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幸せキャリアシフト

こんにちは!高沢マリーです。

当ページにお越しいただいた方は、複業ライフ、スモール起業、国際キャリア、海外移住など、『高沢マリー』が発信しているウェブマガジンおよび関連のSNSからご訪問いただいている方が多いかと思います。

これらのウェブマガジンには、それぞれ異なるテーマがありますが、広い意味で人生100年時代の『自分らしいキャリア』、それを実現していくための『幸せなキャリアシフト』の考え方がベースにあります。

このページでは、どうして『幸せなキャリアシフト』(自分らしいキャリアの選択と移行)が大切だと考えているのか?について、高沢マリーの自己紹介を交えつつご紹介いたします。

やや長文ではありますが、最後までお読みいただければ幸いです。

これまでの経歴&情報発信

わたくしは、理系からのキャリアチェンジを経て米国&豪州の会計士となり、オーストラリアへの海外移住を含めて何回かの大きな転機を乗り越えつつ、外資系企業のファイナンス/経営企画部門を中心に20年+を会社員として働いてきました。

会社員時代(コーポレートキャリア)を振り返ると、いくつかキャリアのマイルストーンと言えるものがあります。

◆当時珍しかった「卒業して間もないキャリアチェンジ
USCPA資格への挑戦(当時は渡米して年2回の受験機会)
ビッグ4会計事務所の日本事務所への就職
◆社会人向けの大学院(2年目は修士論文のため離職)
◆多国籍企業D社へ就職&カリフォルニア本社での研修
◆オーストラリア独立移住ビザを取得して海外移住
◆シドニーで米系IT会社のアジア本部へ就職(海外での就職
◆シドニーで豪州系企業への転職(海外での転職
◆シドニーで友人とスモール起業(複業と起業を経験)
◆日本への逆赴任(経営企画・CFOとしての経験)
◆米系企業ファイナンスディレクターへの転職(キャリアの集大成)

海外で働くこと」や「CFOとして働くこと」など、USCPAになったときに考えていたキャリアの『夢』を達成できたことや、再婚して日々の時間のプライオリティが変わったことから、この段階でコーポレートキャリアを卒業しました。

その後は2015年からは、複数の収入の柱をもつキャリアスタイル(ポートフォリオ型ワーカー)へと本格的にキャリアシフトし、幸せ複業ライフを実践しています。

後述するように、この複業ライフにあたっては、『実現力x移動力x幸せ感』を最適化することを考えて、実践しています。

小さなものを除けば、複業ライフは以下の3つを柱にしています。

(1)フリーランス会計士:米国および豪州の会計士としての経験を活かしつつ、フルリモートで海外/外資企業向けのコンサルティング
(2)ウェブマガジン編集長:自身の経験を活かしつつ、ペンネーム「マリー」として、複業、起業、キャリア、ライフに関する情報発信(後述)
(3)投資収入:テクニカルアナリストとして学んだことを活かしつつ、不動産、金融商品からのパッシブインカム(不労所得)

現在、4つ目の複業(4)と5つ目の複業(5)を育てているところです。これらがある程度育ってきたら、(1)の会計士を卒業して、(2)~(5)の4つの柱で後半生を生きていくことをプランしています。

4つの柱:複業ライフとして4つの柱を持とうと思っているのは、4つあれば、3つの柱の状態よりもずっと安定性が高くなるからです。(これは、たとえば立方体の一つの柱がなくなっても、まだ崩れないでいられるのと同じです。)
時間と場所の自由:(1)の会計士としての仕事は、完全リモートで場所の自由を確保しても、スケジュールの自由には限界があります。これに対して、(2)~(5)の複業では、時間と場所が比較的自由なビジネスを熟慮検討して選んでいます。
『介護のために親元で時間を過ごす』『お気に入りの場所に長期滞在する』など、時間と場所の自由度を高めるために、できるだけパッシブインカム(不労所得)的なビジネスを育てることにフォーカスしています。

複業を考えるとき、どのような仕事・所得を複業としてやっていくかは、最初の就職を選ぶときよりも、自分の意志で決められる余地が大きいはずです。

つまり、『複業ライフ』は、自分の意志と才覚で、どのようにも描いていくことができます。今のキャリアを変えようにも簡単には変えられない、という状況でも、複業キャリアという視点をもつことで、自分らしくキャリアをシフトしていくことが可能になってきます。

マリーと同じように、会社員としてある程度のキャリアを積んでいる場合、何らかの理由で早期退職を考えている場合、あるいは専門職として歩んできたけれども他分野へ移行したい場合においては、今のキャリアの大部分を捨ててしまうキャリアチェンジよりも、今のキャリアを活かしつつ新しい分野へ『キャリアシフト』していくという考え方が役立つと思います。

マリーの例はひとつのサンプルにすぎませんが、これから複業ライフを考えていこうという方の参考になれば幸いです。

キャリアと人生のトランジション

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上記のように、理系から会計士へのキャリアチェンジ、社会人大学院、海外移住、転職(国内&海外)、起業&複業(国内&海外)などのキャリアの転機を経験しました。

さらにその過程において、プライベートでは結婚&離婚&再婚、介護&見送り、自身の闘病という人生の転機を体験しました。

これらの過程で、キャリアと人生の転機を乗り越えて次のステージへシフトしていくこと、つまり

◆新しい選択肢を探すこと
◆複数の選択肢から進む道を選ぶこと
◆新たにその道を歩み始めること

の大変さを身に染みて感じました。

特に、あふれる情報のなかから、

◆自分が本当に必要としているディープな情報
未知なエリアの情報であるが自分の将来にとても有益な情報

にたどり着く重要性を痛感しました。

ともすれば、自分では精いっぱいの情報を探しているつもりでも、結局のところ、安易に手に入る表面的な情報、あるいは自分の知っている世界の情報だけを根拠に判断をしてしまいがちであることを、転機のたびに感じました。

このような体験から、キャリアと人生の移行期に役立つ情報の発信は、自分にとってのライフワークとなっています。

長いキャリア&人生においては、想定もしていなかった事態が起きることがあります。道に迷ったと感じることもありますが、転機に真剣に向き合うことで、必ずや『自分にとって最善な選択肢を選んで次のステージへ進むこと』(=幸せキャリアシフト)につながるでしょう。

わたし自身がいくつもの転機で『幸せキャリアシフト』を実践していったように、より多くの方に『複業ライフ』『スモール起業』『国際キャリア』などの情報を参考にしつつ、自分らしいキャリア&人生を選択してほしいと考えています。

トランジションにおいて大切な3つの視点

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キャリアや人生の転機における選択において、特に大切な視点だと思うものが3つあります。


1つ目は、『山登り型』の人生だけが成功ではない、という点です。

若くして明確な目標をもって、山を登るようにどんどんキャリアを進めて成功していくタイプの人がいます。そのようなタイプは目立つので、そのようなキャリアを歩む人が『成功者』という印象を持ちがちです。

しかし、人生はひとそれぞれ。『ピクニック型』の寄り道のある人生にも味わいがあります。というよりも、多くの人にとっては、『高い山を登る』という人生時間よりも、ピクニックをしているように、なだらかな平原を自分のペースで歩み続ける人生時間の方が長いのです。

これは、例えば、若くして成功したスポーツ選手も、実際に第一線のスポーツ選手として活躍している時間は短く、引退後の新しいキャリアのステージの方がずっと長いということからも、容易に想像できると思います。

だから、『効率的に歩む』ことだけでなく、『ピクニックを楽しむ』ように、それぞれの人生ステージを『自分らしく楽しく生きる』ということを忘れてはなりません。

もちろん、しっかりとした『稼ぎ力』をもって『持続可能な経済力』をもつことは大切ですが、効率やコスパに重きを置きすぎて、大切な体験のチャンスを逃していまわないように気を付けましょう。一度きりの人生ですから・・・。

2つ目は、人生100年時代における『キャリアの選択肢の決定』にあたっては、

実現力
移動力
幸せ感

の3つの最適化・バランスが大切だという点です。

なぜなら、どれかが極端に少ない(あるいはゼロ)だと、他の2つが大きくても、3つの掛け合わせたものは小さくなってしまうからです。

実現力・移動力・幸せ感のそれぞれについての詳細は、以下の記事をご参照いただければ幸いです。

3つ目は、自分と他人では『幸せ』と感じるものが違うことも多いという点です。

自分の親、夫や妻という一番近い家族であっても、重要な人生の選択や分かれ道での価値観が異なるということもあり得ます。

家族や友人の意見は大切ですが、自分に近い立場の人間が、必ずしもベストな相談相手になるとは限らない点、つまり客観的なアドバイスではなくて主観的なアドバイスや希望になりがちな点にも留意しておくことが大切です。

状況によっては、手術をするかしないかのような医療の重要な決断時に『セカンドオピニオン』として別の病院/医師の考えを聞くように、キャリアや人生の大切な決断時にも、利害関係のない第三者の意見を仰ぐということも、自分の意志決定に役立つかもしれません。

第三者の意見としてのセカンドオピニオンは、迷って決められないときに、本当はどうしたいのかを悟ったり、見逃している重要な視点に気付いて新たな選択肢へと進むきっかけとなったりもします。

もちろん家族としての決断が必要な場合もあります。しかし、そうでない場合には、一般的な常識や周囲の意見に流されずに、自分が本当に『幸せ』と感じることができる選択をすることが重要です。そうすることが、長い目でみて幸せなキャリア、ひいては幸せな時間/幸せな人生につながります。

運営メディア

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自分自身がディープな経験や勉強をした分野を中心に、複数のウェブマガジンを編集長として運営しています。

以下はその一部として、ご紹介させてください。


これらのウェブマガジンにある情報が、いま現在はひとつの場所特定の組織のなかで働いていて、

・複業や起業を通じて複数の柱をもつキャリアへシフトしたい
・自分らしく生きられる場所、自分が幸せを感じる場所へ移り住みたい

などと考えている方々の一助となればうれしく思います。

さらに、(これは自分自身が深く悩んだからなのですが)

◆すでに会社員としてある程度の経験を積んでいる方
◆難関資格を取得してその道のキャリアを歩んでいる方

つまり、当初のキャリア上の目標をほぼ達成した、あるいは、それなりの成功は収めつつあるけれども、

◆『自分の望んでいる人生は何か違うな~』
◆会社という組織を離れて自由に仕事をしてみたい
◆このまま今のキャリアを続けていく自分を想像しがたい

と悩んだり迷ったりしている方のお役にたちたいと考えています。

ここまでお読みいただいて、ありがとうございました!

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