雨の日をたのしむための絵本
こんにちは。KIKASETEコンテンツ担当の渡辺です。
暑かったり寒かったりが繰り返される中、
いよいよ梅雨入りの予報が。
私はあまり梅雨が好きではありません。
梅雨の空は灰色でどんよりとしていて、なんだか気持ちがずーんとします。
洗濯物は乾かないし、髪の毛の手入れも大変、電車の中では濡れた傘の処理に困るし、地面がぬめぬめして歩くのも億劫。
マイナスイメージの多い梅雨ですが、
子ども達にとっては、不思議なこと、面白いことがが沢山。
大人だって、雨の日だからこその発見があるかも。
今回は、雨の日を楽しむための、KIKASETEオリジナル絵本をご紹介したいと思います。
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■ あめのひのめだまやき
あらすじ
日曜日なのに、今日は雨。
「ぼく」が画用紙にだいすきなご馳走の絵を書いていると、お父さんがやってきました。
「そういえば、お父さんも子どもの頃に、こんな風にご馳走の絵を書いていたっけ、どうして忘れていたんだろう…」
「よし!いまからご馳走をつくるぞ!」と張り切るお父さん。
一体どんなご馳走ができるのでしょうか?
編集者コメント
「雨の日=いつもとちがう日」→「ちがう視点を持てる日」として設定しています。
実はこの絵本の大きなテーマは「家事」。お父さんを悪者にせず、男性の家事参加について考えさせる絵本を作ろうとして企画した絵本です。
お父さんも昔は「ぼく」と同じ子どもで、考えも一緒だった。いつの間にか忘れてしまったけど、雨の日がくれた”おうち時間”をきっかけに、子どもの頃の気持ちを思い出したお父さん。
その象徴として、最後の夢のシーンで、子どもの頃のお父さんを登場させています。
■ あめのかえりみち
あらすじ
えみちゃんは雨の日が好きではありません。
晴れの日ならお外で遊べるのに。お友達とも今日は遊べないので、えみちゃんはひとりで下校します。
雨の中を歩いていると、「ぱたぱた」と音がしました。
いろんな雨の音が聞こえてきて楽しくなったえみちゃん。
どんな音が見つかったのでしょうか?
編集者コメント
雨の日に、憂鬱・つまらないと思っている子どもたちの気持ちを晴らしたい。少しでも「雨も楽しいかも!」と思ってもらえるようにと企画した絵本です。
オノマトペをたくさん入れて、小さいお子さんでも楽しめるようにしました。
各ページのオノマトペのテキストの色を変えることで、音を視覚的にもイメージしやすいように工夫しています。
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いかがでしたでしょうか?
雨の日は、絵本をたくさん読んで、
晴れたら思いっきり外の世界を楽しみましょう!
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