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『苦難を肥やしにする』

いつも私の記事をご覧くださり、本当にありがとうございます。

大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、『苦難を肥やしにする』をご紹介したいと思います🌷

こちらは、大川隆法著『常勝思考』からの抜粋になります。

公式YouTubeに音声がアップされていましたので、文章で抜粋させていただきますね☆

余裕のある方はぜひ、音声にて味わってみてください。



「苦難を肥やしにする」


この常勝思考の原点は何かというと、

苦難というものの受け止め方、

これを「苦難を肥やしにする」という

そういうふうな考え方を前提に持っているということなんです。



私たちの人生の途上において

挫折 失敗 苦難というものは

出てくることはあるでしょう。


ただそれも 大きな人生修行の目的というものを考えたときに、

私たちはそれを避けて通れば済むのでしょうかと、

これを考えていただきたい。


そうした苦難や困難を避けるために、

この世に生まれてきたのでしょうか。


この問いに答えなければいけないと

思うわけであります。



実際、そうじゃないでしょう、ということですね。

何百年か、あるいは何千年かに一度、

この地上に肉体を持つという理由は、

今世、この地上でこういう環境で、

こういう人々に囲まれて

新たな魂修行をしようとしている。


その魂修行のなかには、決していいことばかりではないはずですよと、

それは当然のこととして、当然の前提として、

地上に出てきているはずですよ

そういうことが言いたいわけですね。



この世に生まれてきたということは、

ほんとうにスイスイと、

ものごとがうまくいくということばかりが前提になっているわけではない。


いろんな紆余曲折を経ながら、人格が一段と大きくなり、

いろんな経験を積んで

底光りしてくることを

目的としているのではないんだろうか。


そうした大きな人生の目的というものを中心に考えてみると、

この世の苦難や困難といわれるものの正体は、

実は違ったものに見えてくるはずだと。



これが、この常勝思考の立脚点なんですね。

考え方の立脚点。

「私たちは永遠の生命を持ち、転生輪廻をしている」

という前提に立ったときに、

この現象界の事件あるいは経験というものを

違った観点から見られるはずだと

それは大いなる自分に対する糧となる経験のはずだと。

そういうことですね。

これが立脚点です。



したがって、

「あらゆる知恵、技術、発想を総動員して、みずからの前に立ちはだかっているところの困難に、どのように対処していくか。

そして、対処する過程で得たものを、いかに魂の力としていくか」

これこそが勝負の眼目である、

そう言いたいわけです。



【感想・気づき】

この世に生まれてきた以上、すべての事象がスイスイとうまくいくわけではありません。

また、苦難・困難に直面した方が、人間としての器が磨かれ、底光りしてくる、という考え方もあります。

何も失敗や挫折のない人の話を聞くよりも、苦難・困難に遭いながらも、そこからどう立ち直ったかの経験談を話せる人のほうが、人間としての魅力を放ちますし、ついていきたいと思う方も多いのではないでしょうか。

この意味で、リーダーと呼ばれる方の多くは、たくさんの苦難・困難を乗り越えた経験を持っています

そして、その経験を教訓として昇華し、人に話せるようになっているがゆえに、リーダー足りうるのだと思います。


また、宗教的には、「私たち人間は永遠の生命を持っており、この世に生まれて魂修行をしている存在だ」という考え方があります。

この観点から見ると、苦難・困難というのは、その人の魂を磨くために存在する人生の砥石だと思えるわけです。

また、置かれた環境や、周囲の人間関係だって、もしかしたら、自分を向上させるために、敢えて厳しい条件が用意されている可能性もあります。


「人が成果を上げるには、まず、成功ステップに入れる環境に身を置くことが大事だ」

という説もビジネス界隈では定説化していますが、逆に言うと、

苦しい環境の中から、いかにして成功を勝ち取っていくか

という成功モデルが作れた人は、まさしく「偉人」といわれる生涯に値するのではないでしょうか。

もちろん、すべての方が苦しい環境から花を咲かせられるかどうかは分かりません。

ただ、苦難・困難に直面した時に、どう向き合い、そこをどう乗り越えていくのかは、完全に各人の自由であり、その人の力量にもなります。

願わくは、どんな苦難・困難が押し寄せてきたとしても、そこからめげずに立ち上がり、大きく花開く私たちでありたいと思います。

私も日々、微々たる歩みですが、精進してまいります。



〈まとめ〉

今回のポイントをまとめておきますね🌟

常勝思考の原点:「苦難を肥やしにする」という考え方

大きな人生修行の目的を考えたとき、挫折・失敗・苦難を避けて通れば済むわけではない。

私たちは何百年かに一度、この地上に肉体を持ち、魂修行をしている存在。
紆余曲折を経ながら経験を積むことで、人格が一段と大きくなり、底光りしてくることを目的としている。

「私たちは永遠の生命を持ち、転生輪廻をしている」という前提に立ったときに、苦難困難は、自分の糧となる経験だと思えるはず。

「あらゆる知恵、技術、発想を総動員して、困難にどのように対処し、その過程で得たものをいかに魂の力としていくか」が勝負。


最後までご覧下さり、ありがとうございました🌸



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