【広辞苑コラム】白革(しらかわ)

白い揉み革。なめした鹿革で、いぶしてないもの。

広辞苑第五版

そもそもまず、なめすという動詞について理解が必要ですね。

「鞣す」と書くらしく、革が腐敗しないように柔らかくする作業を言うらしい。正直動物革に対する固有の動詞のように思えます。

鞣す作業の後に染色し、加工されるようで、染色前の綺麗な状態のものを白革という、わけです。

最近は動物愛護の観点から、毛皮や皮の取り引きがうんぬんかんぬんと言われるけども。
人間のオシャレのために命を奪っていくのは個人的にも解せない部分はある。フェイクレザーもかっこよくて強いものはありますしね。

これは難しい話ではありますが、生物由来の革の方が長持ちするというのはありそう。大切に使えば、どちらも同じですけどね……。

そう、大切なのは「手元のものを大切に使う」なんですよね。

良いことを言ったところで、終わります。

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