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頑張りすぎだったまりえの育児ストーリー:0歳~1歳
私は、11年前に母になりました。
将来の夢は保育士か栄養士かで悩んだほど子どもが大好きでした。(栄養士の道に進みました)
それくらい子どもを待ち望んでいただけに、
頑張りすぎていた…
そんなまりえの育児の備忘録0歳~1歳編です。
読んでもらえるととってもうれしいです。
1. 理想からのスタート:母乳とミルクの育児
「完全母乳で育てる」と。 でも、現実はそう簡単ではありませんでした。 母乳とミルクの混合で育児をスタートすることに。
育児に理想を抱きすぎていたあの頃の私は、「こうしたい!」という強い思いに縛られていました。でも、今振り返ってみると、**「少しゆるく考えられたら楽だったのに」**と思います。あの頃の自分に、「頑張りすぎなくていいよ」と声をかけてあげたい。
2. 二足のわらじ:母とカフェオーナーの日々
息子が生後3ヶ月になって、私はカフェオーナーとして仕事に復帰しました。個人事業主として収入が途絶えないために、働き続けるしかありませんでした。
朝8時の母乳をあげて実家に預け、10時のミルクに一度実家に戻り、12時のミルクは実母が、14時に実母が店に息子を連れてきてくれての母乳・・・そんなスケジュールで育児と仕事を両立しました。
今振り返ってもあのときの私は本当によく頑張っていた!それでも、周囲の協力があってこそです。心から感謝しています。
3. 息子の離乳食作りの経験でより食育活動に自信をもてた
幸いなことに、息子の離乳食は順調にいきました。 好き嫌いもなく、食べ物を口から出すこともありませんでした。地元で離乳食講師をしている私の自身につながりました。
4.あの頃の私の「ストイックな育児」
布おむつ、手作り離乳食、手作りおやつ、素材そのままのおやつ、クラシック音楽、テレビ無し、そして良質な母乳のためのストイックな自分の食事制限…。
あの頃の私は、息子のために何でも「完璧」にやりたかったのです。 私自身のアレルギー体質が遺伝の影響を考え、卵や乳製品、小麦を控える日々。大変そうに見えますが、「やり切った」という満足感は今も残っています。
5. 食事と向き合う日々:1歳から始まった息子の偏食
1歳になると、息子は白いご飯やみそ汁を拒否するようになりました。 手作りのおかかふりかけやみそおにぎりなど、味付けや見た目を工夫してなんとか食べられるようにしてました。
時々、バナナとご飯を混ぜてスムージーにして食べさせることもありました。振り返れば「何でもしたなぁ」と思います。でも、今ではそんな工夫が必要ないほど、息子は何でも食べる子に成長しました。あの努力は無駄ではなかったと信じています。
6. 好奇心と素直な感情に振り回されて
息子はとても好奇心が旺盛で、行動も早い子でした。 それに加えて、「嫌なものは嫌!」という感情を全力で表現するタイプ。 その気持ちを理解するのに苦労し、何度も自分を責め、涙を流すこともたくさんありました。
でも、やはり子どもは成長します。徐々にそんな息子の姿は薄れていきました。今では、あの慌ただしい日々を懐かしく思います。
7. 全ての努力は無駄ではなかった
今、息子は元気に成長し、何でも食べる子になりました。あの頃の苦労も工夫も努力も、すべてが今に繋がっていると思います。
育児に正解はないけど、あのときの自分に伝えたい。
「あなたが頑張った時間は、ちゃんと実を結ぶよ」と。
息子の成長、2歳~に続く