保護ネコちゃん
先日、初めて保護ネコ🐱イベントに行ってみました。
たくさんのゲージが並んでおり、もう大人になっているネコちゃんたちがいました。
名前、特徴、性格
どのような環境から保護したか
を紹介してありました。
ゲージを覗くと、
気まずそうに見つめるネコちゃんもいれば
目を閉じてじっとしているネコちゃんもいました。
見つめてくるネコちゃんは、ごく少数派で、ほとんどのネコちゃんは目を閉じて
触られないようになのかな?…ゲージの中央に置物のようにじっとしていました。
ごく少数派の目を開けているネコちゃんの、目を見つめてみると
悲しみや恐怖が伝わってくる感じがしました。
全体を一周して、もう一度ネコちゃんたちを見ていると
一周目には何も反応しなかったネコちゃんが1匹だけ立ち上がり、ゲージ内をウロウロしながら
ニャーニャー小さめの声でおしゃべりしだしました。
こんな反応をしてくれるネコちゃんは、他にいませんでした。
ゲージからはみ出した毛を、指を入れてツンっとやってみたら…びっくりした顔しながらニャーニャーしゃべり続けます。
ここから出してー
私も幸せになりたいのー
みたいな事を言ってるのかなぁって感じがしました。
このネコちゃんは、兄弟で同じ環境から保護されていました。
もう1匹の兄弟ネコちゃんとは、見た目はそっくりなのに反応は全く違いました。
一度、人に傷つけられた経験があっても
もう一度、人を信じてみようと行動するネコちゃんの方が新しい家族を見つけやすいだろうなぁと思いました。
ほとんどのネコちゃんが、心を閉ざしている中で目立っていました。
私、かわいいよー
とアピールしているかのようでした。
みんな、もう傷つきたくないと置物のようになっているネコちゃんたちの中で
いちばん
私、幸せになりたいのー
と言っているかのようでした。
スタッフの方と少しお話してみると、目を閉じているネコちゃんたちは
寝たふり
をしているのだそうです。
あーもう人間を見たくもないんだなー…と悲しくなりました。
ネコちゃんも、人間とさほど変わらない感情を持っていて、生きている世界の法則もあまり変わらないのかも…と感じました。
置物のように固まって
もう、傷つきたくないとじっとしている
ネコちゃん。
幸せになりたいと
ニャーニャー
アピールするネコちゃん。
私たち人間も同じかもしれません。
優しい人もいるハズだ。
と
希望を捨てずに行動していくほうが
新しい幸せに巡り合う確率はあがるのではないのでしょうか。
しかし、それには勇気が必要です。
なぜなら、また傷つく可能性も秘めているから…
人の悪意を知ってしまったら、知らなかった頃の自分には戻れません。
しかし、こんな人もいるんだ
と
経験になったと思って
知識だけ
持っていて
経験は置いていくのです。
その場に捨てて、
自分は知識だけを持って
先に進んで行くのです。
傷ついた記憶は
完全には消えないものもあるでしょう。
しかし、そこに立ち止まらずに
進むのです。
必ず、
優しい人に出会えます。
人も動物も
生きているものが
みんな幸せに
生きれる事を願っています。
初めての保護ネコちゃんを目の当たりにして、あんなに悲しい目になるのか
恐怖が滲み出る目になるのか
と衝撃を受けた出来事になりました。
皆さんは、どうお考えになりますか?
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