【2023年4月】自分は自分の味方でいる
こんにちは、Mariです。この記事を書いている5月上旬、世間はGW真っ只中です。そんな中、私は「とあること」に挑戦し、それが完成しようとしています。そのことにも触れつつ、2023年4月の1ヶ月の振り返りをしていきます。
1.1ヶ月の全体像
今月も色々なことがありました。
3月の1ヶ月、3ヶ月ちょっと過ごした冬の北海道を離れ、本州や四国を旅行していました。
4月に入ってからの3日間は、北海道で一緒だったフランス人の彼と一緒に千葉県をドライブ旅行しました。
月末に国に帰る彼とは「今までありがとう」とお別れをし、私は母が住む某都市へと向かいました。
ここでしばしお世話になる予定でしたが、天秤座の満月が起こった頃、事件勃発。身の危険を感じた私は、ここから離れることを決めたのです。
(詳しくはこちら↓)
行き場をなくした私は、そのまま貯金を切り崩しながら、宛てのない流浪の旅を続けたのでした。
2.メンタルの揺さぶり
お互い好きだったフランス人の彼と別れたこと、思わぬ形で家族と離れることになったこと、金銭的な不安とあいまって、この頃の私はメンタル的にかなり来ていました。友達に相談できるまで気持ちが整っておらず、初めてネットでオンラインカウンセリングというものを予約して、話を聞いてもらったりしました。
最初の数日~1週間は気分のアップダウンもあって辛く感じましたが、そんな中でも役所に行って健康保険から国保への切り替え手続きをしたり、ハローワークに行って失業給付がもらえるように手続きをしたり、その時できることをやっていきました。
これからのことを思うと不安でたまりませんでしたが、自分を責めずに、人を憎まずに「今できることを今の自分なりにやっておこう」という結論に至りました。
3.今の現実を「脇に置いておく」ために
落ち込んでいてもお腹を空くし、夜になったら屋根のある所で眠りにつきたいもの。
役所での手続きを済ませた私は、「どうせ毎日宿泊と食事にお金が消えていくなら」と、前からやりたかったことをやることにしました。
その1つが、「バイクの免許を取得する」というものでした。
すぐに直近で入校できる合宿先を探しました。合宿であれば、その期間の宿と食事はついています。そして卒業すれば免許がとれるので一石二鳥です。
また、私は自動車免許を持っているので、学科を受けなくていい時間に落ち着いて仕事探しができる、と実は一石三鳥だなという結論にいたりました。
かくして、1日2日迷ったものの、最速で入校できる自動車学校への合宿を決めたのでした。
合宿を決めてから入校までは約2週間ありました。
その間に、まずは仕事探しができるメンタルにするために、心に休養を与えることにしました。
4.ずっと行きたかったリトリート施設
リトリートにも様々なものがありますが、私は「日常から離れ、静かな場所で自分自身と向き合う」ために今回リトリート参加を決めました。
この施設は以前から知っていて、1年ちょっと前に日本に帰国した時も来ようか迷っていました。今回、色んなnegativityでがんじがらめになった自分のマインドを解放したいと思った時に、この広大な自然の中でゆったりできる施設が頭に浮かびました。
2泊しましたが、1泊目はオプショナルツアーのセグウェイツアーに参加。
これも「やりたいことリスト」に入っていたことでした。たまたまタイミングが合って実現。
2泊目は、散歩したり、読書したり、とにかく「何もしない贅沢」を味わいました。今ある現実を一度脇に置いておいて、自分の深いところと繋がる。そんな時間を過ごしたかったのです。
食事はオーガニックで、お肉はなし。体にも負担をかけない配慮です。
なるべくインターネットも使わないようにして、kindleではなく紙の本での読書。数日前まで抱えていたどうしようもない不安が溶けていくような感じがしました。
5.エネルギーをシフトさせる
合宿免許の入校日までは、地方の旅館で3泊4日を過ごしました。
まだ本調子ではありませんでしたが、だいぶメンタルが整ってきました。
日中にはマックへ行って仕事探しをしたり、自分の履歴書に手直しをしたりして過ごしました。
「この後どこへ行こうか」
入校日まではあと2、3日あったのです。
このままここで過ごしてもいいですが、何か味気ない。
「仕事が見つかるだろうか」「お金は大丈夫だろうか」
弱気になっている自分に喝を入れるべく、私は「ずっとやってみたかったけど敬遠してきたこと」を実行に移す事にしたのです。
次の目的地に選んだのは・・・
山梨県です。実は、富士急アイランドに行ったことがなかった私。
北海道にいる時に一緒だった女の子たちと「一緒に富士急行きたいね♪」なんて言っていたのです。あいにく私が向かった時は彼女たちは散り散りになっていて一緒に行くことはできませんでしたが、私は塞いでいる自分のエネルギーを変えたくて、「一人富士急」を決行することにしました。
結果、3大コースターに開園から1時間ほどで全て乗る事ができました。
ここで私が学んだのは、「恐れは脳内が創り出している幻」であるということ。
ジェットコースターも落ちる直前が怖いですが、落ちたらなんてことないんです(笑)それを腹落ちさせる意味でも、今回ここへ来てよかったと思いました。
「やりたいことは先送りせずに、できる時にやる」
このことの大切さを改めて実感しました。
翌日は自転車を借りて河口湖周辺を回りました。
やはり、体を動かすとエネルギーが動きます。自然の中にいると、自分の悩みが少し軽くなったような気がします。
6.いよいよ教習開始!
「バイクの免許を取る」というのは、実は10年来の夢でした。
しかし、タイミングが合わずに今まで見送っていたのです。
そんな中、今回思い切って取得に踏み切ろうと思えたんです。
「もしかしたらしばらく使わないかもしれない」
それでもいいと思いました。だって心から「やってみたい」という声が聞こえたから。
幸い、読み通りWiFiのある部屋で仕事探しをする時間がたっぷりありました。1日の中でやることが数時間あって(しかも体を動かす)、自分時間もしっかり取れて、チェックアウト→移動というロスが少ない分、腰を据えて仕事が探せました。
現在GWに入ってしまい、面接は少し後になってしまっていますが、それでも毎日することがある分、要らぬ心配をしなくていいのが利点だと思いました。
お金はその価値を自分のやりたいことなどに交換してナンボのもの。
「ギュっ」と握っているだけでは意味がないことを経験から知っています。
「どうせなくなるなら、好きなことに遣おう」
そう思って一歩を踏み出したことに後悔はしていません。
7.おわりに
SNSなどではその人の楽しいこと・いい瞬間しか切り取られていません。しかし、人生にはアップダウンがあって然り。私はこの1ヶ月、無理にポジティブになることはしませんでした。
悲しいことがあったら、そう感じている自分にネガティブになることを許可する。
その上で、今日できることを今日の自分でできる範囲でやっていく。そうすることでしか見える世界は変わってきません。
バイク合宿も終盤になって、最初は乗り方が分からなかったのが、気がつけば普通に一人で乗り回せるようになっているのです。このように、成長はその瞬間瞬間を切り取っても分かりませんが、1日1日を積み重ねていることで確実に前に進んでいるのです。
だから、今回の私のように「後退」だと思える出来事さえ、もしかしたら前進するためのステップなのかもしれません。
よく言われることですが、止まない雨はないし、明けない夜はないんです。
この世の中は陰と陽で極まってます。「陰きわまりて陽となる」というように、良くも悪くも同じ状況は続かないのです。
だから、やりたいことをやって生きる。
我慢せずに、自分らしく生きる。
例え今が辛くとも、そこだけに引っ張られないようにしたいです。
自分の経験ですが、今ある悩みや課題のみにフォーカスすると、視野が狭まって他の可能性や、差し伸べられている救いの手に気づきにくくなってしまうからです。
まるでメガネを頭に乗せながらメガネを探すように(笑)
今の不安がまったくなくなったわけではありませんが、少なくても毎日少しずつ、目標に向かって行動することができています。
自分だけは、何があっても自分の味方でいてあげたいものです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
2023年5月1日
バイク合宿先の教習所より
Mari