Animation Aid Cartoon Style Class Week 2
2024/5/18
アニメーションエイドカートゥーンスタイルクラスの受講記録です。
前週 week1はこちら
Week 2 Timing
Slow in/out(スローイン/アウト) または Ease in/out(イーズイン/アウト)。ポーズAからポーズBに変わるとき(Pose to Pose)、同じ間隔だとロボットのような動きになりますが、私たち含めた生き物は必ず加速や減速がある動きをしています。
例えばポーズAから徐々に加速してポーズBにゆっくりスムーズに止まる。これがSlow in/out または Ease in/outです。
Mayaのグラフエディターで言うと、カーブのベジェの具合で動きの加速や減速は決まります。
このスピードが速度の話から、
が作れるというのがTiming(タイミング)です。
ポーズとポーズの間隔を一定にすると退屈な動きになります。
逆に早くしたり、遅くする動きにコントラストをつけるとより面白いアニメーションを作ることができます。
ここから派生してタイミングをずらすことでアニメーションがより生きてくることがあります。
Lead
アニメーションがどこから動き始めるのか、
ということです。よくあるのが振り向くときに、目から動き始め、次に頭、首肩、胸、腰とタイミングをずらして作ると自然な動きになります。どこから動き始めるのかこの場合は、目がリードしていると言うことです。
DragとOvershoot
以下の動画にあるように、人が動き出したとき頭についているものは慣性の法則でそこの留まろうと後ろに倒れる動きをDrag(ドラッグ)と言います
さらに急に人がピタッと止まろうとすると、慣性の法則の揺れを逃すように前に少し体と頭が倒れて動きを逃すようなクッションのような動きのことをOverlapping(オーバーラッピング)またはOvershoot(オーバーシュート)と言います。
今週の座学はここまで。
Lighting Tips
アニメーションを作るときに簡単にライティングをセットできる方法。
Direction lightを4つ作る。それぞれrotate X45°/ rotate X-45°/ rotate Y45°/ rotate Y-45°の値を入れる。キャラにメインに当たるライト以外は値を各0.3くらいまで下げる。メインに当たるものは0.6など、シーンによって変えれば良い。こうすると全方向当たる綺麗なライティングになり制作してるときとても見やすく作業できます。
今週のAssignment
先週からカメラワークを2パターン作って見てもらいました。
顔が見える方がフェイシャルも付けられて良いとのことで下のレイアウトになりました。
フィードバック
リングとボールのスケールアップ。大きさ比較してもう少し大きくする。
ドリブルしている時はカメラが上がるのを我慢して、ジャンプするタイミングでカメラも上がる。
ダンクから降りた後、カメラでキャラを追う。背景が動きが早すぎるので調整。
ダンクのポーズのLine of actionを綺麗にする。
ダンクの空中のポーズをもう少し長くする。
フィードバックを直してweek3までに課題を進めます。
続く・・・
week3へ
引用元YouTube