ひとり旅 奈良 #3
ひとり旅 奈良。
色々下書きで書いていたけれど、とっ散らかってきたので「ここ良かった!」ってことだけを書こうと思います。
どうも、きなこでございます。
奈良に来たら行きたかったところ!
飛鳥へサイクリングをしに行ってきました。
飛鳥へ
JR奈良駅から3回も乗り継ぎをして、飛鳥駅へ。1時間ちょっとかかりました。結構遠いんですね。普段の生活で電車に乗る機会がめっきり減ってしまったので、なかなか慣れず。(日々自転車生活)
最後に吉野行きの電車に乗ったら、ものすごい勢いで人が乗ってきました。も、もしや、これは全員飛鳥に行くのでは⁉︎と思ったのですが、飛鳥駅で降りたのは、数名でした。
良かった、皆さん吉野へ向かわれたようです。きっと紅葉が綺麗なんだろうなぁ、吉野。私は飛鳥でゆっくりサイクリングがしたいんだ〜。
テクテク、飛鳥駅着。
ちっちゃめの駅で可愛いです。
駅近くにあるレンタサイクルで電動自転車を借りて、サイクリング開始!
結構急な坂道が多いので、数百円ケチらずに電動自転車にするのをオススメします。
本当に本当です。
日々、坂道だらけの町で暮らしていて、電動自転車が手放せない私からのお伝えです(笑)
高松塚壁画館
風は冷たいけど日差しが暖かいので、絶好のサイクリング日和でした。
5分ほど自転車を漕いだところにある高松塚壁画館に行きました。
なんとなくずっと見てみたいなぁと思っていたところです。
というのも、だいぶ昔に流行った「ふしぎ遊戯」という漫画が大好きなのです。異世界ファンタジーで、古代中国の思想、四神や二十八宿などが土台にあって、高松塚古墳も漫画の中に書かれています。
当時、中学生くらいだった私はどっぷりふしぎ遊戯の世界にハマりまして。そのときのことを思い出しながら、かなりじっくりと見てしまいました。
館内には複製された壁画が展示されています。実物はすぐ隣にある高松塚古墳の内部にあるようですが、劣化が激しいので見学はできないみたいです。でも、複製でもすごく綺麗でした。
なんと撮影OKとのことです。
故人の棺の周りにこんな素敵な絵が描かれているんですよね。東西南北に青龍・朱雀・玄武・白虎、天井には二十八宿の星座が描かれています。中国の思想らしいので、当時の未発達な日本が中国の影響をものすごく受けていたんだなぁと実感します。
全然詳しいことは分からないんですけど…
古代に想いを馳せる瞬間は心地良いですよね。
高松塚古墳は誰が埋葬されているかは不明とのことですが、かなり高貴な方が埋葬されているのでは?と。
四神が描かれている古墳は高松塚古墳とキトラ古墳しかないようで、そんな特別な場所に埋葬されるって、かなり特別ですよね。当時の人たちの想いが伝わります。
いや、実際には「しょうがないな〜、面倒だけど描いたるか〜」って気持ちだったのかもしれませんが…。「上からの命令だし、仕事だし?」とか(笑)
当時の人々がどういう気持ちで作ったのか、想像するのも楽しいですよね。
さて、思いの外長く高松塚壁画館に滞在をしてしまいました。
次に進もうと思います。