笑えない時
仕事に家事に育児に、たまに一人の時間。
最近のの毎日をつくる時間はだいたいこの4つでできていて、すべてに共通しているのは自分のペースが崩れていくと、笑えなくなることだ。
マイペースな性格なのは自覚があるから、自分の裁量でこなせる時はどれを取っても心地よく過ごせるし、余裕もある。
ところが最近はどうだろう。
慣れない仕事を覚え、帰宅後は姉妹たちのペースで進む。
溜まる洗濯と洗い物。
先月から環境が変わって、月の前半は気合いも 入っていて頑張れたけれど、後半は失速した。
今よく言われるワンオペ育児と仕事と、
え、これ一人で無理じゃない?って思ったら張り詰めていた糸が切れてしまった。
そして疲れすぎたのか全然笑えなくなってしまった。
何のための仕事なのか、
何のための毎日なのか、
こんな風になった時の自分は、気持ちがドドドっとみるみる落ちていく。
そして、家の中でも不機嫌さをばら撒き、
家族の雰囲気も最悪だった。
やめたくても止まらない不機嫌さと、疲れと。
こういう時は誰かに話を聞いてもらいたい。
アドバイスはいらない。
ただただ話を聞いてもらい、自分の中にあるモヤモヤとぐちゃぐちゃを吐き出したい。
男性からすると解決策のない会話をするのは苦手らしい。
旦那さんに話をぶつけるとだいたい喧嘩になる。
ここでまた旦那さんへの不満を挙げだすとキリがないから、(言うことは言うけど、)
こういう笑えない時はお笑いを見て笑ってしまうのが効果的だと自分なりの解消法を見つけた。
それでも笑えない時は泣く。
もしくは泣いて少し落ちついたらお笑いを見る。
昔から見ていたお笑いが、志村けんだった。
「だいじょうぶだぁ〜」と言いながら笑えてしまうのが好きで、もう変な顔ひとつで面白い。
最近も子どもたちを寝かしつけたらカトちゃんケンちゃんの動画を見ては、暗闇の中で静かに笑っている。
側から見るとこわいけど。笑
さっきまであれだけキリキリしていた心が一気に緩んでしまうのだから、笑いの力はすごいなぁと思う。
誰かのせいで機嫌が悪くなるとか、周りに振り回されていると思う時は、自分で自分を笑わせてあげられることを探してみようと思う。
自分が小さい頃に好きだったことや人は、大人になっても変わらないことが多い。
そう言えば、ケンちゃんラーメン好きだったな。
今もあったらケンちゃんパズルほしいな。笑
笑えない時だって笑ってしまうのだから、お笑いを仕事にする人には感謝感謝だ。
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