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ペーパーカンパニーが脱税になる理由

今回は、ペーパーカンパニーとは、
また、それが脱税になる理由について
詳しく説明していきます。

では、早速始めていきましょう。

ペーパーカンパニー

ペーパーカンパニーとは、
登記上設立はされているが、
事業活動の実態がない会社を指します。

特に、
その法人格が悪用されているとの
ニュアンスをこめて用いられることが多いです。

幽霊会社もしくはダミー会社ともいう。

例えば、
本社があり、子会社を持っていたとします。

この本社が、子会社に
仕事を任せることは良くあることです。

子会社には、仕事を任せたので、
本社は子会社に向けて、委託料を払います。

これは、当然経費に出来ます。

しかし、
その会社が、節税目的だけのために

作られた会社であれば、
脱税につながります。

例えば、

本社の売上が調子良く、
利益がたくさん残りました。

もちろん、会社は、
税金を払いたくないので、

どうにか経費で利益削減し、
さらには自分の手元に残らないか考えた結果、

従業員も0、ビジネスもしない会社を作り上げて、
そこの会社に、
委託料として利益を支払ったことにしました。

もちろん、これは脱税になります。

理由は、法人税を下げるために、
作った会社や支払いとみなされるためです。

そうではなく、
しっかりと実体のある会社であれば、

なんらかの理由をつけて、
子会社に支払いするということは、
合法であり、節税に繋がります。

まとめ

実体のない会社。
つまり、ペーパーカンパニーの会社に対して
支払いをすることは、法人税を下げるためと
みなされるため、経費に参入出来ないということを

理解する必要があると言えるでしょう。

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