さな頃から 大量に人の命が消えていくことに とてもセンシティブになる。 始まりは日航機墜落事故。 7歳の夏。1ヶ月くらいなかなか寝付けなかった。 人は思わぬところで、突然死ぬ。 テレビのクイズ番組に突然現れたニュース速報。 7歳の私にはショッキングだった。 クイズ番組を観ている私と同時に、 人が、大量に死んでいく。 それから7.8年間 「戦争が起きませんように」と 毎日お祈りをしていた。 理不尽に家族が飲み込まれたくなかった。 事故も自分の手
2022.2.25 『短い言葉が大量に搬出する世界』 それは大量の勘違いも生む。 『多様性』という言葉は、 思いやりとセットになるべき言葉であって、 単体で印籠にしても意味がない。 いかに今の世界が混沌としているかの裏返しに聞こえる。 昨年観に行った野田秀樹の舞台、「フェイクスピア」が1週間だけライブ配信をされた。 今週、本当に少しずつ観た。 ツィッターの画面みたい。 たくさんの「単語」が様々な意味で劇場に放り出される。 意味の取り違いからの連想、混沌。 「そうじゃない
2022.2.8 感じることが命の基本だそう。 スマホやネットのなかは、 感じなくて良い逃げ場。 感じなくても、やってる充実感はのこる。 ＊＊＊＊＊ 神田橋條治 著『心身養生のコツ』より。 ↓↓↓ 『ボクは《論》があまり好きではありません。論は正しいか誤りかと考えます。 (中略) ボクは《物語》が好きです。 物語はフィーリングの世界ですから「正しい、正しくない」を言いたてません。 「信じるものは救われる」物語と「信じるものは騙される」物語とが、排除しあうことなく両立
2021.12.31 『人生には3つの坂があるそうです。 上り坂、下り坂、まさか♪』 “まさか”を楽しめる余裕と、 柔らかさを養うのが2022年。 2022年4月で ヴァイオリンを弾き始めて40年です。 タテヨコでなく ヴァイオリンは斜めに螺旋に身体をつかいます そこから繋がる世界を広げていきます。 ”まさか” で。 みなさまには感謝と、 2022年、お体だけでなく、お心も、 健やかな1年となりますように。 いつもお祈りしております。 ＊＊＊＊＊ 【赤いハリ
Wood Wide Webという言葉をご存知ですか？ 私は今朝初めて知りました。 植物同士のコミュニケーション。 水や炭素、ミネラルを移動させる地下菌糸ネットワークのことを指すそうです。 World Wide Webとかさなるわけですが、 今日の地下ピットでのコミュニケーションの循環が、舞台へつながる、 またそれが、お客さまへ繋がるネットワークも やっぱり、エネルギッシュで美しいなと思いました。 人の想いが浄化する瞬間も、見た。 貴重な、美しい瞬間を見せても
鳥居の多い場所。 登山口につくまでに、 高台の黒い杉林のなかに黒い神社がみえた。 あそこから、黄色やオレンジに染まった山々を眺めるのは、どんな気分だろうか。 あの中で聴く音はどんな音だろうか。 そんな神社をみていたら、私の足元に小さな祠。 綺麗なピンクの山茶花が供えてあった。 古びて字も読めないが、 その空間が気に入って丁寧にお祈りをした。 こういう祠みたいに弾きたいと思う。 山を降りるのはダンスみたい。 (相変わらずHPに
「赤いハリネズミの会」のHPをやっとつくりました。 日記もつらつらと書いています。 https://igel.simdif.com/
昨日フェルデンで、 目のエクササイズを教えていただいた。 糸をふたついっぺんにイメージして、そこに通した真珠を動かす。 クセナキス の ヴァイオリンソロ曲なのに、 ２段譜あたりまえ、 ときに3段譜になる難解な譜面。 グリッサンドは曲線 2つの曲線の動きは音程も、音価も、音量もよく違う方向へ行く。 それが頭の中でイメージが固まってないから弾けない。 でもフェルデンの真珠のエクササイズが、 まさに！これ、クセナキス じゃん！ 今朝はずいぶん、 私の頭のなかで、
