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【2022年9月】立ち止まることで見えてくる未来

こんにちは、Mari(Mari the world)です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

9月に入っても残暑が続く日本でしたが、彼岸辺りに台風が来てから朝晩だいぶ涼しくなりました。日が暮れる時間も5時台になり、朝、日が出るのも6時過ぎになってきました。秋分を過ぎて、少しずつですが秋めいているのを感じる今日この頃です。

誰が執筆を待っているわけでもないと思いますが、今回も自分の生活の記録として、振り返り記事を書いていきます。

前回の記事はこちら↓

1. 断捨離もとい、ときめくお片づけ

9月は12星座でいうと『乙女座』の季節。乙女座のキーワードは「整理整頓」「片づけ」「オーガナイズ」「プラニング」。どちらかというと地味だけど、なくてはならない存在。今の立ち位置を振り返り、これからに活かす調整の時期。

奇しくも水星逆行が9月10日から始まったので、スローダウンした空気感を感じた人も少なからずいたと思う。私もそうだった。9月に入って数日して、物事がそれまでのように進まないのを感じていた。でもそれも想定の範囲内なので焦ってはいない。

今月掲げていた個人的なテーマは『Make Space』だ。具体的には所持品の見直しをすることを決めていた。

今年の始めに帰国して、エアビーを1週間借りて断捨離をしていたのでそこまで大変ではなないが、あの頃は時間が限られていて細かく全ての物をチェックすることができなかったため、今回改めてゆっくりsort outすることにした。

衣類の片づけ

私の片づけの目的は「物を減らす」ことでなく、「ときめく物を残す」ことにある。元々物を減らしているので、今回はあくまでチェック程度のものだ。サマリーポケットに預けていたスーツケースを宅急便会社さんたちが届けてくれ、いよいよ片づけを始めることができた。

ときめきチェックの様子

前回チェックしてから、服は数えるほどしか増えていない。沖縄で買った数着くらいだ。(それも服をほとんど持たずに生活を始めたため買い足したに過ぎない)。それでも、古くなった靴下や夏服数着、カナダで買った冬物の部屋着などを処分し、45リットルのごみ袋1袋分の衣類とお別れを告げた。

カバンたち

バッグは海外で生活していると日本に預けていたデザインと同じような物を買っている自分がいつもいる。2月に数を減らしていたので、今回は5年前にオーストラリアで買ってそれ以来使っていない、70リットルのバックパックだけ処分した。

衣類の整理を終えて、次は本の整理だ。

海外へ行く5年前までは本が多く困っていたが、ワーホリを期に手持ちの蔵書を減らし、残したい本はスキャンして電子書籍化してくれる業者に頼み、タブレットに入れていた。そのため、紙の本はそんなに多くない。

今ある本の8割はオーストラリア、イギリス、ニュージーランド、カナダで買って持って帰ってきたものだ。洋服の片づけでときめき感度が上がっていたので、そのまま「今ぜひ読みたいか」を基準に処分した。こんまりさんによるとポイントは「中身を読まないこと」だそう。なので、表紙を触り、中身を思い出せないものはパラパラめくり、7冊くらいをサクっと手放せた。

本が終わったらお次は書類。これが中々難航する。

私は普段から紙に色々と書くのが好きなので、あっという間に色々な書類が溜まってしまう。公的な書類は分けて、不要な物は処分できるが、海外生活で書き留めたことやこれまでの職歴をまとめた紙など、もはや書類カテゴリーではなく「思い出カテゴリーだろ」って物が多いので、一旦保留にした。これについてはおいおい電子化をはかろうと思っている。

昔持っていたスキャナーは処分したし、何より時間がかかりすぎるので、アウトソーシングしてスキャンしてくれるサービスに頼もうと思っている。HDDにも保管するが、以前HDDが読み込めなくなって中の写真やら何やらが消えてしまった痛い経験があるので、オンライン上のクラウドに保存していつでも取り出せるようにするのがゴールだ。

ちなみにこんまりさんによると、書類は「今使っている」「しばらく取っておく」「ずっと取っておく」に分けるのだそう。

書類を簡単に仕分けしたら、次のカテゴリー「小物」へと移っていく。

文房具の片づけ

小物には色々な小カテゴリーがある。キッチン、電子機器、文具、薬、化粧品、トラベルグッズなどなど・・・。帰国する度に物を減らすことに成功してきたため、今では一人暮らしをしていた頃ほど物はないが、それでもこまごました物は油断すると増えていく。

電子機器のときめき仕分け

私は元々大のテレビっこなため、DVDやブルーレイ、VHSレコーダー、DVD&BDレコーダーが大量にあった。だが、海外生活を経てテレビを観ることは見事になくなり、その時間でYouTubeやNetflixを観たり、本を読むようになった。そのため、今回の片づけ祭りに先駆けて10年以上前に買った約10万円のテレビと、4~5万したBDレコーダーを手放した。これは自分の中では今回の片づけでの大きなハイライトとなった。

また、今回はデジタルの片づけを重点的にやりたいと思っているが、まだそこまでは到達していない。10月も地道に続けていこうと思う。


2. 分野別振り返り

水星逆行中なので、何か物事が進展したわけではなかった。
何か大きなイベントがあったわけでもないが、それでも1ヶ月もあれば振り返った時に何かしらあるものだ。

仕事

職場の露天風呂にて

お盆の繁忙を終え、少し落ち着いてきた。それでも週末には満室になることも多く、ストレスフルな日もある。だが、仕事を覚えてきたこと、早番として日中に仕事ができること、そして寮で快適な生活をできていることが生活にハリを与えてくれている。3ヶ月の契約も半分が過ぎた。残りの期間も何とかやっていけそうだ。

お金

母との旅行先にて

お金は7月・8月の北海道・青森旅行のツケを払っている状態なので余裕がなかったけれど、今月はマイナンバーカードを作ったことによりポイントのキャッシュバックがあり、結果カードの支払い額を18000円ほど減らすことができた!!また、県民割(ブロック割)を使って旅行したら、当日宿泊先からキャッシュバックがもらえ、飲み物代をひいた7000円くらいが返ってきた!

そんなわけで、数日に1回コンビニでスイーツを買ったり、他県の歯医者に行く際に片道新幹線を使えるくらいの余裕ができたのだ。ありがたや~。

月末にクレジットカードでネットショッピングしたものの、9月のカード利用額は7月と8月の半分以下に抑えられたと思う。

ちなみに何を買ったか詳しくはこの記事に書いた↓


健康・美容

温かい飲み物が恋しい季節

食欲の秋にふさわしく、秋の野菜やフルーツが美味しい季節になってきた。出勤日は職場からお弁当が2食出るが、朝と休日3食は自前なので、意識して体にいいものを口にするようにしている。キッチンが狭いので料理はできないが、それでもコンビニでカット野菜を買ったり、徒歩15分にあるスーパーでナシやリンゴを買ってみたり。

その他、今月は屋外ヨガクラスに1回、同僚と3kmのランニングに1回参加することができた。(それ以上にコンビニ菓子など食べまくっているが・・・)また、8月のcheck upで見つかった虫歯3本の治療を開始。といっても2週間に1回のペースでしか行けないので、現在1本目の虫歯の治療途中だ。

また、今月3回目のCOVIDワクチン接種をした。2回目まではカナダで済ませていたが、今までメリットを感じてなかったので3回目は打たずにいた。しかし、旅行の割引や帰国の際の隔離条件の緩和を受け、3回目を接種することに。2回目まではモデルナ、今回はファイザーにした。3回目だからかもしれないが、2回目に比べると副反応はだいぶマシで、翌日気だるくはあったが1日仕事をすることができた。(本当はカナダみたく有給にしてほしいけどね!)

レジャー・旅行

木々の隙間からとらえた写真

母との旅行は私がイギリスにいた2019年にフランス・ベルギー旅行に行って以来、実に3年ぶりだ。感情的になってすぐに怒ってしまう更年期の母との旅行はとても楽しいとは形容できないが、それでも行こうと思ったのは「親はいつまでもいない」ということを海外生活が教えてくれたからだ。最近話したイギリス人の友人(日本在住)は、パンデミックが起こって日本にいる間にイギリスにいるお父さんが亡くなってしまった。友人の家に遊びに行った際にお父さんにお会いしていたので、それを聞いてとても寂しい気持ちになった。

だから、たとえケンカして嫌な気持ちになるのが分かっていたとしても、旅行に行こうと思った。

これについてはアメブロで記事を書いたので割愛。

プライベートではお出かけするよりは家で片づけしたり、本を読んだり、映画を観ることが多かった。2022年は西日本、沖縄、北海道とのべ2ヶ月くらい旅行をしたので、下半期は大人しく働くわ(笑)

メンタル・スピリチュアル

スマホで撮影した魚座満月(ハーベストムーン)

9月はスピリチュアルな力も強い期間だったように思う。魚座で満月があったり、お彼岸があったり。ちょうどその時期に母と旅行に行っていたので、私の生まれた病院の話や、父方の両親(私が生まれる前に亡くなっている)のルーツを母から聞けて感慨深いものがあった。

ワーホリとワーホリの間に帰国した時だっただろうか。両親が実家に保管していた埃かぶった8mmテープたちを全てDVDにダビングしたことがあった。海外にいる間、それが時々見返せたらいいのにな~と思うことが何度かあった。そのため、今回の片づけをきっかけに、ダビングしたDVDたちをHDDにダビングしてもらう業者さんを見つけてDVDを発送した。現在3ヶ月待ちらしくて、実際にダビングが仕上がるのは12月になってしまうけど、それを母にも渡せたらなと思っている。

また、1ヶ国目のオーストラリアワーホリ期間のフォトブックも3冊作ったのだけど、正直仕上がりの画質が微妙すぎて、それは次に近くに用事があるタイミングで店舗に持っていって返金手続きしてもらうことになった。ミラーレス一眼で撮った写真でさえ、家のプリンターで印刷したような仕上がりだったもので・・・。

メンタル的には、ブレることが多かったように思う。
日本の社会で働いていると、否が応でも人のペースに合わせたり、周りの目を気にして振る舞わなくてはいけない場面が多くなる。そんな時は、お気に入りの本を読んだりして自分の軸を戻していく。ブレること自体は悪くない。大事なのは、マインドフルにそのことを自覚し、時間がかかったとしても元に戻る方法を知っていることだ。

3.居場所について


本日の朝の様子(お休みです)

パンデミックが起こったのが2020年2月ごろとすると、約2年半が経過したことになる。私個人でいえば、ニュージーランドからカナダへ移動し、日本に戻ってきて数年ぶりに日本の社会で働いている。海外にいても、日本にいても、Part of myselfは別の場所にあるような感覚がするんだけれども、きっとそういう風にしてバランスをとるのが私の生き方なのかもしれない。

日本にいたらいたで退屈さを感じる一方で、安心感があったり、馴染みのあるご飯を食べれたり、恩恵を受けていると感じることも沢山ある。特に、片づけを通して改めて感じるのが、自分がときめく物に囲まれて過ごすと人生は潤うな~ということ。

海外でも素敵な家に住んできたけど、好きな仕事を好きな時にできるわけでもなかったし、ましてや家のインテリアや住む場所も思い通りになるわけではなかった。

その点、日本に帰ってきてビザの制約がないので、好きな場所で好きな仕事ができる。また、今みたいに自分の所持品全てと向き合って自分のこれまでとこれからに思いを馳せることもできる。物が私の価値を決めるわけじゃないんだけど、どんな環境でどんな気持ちで過ごしていくかが私の人生のクオリティーにかなりの影響を与えるんだなっていうのは肌感覚で理解しているつもりだ。

どこにいようが、何をしていようが、自分が自分自身と深い部分で繋がっていれば動じないし、前を向いてしっかり歩いていける。

ちょうど木星魚座期(スラッシュ牡羊座期)の今年は、2023年からフレッシュスタートを切るにあたり、これまでの12年間を振り返るいい期間。そんな節目の年に、自分のホームである日本で自分自身と深く対峙できる環境が持てていること、今とても嬉しく思う。

4.エネルギーもお金も循環するもの

旅行先にて

去年作った今年用の卓上カレンダー。毎月お気に入りの言葉を印刷したのだが、9月の言葉はこうだ。

The nourishment of body is food, while the nourishment of the soul is feeding others.

私なりに訳すと、こんな感じ。

体への栄養は食べ物。でもね、心(魂)への栄養は周りの人に与えることなの。

Feeding othersは「誰かに料理を作る」なんて訳したりできるけど、ここでは「サービスや真心を与える」って捉え方で訳してみた。これっていい言葉だなって思う。

生活していく上でお金は必要。でもそのお金ってどうして手に入るかっていうと私たちが外に放ったエネルギーの対価なんだよね。お金もエネルギーも、水と一緒で循環してナンボだって思うんだよね。

給料日はもちろん嬉しいんだけど、日々自分が誰かの役に立っているんだって感覚が得られる場所があること自体が嬉しい。だから私は働くことが好きなんだと思う。特に今みたいに、不特定多数の人々と毎日交流がある仕事は、自分の性分に合っているなと思う。

カナダや他の国でのチャイルドケアの仕事もそれはそれでよかったんだけど、やっぱり同僚がいない中、特定の人たちと家にこもって接していると、頭がおかしくなってくるんだよね(笑)。だから、今こうしてビザに縛りがなく、雇用形態を気にせずに職業選択の自由があることが本当にありがたい。


5.おわりに

乙女座のシーズンが終わり、天秤座の季節がやってきました。季節の変わり目は体調や気持ちが不安定になりやすい時期ではありますが、暑すぎず、寒すぎない気候が個人的には好きです。読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋など、秋は色々なことに挑戦できる季節かもしれません。

私は最近、本当に久しぶりにファッション雑誌を買いました。
そして、コンビニではさつまいもや栗の菓子パンを手にとっています。

天秤座は美や社交を表す星座なので、整理・整頓/オーガナイズの色が強い乙女座から、少し華やかな季節が来た印象です。お彼岸くらいから気温の変化に合わせて空気感が変わったのを感じています。

9月の終わり、屋外ヨガに参加

秋の空はどこまでも高くて澄んでいます。夏までの疲れをしっかり癒して、これから来る冬までの間のこの時間を楽しみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2022年9月30日
日本某所にて

Mari

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