Alexaは何ができるの?(操作編)
連日語ってきたAlexaの話題も今日で最後(多分)。
1日目は実際に私が1日どのようにAlexaを使っているかについて。
2日目はたくさんあるスマートスピーカーの中でどれだけAlexaがすごいかについて。
というわけで今日は具体的にAlexaの設定画面を見せながら、どんなことが設定できるのか説明していきましょう。ぜひ他の日のAlexa記事もご参照ください。
1.定型アクション
色々すごいAlexaですが、定型アクションなしにAlexaは語れません。
定型アクションとは「AだったらBをする」というプログラミングみたいなものです。
例えば、「20時になったら」→「そろそろお風呂に入りましょう、とAlexaが言ってくれる」とか
「Alexaおやすみ」と私が言ったら→「おやすみなさい、と言って電気を消してくれる」とか。
上の写真は毎日20時になったら、ベルが鳴ったあと「お風呂入りますよ」とAlexaが言ってくれます。
ここで大事なのはアクションを複数設定できることです。
上の場合、私が「Alexaおはよう」というだけで
「①今日の日付②現在時刻を言う③天気を言う④その日の話題⑤最後にジョークまで言ってくれる」という一連の流れをAlexaがやってくれます。
1-1.A(実行条件)の設定
実行条件には上の4つが設定できます。私が使うのは①開始フレーズと②時間指定です。
①開始フレーズは好きな文言を入力することができます。あまり煩雑だとAlexaが認識しづらいので完結なものをおすすめします。
「Alexa、ただいま」「Alexa、おやすみ」など。
②時刻指定の場合は、曜日を設定できます。曜日単体だけでなく、月~金、土日も選べます。
1-2.B(アクション)の設定
もし◯◯したら、が設定できたら、今度はAlexaにしてほしいアクションを入力します。
自由に入力した文章をAlexaに言わせるもよし、電気をオンオフするのもよし、音楽をかける、ニュースを聞く、スキル(後述)をはじめるなど。
AとBを掛け合わせることで無限の可能性。
これのおかげで「◯◯しなきゃ」と私が意識をしなくても、時間になったら、タイミングになったらAlexaが言ってくれるもしくはやってくれます。常に選択の岐路に立たされているワーママワーパパには必須なのではないかしら。
2.リスト
これまたAlexaのすごいところ。
①買い物リストと②やることリストというものがあり、
「Alexa、買い物リストに牛乳を入れて」
というとAlexaアプリの買い物リストに追加されます。そのリストを見ながら買い物をすれば買い忘れとは無縁。
何よりも、「あ、◯◯が無くなったから買わなきゃ」と思ってたのにスーパーに行ったら忘れた、ってこと、ありませんか?
無くなった瞬間にAlexaにお願いすれば自動でリストに入るので、スーパーでは無駄な買い物をせずリストの通りに買うようになりました。買ったものはチェックを入力すれば「完了」に入ってリストから外れます。
やることリストも同様で、今はどうしてもできないけど後でやらなきゃいけないものをどんどん放り込んでおけば、寝かしつけの後など一段落したときにリストを見ながら処理することができます。
3.リマインダー
リマインダーの機能はスマホにはもちろん、Google Homeにもありますよね。ではAlexaのリマインダーがなぜすごいのか。
それは「音声でお願いができる」ことと「リマインドの内容をちゃんと声に出していってくれること」です。
Google Homeの場合には(2020年4月現在)リマインドの機能はあるものの、指定時間になるとベルが鳴るのみ。何のリマインドか知るためには更に「内容は何?」と聞き直さないといけません。でもAlexaでは「Alexa、40分後に洗濯ってリマインドして」というと40分後に「洗濯、のリマインドです」と内容を言ってくれるのです。あと、アプリからも通知が来るのでAlexaの近くにいなくてもスマホからリマインドが確認できます。
私は洗濯機が終了したらすぐに槽から出したいので、終了予定時刻がわかったらその頃に合わせて洗濯のリマインドをかけています。
4.スキル
スマホでいうアプリのようなもの。いろんな企業や個人がAlexaで使えるスキルを開発しており、Alexaを使い始めた頃よりも格段に種類が豊富になりました。
天気予報、乗換案内など便利系からクイズやゲームなどもあり。
4-1.はみがきくん
特に「はみがきくん」は秀逸で、磨きのこしがないように順番に場所を指定して歌ってくれるので重宝しています。(右の奥歯をシュッシュッシュなど)
他にも育児系のスキルもかなり増えています。
「片付けのうた」「手洗いのうた」「絵本よみきかせ」「ピカチュウ」「新幹線クイズ」など。
便利なものからおもしろネタなものまで。ぜひ色々試してみてください。
4-2.Nature Remo(学習リモコン)
そしてスキルの中でも不可欠なのがこちら。NatureRemoという別売りのスマートリモコンと連携すると、これまで赤外線リモコンで操作していた家電をAlexaで操作することができるようになります。電気、エアコン、ルンバなど。
別に電気なんてボタン押すだけじゃん、と思っていたのですが設定したら声で操作できる凄さにすっかりハマってしまいました。
5.その他Tips
その他いくつかご紹介。
5-1.通話(先に帰った子供との連絡にも)
Alexa同士、もしくはAlexaのアプリからAlexaへなど、通話をすることができます。子供が小学生などで、親の不在時に家にいる場合、家の子供に外部から連絡を撮ることができますね。私はよくスマホの通知が気づかない在宅夫を呼ぶために使っています。
5-2.Kindle読み上げ
Amazon Fire HD(Amazonのタブレット)ではKindle読み上げができますが、Alexaでも読み上げが可能です。ただFireのように読み上げ速度を選ぶことはできなそう。
ただ、わざわざ端末を操作しなくても声で本の読み上げが始まるのはいいですね。
5-3.クックパッド検索
画面のあるAlexaはキッチンで使うと中々便利かも。スキルで「クックパッド」を入れておけば、レシピ検索や提案が可能です。
5-4.ささやきモード
これはたまたま昨日寝る前に発見しました。
家族が寝静まっている夜中、そっと電気を消そうと「Alexaおやすみ」とこそこそ声で話しかけました。
そしたらささやきモードがあるとAlexaが教えてくれたのです!早速設定。気遣いの鬼~。
5-5.人感センサーとナイトライト(※2021年6月現在販売終了の様子)
Echo Flexというお手頃価格の機種に差し込んで使う「人感センサー」と「ナイトアプリ」が登場。これがあることで定型アクションで「(玄関につけている)人感センサーが反応したら電気をつける」などができます。
5-6.スイッチボット(の指ロボット)
なんでもAlexaに接続できることに慣れると、物理ボタンでON・OFFする家電がIoT化されないことにすごく敏感になります。扇風機とかコーヒーメーカーとかお風呂の湯沸かしとか。そんな物理ボタンもスマート化しちゃうグッズを発見しました。
すごい。近未来感すごい。
ちなみに家電のコンセント部分に導入することでコンセントを抜き差しする感覚で制御する事ができる製品もあります。我が家未導入。
6.YouTubeでも解説しています
以前Alexaについて2つほど、YouTubeでも解説しています。
7.まとめ
最後はだいぶマニアックになってきました。早く家中のものが全てIoT化されて自分の意志を使わなくても制御できる時代になってほしいな。
改めて、Alexaワールドを教えてくれたアレクサンタさんに感謝。
また3時。
ついついアツいネタばかり書いて盛り上がってしまうので、明日あたりはライトな内容でいきたい。
それではまたあした。
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