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気の置けない仲間と飲む
珍しく仕事絡みの話題ですが、5年目に入った某プロジェクトのメンバーのうち、30代の弁護士を中心とした若手だけで集まる「同世代の会」と称する飲み会が先月末に開かれました。
良い機会なので、この記事で打ち明けたいことが2点あります。
かねてより noteで連載している相続問題、私の母の調停代理人を受任してくださったO弁護士が仕事仲間であることは説明済ですが、実は「同世代の会」のメンバーでもあり、飲み友達なんですよね。
つまりO弁護士は仕事仲間であり、私の母が当事者である遺産分割調停の代理人であり、飲み友達でもあるという親しい関係の弁護士なのです。
そしてもう1点、身バレを避けるために今まで伏せていたのですが、私は元弁護士の秘書 (パラリーガルに近い仕事ですが) で、新卒で大企業に就職した後、法律事務所に転職した経歴があるのです。
実は弁護士秘書時代、司法試験を目指す同僚に触発されて試験を受けようかと考えたことがあり、1年ほど高田馬場にある早稲田セミナーで学んでいたので少しばかり法律に詳しいというわけです。
さて「同世代の会」ですが、男性弁護士ばかりのメンバーのなかで私は紅一点、およそ半年に一度くらいのペースで私から声をかけ、O弁護士がメンバー招集と会場の手配をする飲み会となっています。
私だけが弁護士ではない既婚女性ということと、今はO弁護士のクライアントでもあるので、先生からは飲みの誘いはしにくいであろうと気を利かせ(笑)、適宜こちらから声を掛けさせて頂いています。
プロジェクトチームのなかで気の合う若手5、6人ほどがメンバーとなっており、いつも私を含めて4人が集まって楽しく飲んでいます。
「同世代の会」が発足したきっかけですが、3年ほど前にO弁護士が、プロジェクトメンバーが一堂に会する宴会の二次会で話したことが始まり。
たまたまO弁護士と同じテーブルにいた私と、同世代の弁護士さんたちが座る席でO先生が、「プロジェクトが無事に終了したら打ち上げで、このメンバーで南の島とか行きませんか」
当時の若手メンバーは私以外、殆どが未婚で身軽だったこともあって旅行の話が出たのですが、今となっては全員が妻帯者となり、当時新婚だったO弁護士も一児の父。
私のキャラが変わっているのかもしれませんが、元弁護士秘書という経歴もあって弁護士さんの扱いが得意で、男性弁護士メンバーのなかで紅一点でもまったく気後れなく皆さんと飲んでいます。
私だけが弁護士でもないのに男性弁護士のメンバーと楽しく飲んでいるので、もしかしたら内心は皆さん、変わった女だと思っているのかもしれませんが、私も一応法律畑の人間ですし、話が合うので問題なし(笑)
ちなみに私の夫も法律畑の出身で、独学で司法試験に合格した変わりダネ。
法律家としては活動しませんでしたが司法修習の経験もあり、その話をO弁護士にしたら興味を持ってくださったのが親しくなるきっかけです。
今回の「同世代の会」が久し振りの開催になってしまったのは、携わっているプロジェクトの動きが止まってしまったのが一因です。
国と交渉している難しいプロジェクトなのですが、ある国の機関に分厚い意見書を提出してから国側から音沙汰が無く、結果的にメンバーが集まる機会が無くなってしまったんです。
最後に会合があったのが半年ほど前で、5年目に入っているプロジェクトなのでメンバーの入れ替わりがあり、同世代の弁護士さんが1人、プロジェクトチームを去ったと聞きました。
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O弁護士 「実はSくんね、都内の大企業に勤めることになったんですよ」
私 「えっ? インハウス (企業内弁護士) になったってことですか?」
O弁護士 「そうそう、インハウス。 前からプロジェクトは辞めたがってたんですけどねぇ」
私 「え、じゃあ、S先生、チームから抜けたってことですか?」
O弁護士 「うん、抜けました。 彼は結婚して千葉に住むようになってから、プロジェクトの会議に出るのが大変だったから」
私 「しばらくプロジェクトが途絶えているうちに、そんなことになってたんですね。。。S先生、お世話になったのに挨拶もできなかった」
O弁護士 「今度、飲み会に呼びましょうか? 飲み会なら来てくれると思うよ笑」
私 「ぜひお願いします! インハウス転身のお話、興味あるし。。。」
O弁護士 「それはそうと、うちのG弁護士 (O先生の上司) がね、またヤラかしたんですよ (苦笑) 聞いてもらえます?」
弁護士メンバーとの飲み会は内容が濃いので?続きはまた今度。
人や組織の運命を左右する責任の重い仕事をしている彼らはストレスが溜まりやすく、プライベートではやらかすことも。。。弁護士というエリートたちの裏の顔?を少し暴露してしまおうかと。
酒の肴にピッタリの話題なんですが、彼らも人の子、親近感を持ってもらえたら幸いです(笑)