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失望の夏

8/10(土)トレランのトレーニングで高尾の蛇滝を登った先から日影に下りる途中で、足を滑らせ着地に失敗し左足首を捻った。

初めての骨折

何か小さいものが割れるような音と共に捻ったことによる激痛に襲われた。この痛みの激しさがいつもの転倒ではないことを実感させた。まだ山の中腹あたり、左足に体重をかけないようにしながら何とか下山し、病院へ行き応急処置をして翌日レントゲンを撮り、「剥離骨折」と判明。その日からギブス&松葉杖生活となる。

頭をよぎることは

最初は「たられば思考」が駆け巡った。
このコースにしなければ、
土曜日に無理に走らなければ、
前日の飲み会を断れば、、、と。

次は「FTR100」に向けてやる気が空回りしている感覚に何とも言えない喪失感。

そして、松葉杖の大変さに心を砕かれた。5メートルも進むのに汗だく、一呼吸置かねば進めなくなる辛さ。

8月初旬にコーチングしてもらって、FTR100に向けた目標タイムが明確になり、トレーニングメニューにアドバイスをもらったところだった、、、悔しい。

こんなに晴れてるのにトレランはおろか、外出もまともにできない、、、悔しい。

相棒は、メキメキ腕を上げてると喜びの報告をしてくる、、、悔しい。

とにかく悔しい。
こんなにも「悔しい」という感情が自分の中を巡っているのは初めてのこと。
この時間に意味を持たせることを今は無理にやりたくない。そんなことしても心が許してくれない。
悔しさに身を任せきった時に次が見えてくるはずだ。それを信じる。

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