転職活動は、楽しい。
自分を変えるために、環境を変える。
私は、今の会社で働いている自分が好きではありません。というよりも、好きではなくなっていきました。環境のせいにするのは無責任な気もするし、というかすべてが環境のせいではないけど、仕事をする自分を好きになるために環境を変えたい、と思ったのが転職活動を始めた一つの理由。
はじめに
そんなわけで、29歳のわたしは、2回目の転職をすることになりました。この年齢で2回目というのは、世の中的に割と普通になってきた感じもしますね。
上でざっくり述べたものの、詳細な理由は伏せますが、どうしてもどうしても転職をしたかったので絶対に転職する、という意気込みで転職活動を開始。無事にオファーをいただき、始めてから(転職エージェントに登録してから)約1.5ヶ月で転職活動は終了。その中で感じたことを残しておくため、つらつらと書いてみます。
大事だと思ったこと
軸を考え、ぶらさない
29歳は社会人としてはまだまだ若手(の、はず)。でも会社員として約7年働いた中で、「仕事で大切にしたいもの」は私なりにあって、それは転職活動中にブラさないようにしました(たまにブレたけどw)。この軸は自分の価値観が変わるとともに今後も変化するものだと思うけど、今の時点で大事にしたい価値観を定めることは大切。そもそも(会社で)働きたいのか?というところから自問自答しましたが、これについては「働かなきゃいけない」という答えにたどり着きました(笑)
エージェンシーの選定
エージェンシーを使っての転職は初めてだったのですが、こんなに転職エージェンシーってあるんだ… と、びっくり!
最初はあらゆるエージェンシーに登録して求人の案内をもらっていましたが、これはあまり良くなかった..。上で書いた「軸」に合ったエージェンシーを選ぶことで、転職活動は少しラクになるのかも、と今振り返ると思います。業界に特化したエージェンシーや、クラス別(マネジャー、エントリーレベルなど)に特化しているエージェンシーなど、いろいろありますよね。
登録しすぎてしまうと、案内してもらう求人が多すぎて、何がしたいのか分からなくなったり、エージェントや会社との面接の時間の確保ができなかったり、あまりプラスになることがありませんでした。案内してくれた求人が良くても担当者がイマイチなこともあって無駄にイライラしたり(笑)
私は最終的には2つのエージェントに頼っていました。LinkedInで求人を見ていたりもしたけど、オープンになっていないポジションをいち早く知るには、エージェンシーを使うことがベストかも。
会社を選ぶ立場だという考え
これは新卒の就活の時にも言われていたけど、当時はこんなふうに思えなかったし、「雇ってもらえないと無職」なわけで、かなり必死でした。今考えても仕方ない(笑)
でも転職となると、一応職には就いているので、心の余裕が持てました。なので、雇ってもらう(もちろんその気持も大事)というよりは、ポジションに「マッチするかどうか」という視点を持てると、素の自分で面接に臨んだり、自分の要求も結構言えたりします。
ポジションがなくても連絡してみる
「絶対にこの仕事がやりたい!」というものがあるわけではない私ですが、一つだけ、「絶対にここで働きたい!」と無性に思った会社があったんです。ただ、日本でのポジションはオープンしていない(というかまだ日本法人がない)状態。でも連絡してみたら、「日本でのポジションはいずれオープンしたいと思っている」とのことで、面談をしてくれて、さらには日本でポジションをオープンしてもらえるように会社のトップに掛け合ってくれました。
結果的には日本進出は時期尚早とのことでその会社にいくことができませんでしたが、「今空いているポジションから選ぶ」だけではなく、自分でポジションを開けにいける可能性も無きにしもあらず、ということを学びました。何かが減るものでもないので、ダメ元で連絡してみることはGood!
私が大事にしたかったもの
ここからはもっと個人的な話になりますが自分の記録としても書いておきます。今回の職探しの上で大事にしたかった私の価値観やもの・ことは、ワークライフバランスと働く環境&人。
ワークライフバランス
まず、私は趣味に命(…は言いすぎですが、時間とお金)を捧げています。趣味というのはトライアスロンやマラソンですが、このためにお金を稼いでいます。生活費よりトライアスロン費の方が高いかもしれません。なので、そもそも趣味を続けられないような仕事環境になることは絶対に避けたかった。そういう意味で、ワークライフバランスは最重要事項の一つとして置きました。具体的には、フレックス&リモートワークありにこだわりました。
働く環境(人)
次に、働く環境について。転職理由でもあったから、ここはしっかりと見ていました。
その前に、私は今までマーケティングに携わっていて、これからもそれはあまり変えたくないなと思っています。…というより、新しい職種でもいいのですが、絶対にこれ(職種)がやりたいというものがない、という方が事実です。
ただ、業界にはこだわりはありません。確かにこれまでずっとスポーツの業界にいて、自分の趣味にも通じるところがあり、周りからも「趣味を仕事にしていて良いね!」と言ってもらえることもありましたが、個人的には趣味が仕事になっているわけではありません(笑)
私は自分で自由に運動をすることが好き(=趣味)なのであって、仕事で運動をすることがあるかというとそうでもなく(あったとしてもそれが好きなわけではない)、だから私の中では「趣味=仕事」ではないのです。こんなこというと、贅沢言うな!と言われそうですね(笑)いつか、仕事で運動することが好きになれたらいいなぁとは思います。
というわけで、職種はマーケティングで探していたものの、業界はあまり絞っていませんでした。
そんな中でも、仕事するからには成果は出したい。じゃあどうしたらいいのか?働く環境、中でも一緒に働く人の影響を私は大きく受ける気がしているので、そんな環境を探し求めました。
良くも悪くも、周りの空気や人に簡単に合わせられるし(最近はちょっと図太くなってきて、だいぶ素の自分でいられるようになりましたが)、空気を読み過ぎちゃうところがあります。
そんなこともあり、なるべく素の自分でいられるところで働きたい、そしてそれが仕事の成果にも繋がりやすいと思ったのです。
会社である以上、人は入れ替わるし、組織も変わるし、だから今合う人がいるからと言ってそれが永遠に続くわけではありません。
とはいえ、会社の雰囲気はそこにいる人たちでできあがるわけで、その雰囲気に合うか合わないかは結構直感で分かります。今回の転職活動では、オファーをいただいた&いただけそうなところに関しては、実際に社内の人に会わせてもらい、合う!と思ったところに決めました。
でも結局…
長々と書きましたが、結局一番重要なのは、自分のこの選択を正解にしていくということでしょうか。だからこれからが大事!
私が愛するミスチルの桜井さんもそんなことを言ってますし🥺
色々考えて選んだ転職先だけど、きっと良いこともあれば嫌なこともある。そんなのも含めて、自分で決めたこととして、受け入れて正解にしていく。そんなマインドで新しい一歩を踏み出します。でもとりあえず…今のところはめちゃくちゃワクワクしてます🤩
おめでとう、私!
その他思ったあれこれ
気合いとエネルギーが必要だけど大学の就活に比べて気持ちはラク。だけどなんとなく転職したいという感じだと気持ちが持たないし、相手にもきっと見抜かれる。
リモートワークだとやりやすい
転職エージェンシーも人材の奪い合い。掌返しも結構すごかったりする。
軸に幅があると多くのポジションが魅力的に見えてくるので、ある程度で見切りをつけること
合わない会社だと(特に口下手な私は)面接でも喋りづらかった。
複数社受けるなら同時並行じゃないと難しい(特に最終オファーは返事の期限があるので)
転職を考えてなくてもレジュメは常にアップデートしておくと便利
「転職で年収は多少下がってもいい。頑張れる環境ならきっとすぐに上がるから」どこかで見た誰かのこの言葉はとても好きだと思った(情報が曖昧すぎるww)。でもこれに納得したし、探す仕事の幅が広がった。
逃げの転職は良くないと言う人がいるけど、転職活動自体にワクワクするなら転職すればいい、というか転職の理由はなんでもいいと思う。
私はほぼずっと(例のクセありのエージェントと話しているとき以外)、ワクワクしてました。転職活動は、楽しい!