Day3 in Europe:ウィーン

今回の旅のハイライト、ウィーン。ここだけは2連泊なので半日は自由時間もあります。

まずは朝、ホテルからシェーンブルン宮殿までバスで行きました。マリア・テレジア、マリーアントワネットの母上と言った方が通じやすいかもしれませんが、が夏の離宮として作った館です。

双頭の鷲の門をその昔の王族貴族は馬車で入って行ったそう。

1400ものお部屋に分かれていて、今は宿泊も可能とのこと、まずはお庭から見学です。なんと言っても花々が咲き乱れるベストシーズンです。

ちょっと広すぎて訳がわかりません。

お城の見学ツアーはガイドさんに従って35分ほど。あっという間にハプスブルク家に詳しくなりました。

千本の蝋燭のある大広間
三分の一は空襲後修復された天井
幼いモーツァルトが映り込んだ絵
21歳で亡くなったナポレオン2世の幼少期
マリアテレジア夫妻はとても仲良く15人の子どもに恵まれた
中国の影響を受けた壁絵
貴婦人たちに愛されたロココ調の部屋
マリアテレジア27歳の時にヨーロッパに威厳を示すために描かれた絵
実際に使われたマリアテレジアのベッド

にわかに世界史のお勉強。

ここから市街までまたバスで移動してメインストリートへ。重厚な建物が立ち並ぶ華やかな一角。

オペラ座
国立図書館
世界一美しいと言われる図書館の中
ステファン寺院の荘厳な外観
ブルグ公園のモーツァルト像

ツアーの市内観光を終えてすぐに向かったのが楽友協会のコンサートチケット売り場。当日券の有無は行ってみないとわかりません。なんと、最後の2席をばらばらとはいえゲットすることができました!憧れのウィーンフィルを生で聴けることになったのです。この幸運をなんといえばいいのやら。

19時半の開演までに時間があるので、デメルのザッハトルテを食しに列に並びました。

甘いものばかりでもなぁ、ということでスモークサーモンのセットも奮発。ちなみに写真は友人と半分こです。コンサートへの期待は高まるばかり。

出口で焼きたての大きなクロワッサンも迷わず購入。公園でいただくはずが恥ずかしながら待ちきれず食べ歩きをしてしまうほど。

この日は観光よりのんびりしたくてぶらぶら散策してさらにジェラート屋さんへ。ネットで調べてたどり着いたのも洒落たお店。

友人はピスタチオ、私はブルーベリーとクリームチーズ味のジェラートを注文して大満足しました。

ウィーンの旧市街は徒歩でも回れますが試しにトラム、バス、地下鉄の一日券を8ユーロで購入。個人旅行気分も味わえました。

さてさて、日本でもニューイヤーコンサートなどで放映されているクラッシック音楽ファン垂涎の楽友協会へと向かいます。

こじんまりしたホールながらシャンデリアはじめ内装は大変豪華で音響も素晴らしい。ラフマニノフやドボルザークなど三曲、残念ながら通好みで聴いたことのないものばかりでしたが、若い指揮者の熱演には感激しました。

ウィーンフィルの公式サイトには

と書かれていました。

珠玉の2時間を終えて外に出てみると夜のとばりが美しいのでした。




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