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57 巽為風(そんいふう)
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~ 巽順、迷い、従順 ~
- 柔軟の象 〜 風の如く柔軟に。謙虚な態度で優れた者に従う時 -
☆卦辞:巽。小亨。利有攸往。利見大人。(そんはすこしくとおる。ゆくところあるによろし。たいじんをみるによろし。)
☆彖伝:彖曰。重巽、以申命。剛巽乎中正而志行、柔皆順乎剛是以小亨。利有攸往、利見大人。(たんにいわく。ちょうそんいしてもってめいをかさぬ。ごう、ちゅうせいにしたがいてこころざしおこなわる。じゅう、みな、ごうにしたがう。ここをもってすこしくとおり、ゆくところあるによろしく、たいじんをみるによろし。)
☆大象伝:象曰。隨風巽。君子以申命行事。(しょうにいわく、ずいふうはそんなり。くんしもってめいをかさねことをおこなう。)
キーワード:
優柔不断、侵入、往来、巧言令色、遠方へ旅行、遠方から吉報、土台不安定、風の如く、社交、交際、縁談、人の心に取り入る など
☆序卦伝:「旅にして容(い)るる所無し、故に之を受くるに巽を以ってす。巽とは入るなり。」
旅の卦の次に巽の卦があります。零落し、家もなくなり、放浪の旅をする時には、何処にも我が身を容れてくれるものがないので、自分の身を低く、小さくして、人に謙って、柔順になるのです。そこではじめて人に受け入れられますので、旅の次に巽の卦があるのです。巽は柔順にして小さくなって、人に謙り人のところへ入ることを意味します。
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