美味しいお店、どうやって見つける?
人間一度に食べられる量には限度あり。1日に食べる回数もまあ3回。食い意地が張っているのか、何なのか、一生に食べられる回数なんて限られているのに、外食で失敗した時のガッカリ感の半端なさはありません。特に旅先でそういうことが起きると、かなり引きずってしまう・・。
ちょっと前にnoteの有名どころ(?)の皆さんも、美味しいところのおすすめを探すためのサービス案を色々出されておりましたが、皆さんはお店、どうやって探しているんでしょうか。
理想的にはネットの情報をあれこれ引っ張ってにらめっこせずとも、孤独のグルメの井之頭五郎さんみたいに、あてどなく歩いてぽっと入ったところを楽しむ・・というのが出来ればいいんですが。
私が普段お店を探す時には、InstagramとYelpの二刀使いをしています。Yelpはアメリカの食べログみたいな感じなのですが、
・レストランのレビューだけでなく、ありとあらゆるビジネス(お店に限らず医者や学校なども)がレビューされている
・ビジネス1軒につきレビュー数がそれなりにある(Googleなどの他の口コミのところよりだいぶ多い)
・多少の操作疑惑も聞いたことはあるが、経験上自分の感想とレビューの隔たりがあまりないのでまあ良し
・一定数のレビューをするユーザーはYelp Eliteというステータスを貰えるので、頑張ってちゃんとしたレビューを書いてる人が多い。実名でのレビューが必須で、特別イベントに招待されたり、お店のオープニング情報をいち早く貰えたりといろいろ特典がある(知り合いも毎年この称号獲得のためにせっせとレビューを書いている)。
・サクラっぽいコメント(一言しか書いてなかったり、レビュー数が極端に少ないもの、誰ともつながってないアカウントなど)は一応フィルタされている
大体初めて来た場所で食べる所がわからない時には、携帯のYelpアプリを起動し、地図の位置情報から、自分の近くにある良さげなお店を見つけます。3スター以下のお店は大体足切り。
また評価が高くても、レビュー数が少なかったり、内容があまり曖昧としている場合には避けることもある(お店によっては1000件単位での評価があるところもある)。
最後のレビューが数年前というのもちょっとフラグ。
評価が良い店でも一定の低評価レビューがある場合、少し読んでみると問題は食べ物なのか、サービスなのか、また文句を言っている人なのか、傾向が如実に現れるのも面白いです。
例えば、中華料理屋で、食べ慣れないものをオーダーして、気持ち悪いとか文句言ってる白人はスルー。または中華料理屋で、お茶の値段が他より1ドル高いと文句言っているチャイニーズもスルー(笑)。
後は写真をさっと確認して、決定。このプロセスを30秒〜1分以内にだーっとやりますww
日本に行った時食べログも少し見てみたのですが、全体的にどのお店も星の数が少なめ(大体3つぐらい?)で良いのか悪いのか違いがよくわからず、ひとつひとつのレビューも日記風で長い割にポイントがよくわからずで、ちょっと把握するのに苦労しました。
日本にもYelpは上陸してるんですが、そういえばローカライゼーションのクオリティチェックをしないままローンチして、ずいぶん苦笑されていた記憶が。レビュー数もそこまで多くはないみたいですね。
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口コミサイトの評価の他に、最近はやはりインスタグラムでフォローしている、自分の好きな人達が行っている場所が気になってチェックすることも増えました。やっぱりこっちのほうが、もっとパーソナルな感じで楽しいです。
ほんとつい最近まで、インスタのユーザープロフィールをチェックすると、そのユーザーがジオタグをつけた写真が地図上にばーっと表示される機能があったんですが、今は自分のプロフィールでしか、その機能が使えなくなっちゃってみたいですごく残念。以前はフォローしている人の地図を見て、今いる場所にその人がアップしたお店が無いか確認したりしていました。
旅行に行く時にも、必ず各都市に、色々なユーザーがポストしている美味しい店をまとめてリポストしているようなアカウントがあるので、そういうのを1つでもフォローしておいたりするのも便利。
やっぱり食べ物ってビジュアルから入ることが多いので、最近はインスタの写真見て良さげ→Yelpで一応レビューも確認→Yelpのブックマークに入れておく→出先でYelpアプリから地図を出して、近くにいる場合はそこに行ってみる。
・・というルーティーンが増えました。ロンドンでも随分これで美味しいところに行けました。
・・って、これを書いていて、お店選びに失敗したくないがために、あまりに石橋を叩いた安全策に走ってないか?という気もしてきた。ネットを見ずに、人の意見に左右されずに、本当はもっと冒険するべきかもしれない・・・・!うううむ私に乗り移れ、井之頭五郎・・・!!