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免疫の仕事のバランスのこと。

T細胞には
半分この役割がある。

T細胞1は、病原性微生物に対する仕事をする。
T細胞2は、食べ物や、花粉や、化学物質に対する仕事をする。

この2つは、お互いの力を50%ずつで
バランスが取れるように保ってきた。
どっちかが強すぎる力で仕事をしないように。
お互いの暴走を制御し合いながら
監督し合いながら
バランスをとってる。

この半分このバランスがとれているとき
私の体は、とても心地よい。

だけど。

T細胞1の仕事が激減中だ。

土1グラムの中には1兆個の微生物がいると言われているけど
アスファルトで覆って
コンクリートで覆って
農薬や除草剤を撒いて
泥遊びを避けて
土の中の微生物が生きにくい環境で
土に触れる機会もなくなっていて。

家の中では
歯ブラシからまな板に至るまで
抗菌グッズで溢れ
除菌消臭が当たり前の掛け声となり
塩素系の洗剤は
下水に流れていく。

医療の世界では
抗生物質が普通に使われて
体の中の善玉微生物たちも
薬の影響で減っていき。

人々はスキンシップをしないで
四角い電化製品とコミュニケーションを
とるようになって。

そんな日々の上に
この1年はさらに
マスク
消毒
ソーシャルディスタンス。

だから、T細胞1の仕事が激減してる。

そうするとバランスが崩れて

T細胞2の力が強くなる。
些細なものもターゲットになって
攻撃力が増してしまう。

花粉
ほこり
さっき食べた卵
さっき食べた小麦
さっき食べた大豆
いつもの化粧品
いつものアクセサリー

突然、アレルギー症状が出て

「ああ、私も花粉症デビュー」なんて
言葉で片付けられてしまう。

体のこと学ぼう。
外に出て、土に触れよう。
海に行こう。
山に行こう。
広いところでマスクを取って
胸いっぱい深呼吸して
大好きな人とハグしよう。

私たちに起こっていることの原因の多くは
私たちの体の中にある。

#免疫力

#免疫のバランス

#もっと選択肢を

#薬だけが治療じゃない

#体のことを学ぼう

#井上まゆみ事務局

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