ニューエラ
最近、美容整形ではエラを削る施術が人気らしい。
今どきの若い衆はエラを、削って削って削り倒している。
芸能人でも、誰とは言わないが「あ、この人、ニューエラだな。」
と分かる人はいる。
明らかにエラがなくなり、シュッとした印象になっているのだ。
外科手術ではなく、ボトックス注射の場合もあると思うが、なぜか一様に物足りない顔になっている。
没個性。
ところであたくしは、エラっぱり一族の一員である。
実家に帰ると、顔の似ている一族がエラを、張って張って張り倒している。
一発で一族と分かる、エラの張り方である。
あと、天パ族でもある。
でも、そんなにコンプレックスに思ってない。
なぜなら、エラが張ってる女の顔はセクシーだと思ってるから。
個性的で色っぽい。見ようによって、エラは宝物なのだ。
宝を活用するも腐らすも、その人の生き方のセンス次第。
それに、きっと何百万円もかけてエラ骨を削ったとて、美人の定義は常に変わるものだし、顔面フェイスの流行りは早すぎる!変わるのが!
だから、みんなにも、後々必要になるかも分からない骨をみすみす棄てないでほしいと思うのです。
後からやっぱり戻したいと思っても、削ったら終わり。
エラいこっちゃ
と言うことにもなりかねません…。
だからあたくしはみんなに言いたい。
エラ張って、胸張って生きてこっ!
って。
その顔が好きだよっ!
って。
君のそのエラしか愛せないっ!
って。
そう言ってくれる人が現れるかもしれないじゃん。
知らんけど
エラを削る前に、鰹節を削ってアミノ酸を摂取して心を落ち着けたほうが、ナンボか有益だと思うのです。うん。
現場からは以上です。