わたしの宝物(2話を終えて)

書くつもりなかったのだけど、あまりにも苦しいので書くことにします。
とにかくこのnoteは徹頭徹尾宏樹擁護noteです。

モラハラとは?

公式が出していた宏樹の人物像は「モラハラ夫」でした。
はじめにこの設定を知ったときに、世間で結婚生活をしている人たちは、男性女性問わずパートナーにいわゆるモラ発言をしているされている人が一定数いるからこそなんだろうなと思いました。
とにかく共感値が高いだろうということ。
それからテーマである「托卵」に説得力を持たせるには、「モラハラ被害を受けている主人公」くらいでないとダメだろうと。
そういうことだったんだとは思います。
しかし、宏樹はモラハラ体質というよりかは、結果的にモラハラ的振る舞いをせざるを得なくなった人という感じでした。(2話時点)
単に「モラハラ」という言葉に囚われて視聴者から責められるキャラクターになるのではなく、田中圭さんが表現した宏樹は、そこに何か原因があるのでは?と思わせる姿で、それはおそらく制作側にも予見できなかったことではないかと思います。
そして、「モラハラ=悪」みたいな世間の0か1かの判断に「あれ?」という他の解を示したことが田中圭さんの大ファンであるわたしにとっては、ほくそ笑む事実でもありました。
むしろ、「これはモラハラなのか?」という疑問を持たせて終わった1話だったのは、タナカーとしてある意味爽快でした。

2話の衝撃

しかし、そんな悠長なことを思っていたのも1話まででした。(早い)
2話の宏樹さんはもう衝撃でしかありませんでした。
わたしは1話から宏樹さんには何かあると信じて疑わなかったのですが、ここまでとは思いませんでした。
もう、これを書きながらもじんわり泣けてくるほどです。(こわい)
会社での上司と部下の心ない仕打ち。
出勤できないくらいに憔悴している彼の姿を見て、わたしはテレビの前で「ほらぁ、言ったやんー、何かあるってー」と大きな独り言を言っていました。(誰に言ってんの?)

美羽のハンカチだけが彼の気持ちを落ち着かせる唯一の拠り所だったこと。
あのハンカチが宏樹にとっての「宝物」だって、わたしもXに書きましたけど、そんな生優しいものじゃない!(机をバン!)
宏樹はあのハンカチがないと息ができないの!それくらいとっても大切なものだったの!!(バン!バン!)
もう、泣くしかないですよこんなの。
そしてそしてね、そのハンカチをめぐる美羽との思い出を浮かべて微かに微笑む宏樹さんの姿。
あれ何度見ても泣けちゃいます。
(あそこばっかり一生リピートしてる)
あんな一瞬のシーンなのに、美羽のことが本当に大切なんだなと分かる。
もう胸が痛くてたまらなくなりますよ。

それなのに、自分が関わると絶対傷つけてしまうからと、マスターから「離れるか腹括って父親やるか」と言われても「離れる」方をチョイスしちゃう宏樹さん。ほんとに不器用すぎます。
なのにですよ!(バン!)
美羽へ「父親を期待しないで」と告げるシーンの宏樹さんからは、言葉とは裏腹に美羽と生まれてくる子どもに対する愛情しか見えなかったです。

美羽と冬月のことは

ここまで書いてすっかりお分かりと思いますが、わたしはもう完全に宏樹モンペなので、ここで美羽と冬月のことを書いてしまうときっと恨み節しか出ないと思うのでやめておきます。
でも、2話のラストで病室に入ってきた宏樹さんの顔(あの表情、天才でしたね!)と赤ちゃんを見て号泣した姿を見た時に、「アンタらなんちゅうことしてもうたんや!」と美羽と冬月に対してムカムカしました。(宏樹モンペ視点なもんで)

宏樹さんは美羽と赤ちゃんへの愛情をこんなに表しているのに、何びっくり顔で見とんねん美羽!!とちょっと我を忘れそうになっちゃいました。

田中圭史上イチ

というわけで、神埼宏樹さんはわたしにとって田中圭史上いちばん惹きこまれたキャラクターになりそうです。
あんなにドラマのテーマに一切関心がなかったのに(え?)、ここまで宏樹さんに感情移入してしまうとは我ながら思ってもみなかったことで、ここまでモンペ発動していながら実はちょっと驚いています。
(いや、まじで「托卵」とか「不倫」とかどーでもいいんですわたし笑)

願わくば

この先宏樹さんが辛い目に遭いませんように。
(たぶんむり)
宏樹さんに幸せな時間がやってきますように。
(もうむりだよぉ)
でも、この願いをここに置いて、来週の3話を待とうと思います。

はぁ、宏樹さんの眉間のシワに棲みついて、よしよししてあげたいよ。(だからこわいってば)


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