■みんなと違う個性的なわたしを求める壁
熱量高めで
あなたを真反対の世界へお連れする
お手伝い心理カウンセラー・
マリチャンヌです。
わたしは現在
心のボタンの掛け違いをゆるめてほぐし
心理カウンセリングを通して
あなたの人生の照明を
当て直すお手伝いという
お仕事をさせていただいています。
お客様とのやり取りのなかで
こんなご相談をされることがあります。
クライアントさん)以下ク)
やりたいことをやろうとするとき
一歩目が踏み出せないんです。
マリチャンヌ)以下マ)
そのとき何か
思うことでもあるのですか?
ク)
自分のやりたいことをやろうとすると
他人から何か言われるんじゃないかと..
マ)
人の目が気になるんですかねぇ?
ク)
ええ、わたし傷つきたくないんです!
・・・・・という二つの気持ちのせめぎあい。
わたしもみんなと違うわたし、に
憧れながら
人一倍、人目を気にしていた頃がありました。
個性的なことはいいことだという
言葉の上だけで踊っていた頃です。
必要なものが変わると遠い風景のことのよう
ありがたいことです。
今日は
「みんなと違う個性的なわたしを求める壁」
について書いてみようと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。
中3の冬、ツイードの
ダブルのロングコートを買いました。
背の高い人でないと着こなすのは
難しいものです。
わたしはその頃165cmありましたが
顔は中学生なので
鏡を見るたび
大人の服を着ている自分がチグハグに思え
返品しようか迷っていました。
お店にいけば、みんなが着ている流行りの
かわいい丸襟のコートがあります。
だけど、みんなと一緒は嫌!が強い
思春期ど真ん中でもあり
ツイードのコートを着ることにしました。
"わたしのこと
みんな笑っているんじゃないかな?゛
おしりの座りが悪く、いつもキョロキョロ
人目が気になります。
わたしは正解を求めだしました。
放課後、駅前をぐるぐる歩きながら
目があった人で、わたしをちらっと見た人と
見なかった人を数え始めました。
今思うと、かなりどうかしていますが
『他者評価が自分の姿』と
信じて疑わない時期でしたので
脳内カウンターで、人の数を数え続けました。
夜の7時を過ぎる頃には
わたしの数えかたも雑になっていて
200人を越えた頃には、
どうでもよくなっていました。
以降、あそこまで極端ではないものの
あの意識はそれからも長くありました。
後天的ですが、心理学を学びながら
わたしはどうしたいのか?で
物事を見ていくようになることで
あの頃、
ちらっと見られること=
わたしという人を許してもらえない
という思い込みがあったこと
それはわたしの中にある
親の目だったと気づけるようになりました。
自分の意思で、新しいことを選びながら
『それは標準だよ、おかしくないよ』
って是が非でも言ってほしくて
おかしな証拠集めをしていたとも言えます。
人目を気にする、ということを使って
ホントはしてみたかったことに
自分の意思で踏み出しきらない
理由づけにしていた面も、あったのかもしれませんね。
今なら、
トライしたかったんだもん、という
自分の気持ちのほうを
丁寧に汲んであげたいという
思いのほうが大事かな?
そして、あの頃を懐かしく振り返ることが
出来るようになった
自分自身のことを少しだけ
嬉しくも思っています。
なつかしエピソードから
気づけた
ちょっと深い話も書いています。