たまには「赤」を好きになることだってある。

2020年12月14日 23:56

うまくいっている方が少ないのかもしれない。

自分のパフォーマンスも周りも噛み合って、うまくいくばかりなんてない、と頭では分かっている。

でも、「どんなに苦しい状況が続いたとしても結果を求めて努力を続ける」なんて言うほど簡単じゃない、ということも分かっている。

私は簡単に諦めそうになる。すぐ落ち込むし、状態が悪い時は、穏やかな時間が来るまで待つしか術がない。（頑張りすぎると、物理的に寝込むことになる）

だからこそ、果敢に立ち向かう人たちの強さが美しくて、心が震えるのだ。

10年ぶりの体育館。
この場所でバスケをやってたんだなあ、って懐かしく思いながら足を進める。

家から30分で体育館に着く事を思い出してしまったから、東京から船橋に通ってた頃はまだ体力があったんだろうか……。

京都のホームが初めてで、千葉のアウェイも初めてで。何だか不思議な気分。

いつ見てもにゃりんはかわいい。

2日とも千葉の調子が絶好調！というわけではなかった。
審判なのか、メンタルなのか、ごりごり当たられてバランスを崩していたのか、はたまた……何がきっかけか分からないけれど、うまくいってない時間もたくさんある様に見えたし、シュートタッチが抜群だったわけでもなさそうだった。

でも、悪いなりに結果につなげるために、選手一人ひとりが最善を尽くそうとしているのは伝わってきた。

3X3の選手としても取り組み始めたからなのか、1対1での強さと攻撃のバリエーションが増えて「何とかしてくれる」と思わせる様になった原ちゃん。
外国人選手とごりごりマッチアップして、身体張り続けて本当にかっこよかった。

あれだけゴール下で戦い続けても、ルーズボールに対して迷わずベンチに飛び込むサイズ。
渋谷にいた時は「強くて厄介だなあ」と思っていたけど、味方にいるとこんなに心強い存在で。スペインから遥々日本に来てくれて、ありがとう……（そこから）

もちろん、やっぱり富樫は富樫でボールを持つとわくわくする。あんなにボールを自由に操れて、コートも操れて、それから試合の行方も富樫にかかってて……みたいな存在感はすごい。
チャンスでボールが回ったら、空気が一瞬止まる。「きっと何かしてくれる」「このタイミングで決めてくれる、富樫なら」っていう期待がフロアを包みこむ。
ホームランの時に似てるかも。ほんのわずかの静寂、みたいな。

せっかくなら、ってカメラ借りていったけどやっぱり途中からは置いてしまった。
コート全部、ううん、ベンチも含めて全員の動きを見たくて。このタイミングは誰が鍵で、どこを攻めるのか、いつ勝負を仕掛けるのか……。

応援したくなるチーム、はやっぱり沼が深い。

それから、うまくいかない時の強さをこのタイミングで見せるなんてずるい。
頑張らない選択肢を取り上げられた気がする。

*

以下は楽しかった、可愛かった、備忘録。
2日間の順番もめちゃくちゃだけど思い出した順……

とてもセクシーで味方にいるととても心強い（ウイングスパンにもびびる）サイズはコートサイドに登場してから退場するまで一番観客に手を振っているし、
（可愛くてめちゃくちゃときめいた