大川隆法「常勝思考」から学ぶ「善き方向に悩みを解決する」3ステップ
この記事をご覧くださり、ありがとうございます。
大川隆法先生は累計3500回の法話、3100冊以上の著書を出されています。
その中から、「常勝思考」をご紹介しています。
「常勝思考」
「常勝思考」は1989年に発刊されて以降、ミリオンセラーとなり、各界のトップ・リーダーの座右の書となりました。
「失敗からも成功からも教訓を学び取る運命開拓法」として、世代を超えて多くの方に愛されています。
「善き方向に悩みを解決する」3ステップ
今回は、常勝思考第二章「光明転回の理論」から、「善き方向に悩みを解決する」3ステップをご紹介します。
少し抽象的かもしれませんが、書籍にある具体例などを元に解説していきますね。
①新たな発想、別な視点を考える
まず、物事に対し、自分の決めつけで可能性を放棄していないか?と考える必要があります。
常に新たな発想、別な視点がないかを考えてみることです。
【例】
<悩み>
宇宙人が梅雨で土砂降りの地球に着陸したとする。
ザーザー続きの土地を見て、「こんな星はだめだ」と落胆する。
↓
<発想の転回>
「最初の印象だけで地球を決めつけていないか?」「自分たちの決めつけで、住める可能性を排除してしまっているのではないか?」と考える。
↓
<解決策>
早々に見切りをつけるのではなく、しばらく住み続けてみることにする。
しばらく住み続けたことで、梅雨の日もあれば晴れの日もあることを学ぶ。
カラッと晴れた日を知り、「地球という星も結構住みよいのではないか」と思えてくる。
②努力や工夫をする
「できない」と決めつける前に、「どうすればできるか」を創意工夫して考える習慣をつけることが大切です。
【例】
<悩み>
結婚相手に対して「相手さえ違えば幸福になれたのに」と思っている。
↓
<発想の転回>
「自分の決めつけで可能性を放棄していないか?」「努力や工夫で解決できる部分は本当にないのか?」を考える。
↓
<解決策>
「相手の良い面を探す」「日々の感謝を自分から伝えるようにする」などの努力をする。
相手の良い面を探したことで、感謝の言葉が出やすくなり、相手からの反応も良くなった。
③第三の方法を考える
悩みの多くは、「対立する価値観が出てきて、どちらかを選ぶのが苦しい」という時が多いです。
そんな時は、対立するものを統合する第三の方法はないかを考えるという手もあります。
【例】
<悩み>
講演会に行きたいが、外に出れば夫の機嫌が悪くなって、夫婦不和になる。
↓
<発想の転回>
「講演会をとる」、「夫をとる」以外の第三の選択肢はないか?と考える。
↓
<解決策>
夫も一緒に講演会に参加する。
講演会の内容を夫と共に話せるようになり、夫婦仲も改善する。
光明転回の理論
このような、善き方向に悩みを解決していく上での発想法を、「光明転回」の理論といいます。
光明転回とは、別な言葉で言うと、「転んでもただでは起きない」「どのようなことであっても、必ず飛躍のチャンスにしていく」という考え方でもあります。
大川隆法的発想の光明転回例
ここで、「常勝思考」に書かれている、若き日の大川隆法先生ご自身の光明転回の例をご紹介します。
<悩み>
作家は本を作るためにまとまった時間が必要である。
そのため、外に出て講演会があると執筆が進まない。
↓
両立できる道はないか?
①新たな発想、別な視点を考える
「講演会をすると本を作れない」というのは自分の決めつけではないか?
講演会と本を作るという作業を、両立できる可能性は本当にないのか?
②努力・工夫
大量の読書経験から、読んだ本のエッセンスを記憶できるようになる。
読書経験により、講演会でこの内容を話せば、本になった時に読者はこの部分に赤線を引くだろうな、ということまで分かるようになる。
③第三の道を探す
「講演会」か「執筆活動か」の二者択一をやめる。
話した内容がそのまま本になるような組み立てで話せるように、思考訓練する。
<悩みへの解決策>
講演会で話した内容をそのまま活字にして出版する!
講演会をする、著作活動をする、という、一見相反する作業が同時にできるようになる!
私たちとは話のレベルが違うお悩みでしたが、非常に正直にお話しくださっていました。
こうして大川隆法先生は、累計3100冊という驚異的な冊数の著作を生み出されたのです。
<まとめ>
いかがでしたでしょうか?
今回の記事の内容をまとめると以下のようになります。
悩みを解決する3ステップ(光明転回)
①新たな発想、別な視点を考える
②努力や工夫をする
③第三の方法を考える
光明転回とは、善き方向に悩みを解決していく上での発想法。
別な言葉で言うと、「転んでもただでは起きない」「どのようなことであっても、必ず飛躍のチャンスにしていく」という考え方。
光明転回の理論については、詳しくはぜひ書籍をお読み下されば幸いです。↓↓
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最後までお読み下さり、ありがとうございました!
(※信者の方へ。初めての方でも分かりやすいように心がけて解説しております。未熟な面も多々ございますが、何卒よろしくお願いいたします)