Day7-1:ビジネスモデルを構想する
私自身の長年の悩みでもあり、
CPFはすんなりとクリアすることができた、
「インプットをしても、満足にアウトプットできていない」
という課題を解決するべく、
プロトタイプを完成させ、いよいよインタビューに臨んだ。
ちなみに、私は今回プロトタイプを完成させるなり、
インタビューにどんどん入ってしまったのだが、
本来は、まずビジネスモデルを検討しなくては
いけなかったようで、
CPFの流れで、「インタビュー、インタビュー!」と、
慌てて、順番を間違えてしまった。
そしてこの、一連のインタビューの過程は、
一筋縄ではいかず、苦難がいろいろとあったことを記しておきたい。
私が作成した、一番はじめのプロトタイプは、
様々なインプットを通しての気づきを、いい感じにまとめて、インスタ投稿する、というものである。
※いちばん初めのプロトタイプTop page
これは、ほとんどワクワクする人がいないんじゃないか?
という、仰る通りのアドバイス。😭
そのあとは、下記の感じに。
ソリューションを、「インスタ投稿」にした経緯は、
私自身が、欲しい機能だったからだ。
よく、インスタ上に存在する、読書レビューをオシャレな画像に変換して
投稿しているアカウントに憧れていた。
私も、読書が好きなので、そういうアウトプットをできたらいいと思うが、
とても自分のセンスでは、オシャレ投稿ができない。
そのため、見栄えのするデザインをリコメンドしてくれて、さくっとインスタ投稿できるサービスがあったらいいな。
と思っていたのである。
しかし、インタビューで聞いてみると、
「特に、インスタに投稿したい というニーズはない」
(そもそも、インスタを使っていない、または、インスタはライフスタイルを投稿しているので、学びのアウトプットが混ざると、違和感がある…)
ということがわかった。
あえてネガティブにいうと、「私(作り手)が、欲しい!」というだけの、
独りよがりな、サービスだったということである。
しかしこの、「独りよがり」を未然に防ぐことこそ、
一定数のユーザー候補にインタビューをすることの意義だと思う。
その後、数名のユーザー候補のインタビューを通して
「今日の気づき3つ」を書き込むアプリ
に、ピボットした。
しかし、試験的に、あるひとりのユーザーに、
毎日の気づきを送ってもらう → 三原が気づきをデザイン化する
という流れを、1ヶ月行ってみたが、30日中、5日しか、気づきが届かなかった。
なかなか、お題がない状態で、日常の中から気づきを捉えることを習慣化するのは、ハードルが高い、ということがわかった。
そしてまた、アプリの形態をピボット。
最終的には、インプットの中でも、知識欲や自己の向上のため、という目的に焦点を当て、「本」または「講座」に関する学び
を、対象とすることにした。
そして、機能も極力シンプルにすることで、初期からインタビューに応じてくれた人も含めて、5名が「ぜひ使いたい!」というサービス(試作品)となった。
このアプリの仮題は「Feel Sparkle」
自分の心の中に生まれた気づきは、「きらめき」=Sparkle
それを大切に、取りこぼすことなく、たっぷり感じて、
自分自身の成長させ、輝き続けられるように。
そんな想いが込められた。
順番は逆になってしまったが、
次回はビジネスモデル検討の様子を、
記事にしていきたい。