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さるっぱかま!!!!

とうとう、作りました!「さるっぱかま」!ちょっと前に「西会津芸術村」関係の皆さんと楽しい交流がありまして。その時に「まりさん!さるっぱかま作りにきなさい!」とお誘いをいただき、行く気満々でおりましたのに、コロナ、ですよ。

会津に行きたいという気持ちもさることながら、さるっぱかまを作りたくて、作りたくて。じゃ、ネットで作り方があるか、と探してみましたが、これがない。全然ない。暮しの手帖のバックナンバーにある、という情報も見つけましたが、14年も前のもの。古本は3千円以上の値がついてて、なんじゃこりゃ。

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よそのブログさんにあった写真。これが欲しかった。(http://tuku-tuku.seesaa.net/article/159003522.html)でも、手に入らない。。。(泣)

やっと探し当てた製図はこれ

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出典は「福島教育情報データベース」。尺寸で書かれているのでまずは、センチ に直して。でも、これだけでは、何がどうなんだか全然わからないでしょ?この図を前にして妄想。頭の中で、パーツがひらひらと組み合わさったり、離れたり…。でも、どうしてもうまくつながらないんですよね。

こうなったら、やってみるしかないっ!

でもね、一つ見つけたんです。「たつけ 袴」の作り方、という情報。とてもよく似てた。おしっ!これでやってみるさっ!で、早速、手元にあった木綿の着物を解きました。おそらく、片貝とか伊勢とかのものだと思う。

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↑こいつ。

元々、洗ってしまってたやつだから解いて、アイロンかけて、測って切ってみた。見頃片側と掛け襟部分少しで全パーツが完了。後は、パーツを縫い合わせていくだけだわ。やってみるとわかるんだな。この不思議な縫いもの。やってみないと絶対わからないですよ。

四角いパーツを組み合わせる楽しさ!

そう、全て直線縫い。三枚の布の角を合わせて、きっちり縫えた時はすんごく嬉しい。そして、見る見るうちに布は形になっていくのよね。

そして…。できちゃったわよ

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見て見て〜〜!ひざ当ては割と柔らかいチェックの木綿。それでね、作ってからひざ当ての上部をポケットにするアイディアを思いついて。

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黒猫月之助がちょっとお邪魔ですみません。

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後ろはこんな感じ。着るとお尻に余裕ができて、しゃがむのがとにかく楽。立ち上がった時にぽこんと飛び出るのが猿っぽいのかな?かわいいのです。

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↑ちょっと誇張しすぎたか。↓スネから下はぴったり。

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野良着なんですね。本当に。

可愛くできたから、もうひとつ作りました

一つの着物から二つ。あと袖が残っちゃった。何を作ろうかな。

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もう一つは黒の格子を貼ってみたの。はっきりしてて縦に流れる柄なのでスリムに見えます。赤のほうは横ストライプに見えるんだよね。黒の方を売りに出そうかと思うんだけど。

そう、近々、「手しごと まりネェ」では、待望の(?)ウエア販売を始めようかと思っているんです。ほぼ、一点ものばかり。をいをい、アップするお品物をピックアップして、ご紹介していこうと思います。こうご期待!


https://marinee.handcrafted.jp

#さるっぱかま #手仕事職人 #和でつくる #和をつくる #かわいい野良着 #日本のデザイン


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