45 沢地萃(たくちすい)
~ 集まり、繁盛する時 ~
- 集結の象 ~ 喜び集まり、互いにその喜びをシェアしながら天の恵みに感謝する時 -
☆卦辞:萃、亨。王假有廟。利見大人。亨。利貞。用大牲吉。利有攸往。 (すいはとおる。おう、ゆうびょうにいたる。たいじんをみるによろし。とおる。ただしきによろし。たいせいをもちひてきち。ゆくところあるによろし。)
☆彖伝:彖曰、萃、聚也。順以説剛中而應、故聚也。王假有廟、致孝享也。利見大人亨、聚以正也。用大牲吉、利有攸往、順天命也。觀其所聚而天地萬物之情可見矣。(たんにいわく、すいはあつまるなり。じゅんにしてもってよろこび、ごうちゅうきょうをいたすなり。たいじんをみるによろし、とおるとは、あつまるにせいをもってするなり。たいせいをもちいてきち、ゆくところあるによろしとは、てんめいにしたがうなり。そのあつまるところをみて、てんちばんぶつのじょう、みるべし。)
☆大象伝:象曰、澤上於地、萃。君子以除戎器戒不虞。(しょうにいわく、たく、ちにのぼるは、すいなり。くんしもってじゅうきをおさめ、ふぐをいましむ。)
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☆序卦伝:「物相遇うてしかして後に聚まる、故に之を受くるに萃をもってす。萃とは聚(あつまる)なり。」
前の卦、姤の卦の次に、この沢地萃の卦があります。物と物が相遇った後、物が集まり、人と人とが相遇って後に人が集まる事となり、物も人も同じ理です。ですので姤の卦の次に、この沢地萃の卦があるのです。地の上に沢があって、沢の中に水が沢山集まっている形の卦で、物が集まり、人が集まる事についての道を教えるのがこの卦の主旨なのです。
★解説&運勢★
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