田沢湖駅ピアノと盛岡冷麺
秋田旅の3日目は台風の影響であいにくのお天気になりました。お宿は角館。まずはチェックアウトの時間を1時間延長お願いしてこれ以上ないくらい寛ぎました。
角館の駅で、帰京する新幹線の時刻を早められないか聞いてみましたが、ダイナミックパッケージは変更が一切認められないものとのこと。さあ16時までどうしよう。
まずはお土産屋さん巡り。私は配り物のお土産は買わないので家族分だけ。残るものはデジタルの写真だけで十分なので食べるものを中心に。
秋田はいぶりがっこと稲庭うどんがツートップですね。農家さん手作りのいぶりがっこや100%果汁のリンゴジュースのパックなどを購入。友人からいただいた福寿さんという和菓子屋さんの金柑まんじゅうはお茶席にも合うお上品な、そこでしか手に入らないものでした。
私が知っている稲庭うどんは、冷たくしてざるにあげつけ麺にしていただくものですが秋田でいただいたのは2回とも冷たいだし汁にはいっているスタイルだったのでそれが本場の食し方なのかもしれません。
入手した新幹線のチケットは田沢湖駅から東京なので、角館から移動する必要があります。新幹線で一駅、在来線なら三駅くらい離れているだけので特急料金の要らない方を選択しようと思いますよね、時間はいくらでもあるのだし。
時刻表をみてびっくり。在来線は3時間に一本くらいしか走ってないのです。ラッキーなことに、たまたまその電車の発車時刻が近いことに気づいてホームに走りました。必死です。
ここで事件が発生。陸橋が雨で濡れていて私を追い越して走り去った娘がものの見事に転んであちこち擦りむきました。それはまるで漫画…
結局3時間に一本くらいの電車は早めに着いてホームでしばらく待ち合わせしてるだけでした。
肘や脇腹をこれでもかと思うほど打撲した娘は泣き笑いのまま田沢湖駅に着きました。かわいそうに。
田沢湖駅では雨宿りする人の群れができていて、自然を楽しむ旅に天候は大問題。駅ピアノが設置されていることは事前に調べて楽譜もコピーしてきていましたが、この場で弾く?というくらいの混みようです。そもそも駅ピアノを暗譜でなく弾く人見たことない。
結果、頑張って練習中のショパンを弾いて課題を見つけることができました。前のお兄さんはいっぱい拍手もらってたなぁ。
負傷した娘とその後の計画を練り直し。追加料金を払って田沢湖駅から盛岡駅まで移動して冷麺をいただくことに決定。たまたま大曲の花火大会の日だったので混雑しない方へと進みました。
アメリカ人にも人気のホットな岩手を見て帰ろう!普通こんなこと思いつくでしょうか。
当初予約していた新幹線が来るまでの3時間、駅前の冷麺の後、カーシェアで市内を巡り岩手銀行の旧本店などさらっと観光して帰りました。
娘よ、休暇を一緒に過ごしてくれてありがとう。今では転んだ傷も癒えたようです。
9月も半ばすぎ、少しは秋らしくなってきました。今日も良い一日をお過ごしください。
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