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アシュタンガヨガとわたし①~出会い

私の好きなことの1つ、アシュタンガヨガについて書いてみようと思います。


*アシュタンガヨガとは?
呼吸と動きを連動させ、決まったポーズを決まった順番で行うスタイルのヨガ。
ダイナミックな動きと終わった後の爽快感が特徴的。


運動嫌い




子どもの頃から、運動嫌い。
「運動会なんて無くなればいいのに」と思うような子どもだった。

親の命令でしぶしぶ通ったスイミングも、早く1級(そこのスイミングクラブでの小学生クラスの最上級)とって辞めることだけを目標にがんばった。(お母さん、ごめんね)

そんな私だけど、アスレチックや公園で友達と遊ぶ時間は楽しく、自由にのびのびできた。

22歳で重度の腰痛発症


運動嫌いのまま、社会人になったある日。
22歳で重度の腰痛発症。腰が曲がったまま伸ばせなくなった。
少しでも動くと激痛が走る。


息をするのもつらい



焦った私は病院へ。
レントゲン撮影などしてもらった後。

「運動不足ですね。腹筋、背筋をきたえて」

と、冷ややかに言われて診察終了。

「え?? こんなにいたいのに? 運動不足?」

デスクワークのせいか、とも思っていたが、
どうやら筋肉が不足しているらしい。

「22歳でこれじゃまずい!」

のんびりやの私もさすがに、どうにかしなければ!と

動きだす。

習い事ジプシーへ



運動、筋肉といえば、ジムでしょ!
とはりきって、スポーツジムに入会。
しかし、もともと運動嫌い、筋トレなどもってのほか!の私。
見事に3日坊主で終了(泣)

その後
「楽しみながらなら!キレイになれそう!」とベリーダンス。
「短時間ならできるかも!効果出るの早いらしいし」と加圧トレーニング。「出会いもあるかも!」とゴルフ…などなど渡り歩く。
どれも楽しかったけど、続かずじまい……泣

そんなある日、ずっと気になっていたヨガの存在を思い出す。
ちょうど、大失恋から少し復活してきていたとき。
「何か新しいことを始めて、心機一転したい」と思っていた。

「いつかいってみたい!」と思いながらいつも通り過ぎていた、ヨガスタジオの前を通りかかる。

「そうだ!わたし、ヨガしたいと思ってたんだった!」


アシュタンガヨガとの出会い



私の住む地方都市でも、ヨガスタジオが増えてきていた頃。
雑誌やWEBメディアなどでも「ヨガ」を目にすることが増えてきていた。

数年前に一度、別のヨガスタジオで体験してとても体の調子がよくなったのだが、なんとなく離れてしまっていた。

「今度は、ずっと行きたいと思っていたこのヨガスタジオに行ってみよう!」

早速、体験レッスンに申しこみ、参加。
そこで、出会ったのがアシュタンガヨガだった。


「なんじゃこりゃ!」


レッスンに参加してみると……
それまでに体験したものとは、全く違った。

最初は

「なんじゃこりゃ!」

だった。

なんじゃこりゃ!


以前に体験したのは「ハタヨガ」

基本的なポーズをゆっくりと行うヨガだった。
クラスによっては、60分のクラス中に飲み物を飲んだり、小休憩の時間があったりした。

ポーズはできたり、できなかったり。
だが「もう無理ー!泣」と思うことはなかった。

そのノリで参加したアシュタンガヨガのクラス。


「初級って書いてあったよね???」


と100回くらい確認したくなるほど、全く別物のヨガだった。

「吸いながら、おなか、胸を伸ばして」

「せ、せんせい、息が吸えません…泣」

息が吸えません….泣

そんなこんなで、ノンストップで60分終了。


普段、特に何も運動らしいことをしていなかった私には、中々ハードだったが、終わってみると不思議な爽快感があった。

飽きっぽいわたしでも続けられる?


「またやってみたいかも」
 
興味がわいてきた。
が、1つ問題が。

「飽きっぽく、へたれな私でも続けられるかな?」


聞けば「動く瞑想」と言われており、呼吸に合わせながら、毎日決まった順番通りに進めていくという。
自分の体内で熱を生み出し、体の柔軟性・強さを育てていくヨガ。
だから、休憩もとらないし、途中で飲み物を飲んだりしないという。

え?毎日?同じことやるの?
みんなは飽きないの?

そんなへたれな質問にも、先生は優しく答えてくれた。

毎日同じ動きをすることで、その日の調子や体の変化がわかりやすい
人によっては、
いろいろ試してみたが、体の柔軟性の変化を中々感じられなかった。
アシュタンガヨガを始めてから、ずいぶんと柔軟性が高まったのを感じられた。という方もいらっしゃいます。」

と。

先生の言葉に心を動かされた私。

「やってみよう!」

と決意。

こうして、アシュタンガヨガが私の人生にやってきた。

その後、山あり谷あり、心身共に大修行が待ち受けているとは!
この時の私は、知る由もなく。

ただただ、新しいことを始める時特有の高揚感と「ステキな自分に変われるかも!」という未来に対する希望しかなかった。

続く….


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