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なぜ?プレモルは、エビスビールを抜けたのか

「今週、乾杯しか言ってない🤭」

こんばんは、
肝臓がお疲れ気味の野崎です。


蒸し暑くなってきましたねー。
予報によると今年の夏は
例年よりも暑くなるんだとか。

特に7月と8月がピークみたいです。


「やったー!夏が来る」
と嬉しい気持ちの方もいれば、

「わー夏かぁ、暑いの嫌いなんだよね」
とゲンナリする気持ちになる方もいると思います。

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そんな暑い夏に飲みたくなるのが、
キンキンに冷えたビール。

クリーミーな泡と
独特な切れ味のビールは、
夏の暑さをキーンと癒してくれます。

お酒が好きな方は、
頭の中がビールで生唾をゴクリとしていると思います。

お酒が得意じゃない方は
へーそうなんだ

とあんまり興味がないですよね。

でも最後は、
お酒を飲む飲まないに関わらず
大切なことを書いてあるので、
ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。


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あなたはどんな時にお酒を飲みますか?

金曜日の仕事終わりの夜に一杯
居酒屋やレストランで同僚と一杯
元気がないときに一杯

など、いろんなシチュエーションが
あると思います。

一人で飲むのもよし、
みんなで乾杯するのもよし

ビールの数だけ
そこには物語があります。


そんなちょっと贅沢をしたい時の
需要を満たしてくれるのが

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高級ビールから生まれる
独特の芳醇な香りと、クリーミーな泡は、
大人の喉をやさしく包み込むように癒してくれます。

プレミアムビールといえば
プレミアムモルツ


プレミアムビールの市場を牽引したのが
サントリーのプレミアムモルツ。


2003年の販売開始以来、
右肩あがりで売上を伸ばしております。

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ライバルはビスビール


プレミアムビールの代表格の
「サントリー プレミアムモルツ」ですが、
最初からうまく行ったわけではありません。

少し前の話になりますが、
今から20年前の2000年。

当時プレミアムビールといえば、
「ヱビスビール」が主流でした。

サントリーはプレミアム路線の
新しい戦略を打ち出すために
まずはヱビスビールのことを徹底的に調査しました。

すると、
ヱビスビールの売上が最も上がる季節は、
お中元などのギフトシーズンや
人が集まる年末年始。


いわゆる贈り物や記念日に応えるビール
と言うことがわかりました。

あなたもビールを頂いたり、
贈ったりした経験はありませんか?


高級ビールが飲みたくなるタイミングは
休日の夜

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さらにサントリーは
特別な日以外でも、
消費者に高級ビールが
飲みたくなるタイミングをリサーチしたところ、

給料日の夜や疲れた時ではなく、
一番多かった回答が、

休日の夕食の時間
ということが分かりました。

こうした消費者の
動向調査から生まれたのが、

『最高金賞のビールで最高の週末を。』
のキャッチコピーでおなじみのプレミアムモルツ。

「少々高くても美味しいビールを、週末、自宅で気軽に飲んでほしい」
というコンセプトが
癒しを求める現代人に大ヒット。

プレミアムモルツは、
「週末」というキーワードと、


2005年に受賞した
「モンドセレクション」
最高金賞受賞をフックに、

『最高金賞のビールで最高の週末を。』
というシーンの提案をすることで、

翌年2006年には、
対前年比440%となる
550万ケースの売り上げを達成したのです。


その結果、
週末といえば、「プレミアムなビールを飲む」文化
を日本に根付かせることに大成功しました。


2021年も
プレミアムビールの売り上げは好調


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さらに驚くことに、
このご時世にも関わらず、
プレミアムビールの売り上げは好調。

2020年10~11月の
プレミアムモルツの売り上げは、
前年比の12%増。

外食の機会が減った反面、
フードデリバリーの文化が広まったように、

おうちの中でも贅沢をしたい
というニーズと高級ビールがマッチして、
売り上げは右肩上がりとなっています。


このように、
「ターゲット」を変更することで
高単価の商品販売に成功したのは
プレミアムビールだけではありません。


コピーライティングの世界でも
ターゲットを変えただけで反応がグンと上がった事例もあります。


駅から徒歩25分、築50年のホテルの逆転劇

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例えば、、
駅から徒歩25分の町外れにある築50年のビジネスホテルと
新しくできた最新設備の整ったホテルがあるとしたら、

あなたは、
どちらのホテルを選びたいですか?

おそらく、
後者の新しいホテルを選ぶ人が
多いと思います。

事実、
古いビジネスホテルのお客さんは
新しいホテルに吸い取られていき、
倒産寸前にまで追い込まれていました。

そんな時に、
あるコピーライターが「ターゲット」
を変更してブランディングをしたところ大成功。

売上はV字回復し、
倒産の危機を逃れることができました。

では、コピーライターは
どのようにして打ち出したのでしょうか?

それは、、

弱みを強みに変えた


築50年のホテルは、
駅から徒歩25分の立地にあるので、
繁華街から離れており、とても静かです。

さらに、昔のホテルは
柱が太く構造がしっかりしているので
隣の部屋の音が聞こえず、防音に優れています


この2つを掛け合わせ、


寝坊してしまうほどグッスリ眠れるホテル

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と打ち出しました。


すると、
癒しを求めるサラリーマンや、
ホテルにこもって
仕事に集中したいビジネスマンから予約が殺到。

瞬く間に、以前のような活気を取り戻しました。


プレミアムモルツや
築50年のホテルから学べることは、



======================
ターゲットを変えることで、
売上は大きく変わる
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ということ。

日常生活で、あなたが普段買うものは
どんな人をターゲットにしているんだろう?

と想像するだけで、
違った発見があるかもしれません。


いつも最後までお読みいただき
ありがとうございます。


__追伸__

毎日飲んでるとビール注ぐのが
ちょっと上手になりました。

泡の比率って難しいですね。
夏の暑さに乾杯🍻

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