2013.02.01 凡人が、なぜ両足を??
サッカーにおいて選手が成長・進化していくためには、ボールの置き所が一番大事だと思っている。
ボールの置き所が、その選手自身の『ボールの持ち方』に繋がる。
リフティング・ボールタッチ・ドリブル・フェイント・ターン・パス・シュート…
すべてのボールコントロールを、とにかく『利き足』で行う。
利き足でのボールタッチ。
逆足でのステップ。
これにより利き足にボールを置く技術の質と精度を高めることが、究極のボールの置き所へと繋がっていく。
究極のボールの置き所とは、どの選手にも一つしかないと考えている。
日本では、両足を器用に使いたがる風潮があるが、それでは究極のボールの置き所は身につかない。
「超一流のマラドーナでさえ利き足でボールを扱うのに、なぜ利き足も極めていない一般的な日本人(凡人)が両足で扱うことができるのか?」
この言葉を信じている。
明光サッカースクール
檜垣さん blog
日本では、両足を使えなきゃいけないという固定観念が蔓延している。
メッシもシャビもイニエスタも、ロナウジーニョやマラドーナも…世界のトップ選手達の誰ひとりとして、両足を使えなきゃいけないと思いながら、サッカーを始めた者など一人もいない。
日本では、大人がサッカーを教えるところから子供達のサッカーが始まる中で、大人達がこぞって、両足、両足と言えば、メッシやロナウジーニョなどのように、子供達一人一人のボールを持てる感覚が養われることは、非常に難しい。
もし、日本の大人達が言う両足という考え方が正しければ、きっと、技術は達してなくても、世界のトップ選手達と似ているボールの持ち方にはなる筈だから。
アルゼンチンにはメッシみたいなボールの持ち方をしている子供達がたくさんいるし、ブラジルにはロナウジーニョみたいなボールの持ち方をしている子供達がたくさんいる。
ボールを持てるという意味を理解しなければ、絶対に利き足のポイントの本質はわからない。
いつかは両足を出来るようにならなきゃいけないと思ってるうちは、気付けない。
逆足を使えなかったらと思う感覚自体が、既にボールを持てないフォームになっているのだから。
「いつかは両足を出来るようにならなきゃいけないと思ってるうちは、気付けない」
深過ぎる言葉。
熱病フットボーラー OMA
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